「それはどうかと思う」こと
とくに自分に向けられた行為ではないんだけど、
「それはどうかと思う」ときがある。
たとえば、朝早くウォーキングをしている高齢男性。
みんな決まってライト(懐中電灯)を持ってない。
ジョギングしていると、突然目の前にあらわれてびっくりする。
ライトって自分の足元を照らすだけじゃなくて、
他人に向かって自分の存在を示す役割もある。
ここに歩いてる人がいますから気をつけてね、って。
もちろん、高齢女性も同じくなんだけど、
女性の場合はわりと明るい、目立つ色の装いをしている。
ところがおっさんじいさんは、黒の上下。
自分中心的で、あれはどうかと思う。
それから、公衆浴場でカラダを拭かずに上がる人。
タオルでちゃんと水気を拭き取ってから浴室を出ないと、
足ふきマットがびちゃびちゃ、脱衣所も床が濡れてたりする。
自分ちなら足ふきマットの近くにバスタオルが用意してあるんだろうけど、
(しかも母親か妻に用意させてる)
公衆浴場はそうじゃない。
これは高齢者より中年のほうに多いが、
いい年して、パブリックとプライベートの区別がついていない。
それはどうかと思うし、
恥を知れ恥を、と心のなかで叫ぶときもある。
あと、会食のときに箸置きがあるのに箸置きを使わない人。
お皿やお椀の上に置いてしまう。
これは「渡し箸」。おごちそうさま、の印でもある。
自分ちでの食事のときに箸置きを使ってないから、
ついついいつもの無作法が出てしまう。
これが一番、日常でどうかと思うことが多い行為かもしれない。
箸置き、使いましょう。
(読み返したら、なんか一人で怒ってるっぽい。これはどうかと思ったけど……)