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自分の選択を信じる(本帰国から2ヶ月)

こんにちは、むっぴです!

本帰国から2ヶ月ほど経ち、家の中や生活がようやく整ってきました。
子供の習い事や家計管理など、調整事項の残りはまだあるものの、
少しずつ日常のスタイルができ始め、心も以前より穏やかな気がします。

前回の投稿は、本帰国から1ヶ月程度の時に書いたもので、
その時は今よりもネガティブな気持ちや焦り・不安が色濃くありました。
今は、まだ少し地に足がつかないような気持ちがありつつも、
現状を前向きに捉えたり、新しい楽しみを作ったりできるようになってきたところです。
本帰国前後のメンタルへのダメージは知識として知っていましたが、
実際に経験してかなり心身がすり減ったなと感じています・・・。
今回はそんな経験を、今の自分と比較しつつ記録したいと思います。


孤独と寂しさ

日本帰国後は、みんな当然のように働いていて、日中の街はとても静か。

みんな行くべき場所があり、やるべきことがあり・・・。

そんな中にポンっと外から投げ入れられた自分は、これからどうしたら?

と無所属感や孤独感、焦りを感じてしまいました。

前回記事より

本帰国あるあるだと思いますが、最初とにかく焦りや不安でいっぱいでした。
浦島太郎で、どこにも所属していない(ような)自分。
みんな正しくレールに乗って人生を進めているのに、自分はよくわからん状態。
帯同先では、同じ境遇の仲間と苦労しながらも楽しい子育てをしていたのに、
突然、親子ともに親しい人ゼロの環境で一から生活。
かたや夫は同じ会社に引き続き勤務しており、これまでと大差ないスタイルで生活して、しかも平日の存在感ほとんどなし。
4月初旬のまだ肌寒い日本で、心まで冷え切った思いで過ごしていました。

でもだんだん見えてきたこと

実際に帯同先と生活スタイルも違えば、親しい人ゼロスタートなのも事実でしたが、疲れや寂しさ、新しい環境への適応過程で、過剰にネガティブになっていた面もあったなと今なら思えます。

日中の街は静か。たしかにそうだけれど、小さい子を連れて公園に来ているお母さんもいる。散歩したり、おしゃべりしたりしている年配の方もいる。
カフェに行ってみれば、ノマドスタイルで働いている人や、勉強している人たち。
スーパーに行けば、時には赤ちゃんを連れて買い物しているお父さんも。
午後になれば、子どもを習い事に連れて行くお母さん、孫と過ごすおじいちゃんやおばあちゃん、学童支援員さんと過ごしている子供たちなど、いろんな人が行き来し始める。
みんなそれぞれの生活をしているし、別に皆が皆、同じレールに乗って、全く同じ生活スタイルで暮らしているわけじゃない。当然、みんな何も悩みがないってわけでもないだろう。

帰国したての私は、何に対してかとにかく毎日焦り、孤独を感じ、
そうした周りの人たちの存在があまり見えていませんでした。
さらに、日本の様子が知りたくて帰国前からネットばかり見ていたせいもあって、
まるで、今の日本ではみんながみんな例外なくフルタイムで働いている!この街で今自分だけが家にいる!そしてそれは良くないこと・・・
とでも言うような感覚に陥っていました。
会社に所属するだけが人生じゃないし、皆と同じならオールオッケーでもない、
自分で自分の生活スタイルを選び取ろう、と心に決めていたのに、
まぁ根っからの日本人なので、いざ日本社会に溶け込もうとした時、
自分が多数派という安心感がないことで想像以上に心が疲れてしまったようです。

そもそも子育て世帯は多数派じゃなかった

でもはたと気づいたのですが、少子化が進む日本、子育て世帯は全世帯のうち2割以下。
そして我が家が引っ越したのは築30年の古くからある大規模マンションエリア。
たぶん、そもそも日本のこの場所で子育てしている時点で、別に自分は多数派じゃないし。
必要以上に孤独を感じたり、仲間が少ないと不安になったりする必要はなくて、
自分と家族が心地よく過ごせれば良いし、働き方もそれを重視して決めたよね。

と、少しずつですが、自分の中にある何か異常な焦り(自分だけ取り残されたような気持ち)を落ち着けることができるようになりました。

とりあえず今の気持ち

なんとなく、まだ心が不安定な気持ちはありますが、
本帰国から2ヶ月、心の前向き成分も増えてきた!というのがまとめになるかなと思います。
ごく短時間の勤務から始めたお仕事も、少しずつ時間も伸び内容も本格化してきて、不安もありつつ、役に立ちたい!という前向きな挑戦心が持てるようになりました。
当面は引き続き、仕事4割・家庭6割ぐらいのバランスで過ごせそうなので、
自分が理想としていた通り、子どもたちともしっかり関わりたいと思っています。

長くなりましたが、本帰国後にズドーンと落ちたメンタルから、
少しずつ回復し、なんとか自己肯定しようと踠いている現状・・・
を忘れないために今回投稿しました。
正直、帰国後は単純に肉体的・精神的疲労もすごくて、体のあちこちにも不調が現れ、子連れ海外引越しはそうそうするものではないと改めて思いました。。
(肌荒れ、生理不順、繰り返す目の充血・・・など、散々でした。)

noteでは、いろんな方の投稿を読んで日々参考にさせていただいています。
自分も、帯同中に考えたことや海外での妊娠出産についても
備忘を兼ねて書いてみたいと思いながらなかなか実現せずにいます。

ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました!
また今後も、心境の変化なども投稿できたらと思います。

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