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怪奇! 那須・古戦場跡に「蠢く謎の影」が出現/田川幹太

心霊スポットでのライブ配信中の動画に、奇妙な「影」が映り込むという事案が発生。これはUMAなのか、あるいは……。映像のプロを困惑させる「ナニか」が向かった先を調べると、さらに謎を深める事実が判明した!

文=西浦和也 写真=田川幹太

心霊映像監督・田川幹太が撮影!

 あなたは「フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)」というジャンルをご存じだろうか? 多くの人はピンとこないかもしれないが、『宇宙人解剖フィルム』とか『第三の選択』みたいなもの、といわれれば、イメージできるだろう。つまり、フィクションをドキュメンタリーのように演出した作品である。他にも海外では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』、日本では『邪願霊』『放送禁止』『怨念地図』シリーズなどが有名であり、30年以上前からリリースされている。そのフェイクドキュメンタリー先駆者のひとり、田川幹太監督から、先日一本の動画を見せられた。

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田川幹太(映画監督)/主な作品に『稲川淳二の恐怖への招待状』『杉沢村伝説 完全無削除 絶対恐怖版』『 最強獣誕生 ネズラ -NEZULLA-』などがある。写真は現場となった道路を再調査中の一幕。

「まずは黙って見てください……」

 そういって見せられた映像は、真夜中、道の上に止められた車中から、フロントガラスごしを撮影したものだった。車2台が通れる緩やかなカーブの向こう側に、衝突防止の標識のものと思われるライトが点滅を繰り返している。両側には錆びたガードレールが草の間からその頭を覗かせ、その向こう側は、深い林になっていて見通すことはできない。車の中では、田川監督と同乗者の会話が流れている。

この動画はYouTubeチャンネル「mononof7zoochannel」にて公開中。
記事中の生配信の動画はこちらで。

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