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「嶽啓道」秘伝のまじないで龍神パワーをいただく! 実践・翡翠玉開運術/き りん・本田不二雄

日本の国石「ヒスイ(翡翠)」は"龍神の卵"であるときりん師はいう。
天地のことわりに準じ、大地とのつながりのなかで生きる日本発祥の民俗宗教「嶽啓道がくけいどう」のまじない秘法のセオリーから、今回は、ヒスイのパワーをいただき、願望成就、開運向上につなげていく方法をきりん師に伝授いただこう。

指導=き りん(占呪術師/嶽啓道杜頭)
文・構成=本田 不二雄(神仏探偵)

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翡翠クリスタルの「お作法」とまじない言葉

*この項目は「ムー」2021年11月号・紙版だけの付録「翡翠クリスタル」についての解説です。ウェブ版では順番を入れ替えて掲載します。

 ――では、付録の「翡翠クリスタル」を用いた作法とそのコツを教えてください。
「玉状のモノは、このように片方の掌の真ん中に置いて(写真①)、もう片方の掌で蓋をするようにかぶせ(写真②)、両掌で玉を感じるように大事に回していきます。これを、まじない言葉を唱えながら行うと効果的です。定期的にこの作法を行う機会をもって、あとは常に持ち歩くこと。このような『玉』ではなく、原石(あるいはそのかけら)の状態であれば、紙などにしっかり包んで袋などに入れておきます」
「あと、塗香ずこう(通常手に塗る清め香のこと)を掌に塗って先のお作法を行うのもいいですね。そして、塗香と一緒にこうやって(両方の掌を合わせる)」
 ――塗香(清め香)と一緒にというのはどういう意味が?
「お香は植物なので、『木』の気です。つまり、植物と土(石)のエネルギーを調和させるということです。また、塗香そのものに呪術的にはパワーがあります。要するにいろんな植物の粉であると同時に、これは生薬でもある。お香じたいが胃腸器系の薬になったり、血止めになったり……。なので、持病がある方は、普段飲むお薬のポーチの中に、一緒にヒスイ石を入れておけば、お薬のお守りにもなる。その人の体により効く薬になります」
 きりん師は、この「お作法」には大切なポイントがあるという。
「ときどき『玉』を袋から出して行うのですが、このときほかの人には絶対見せないこと。自分だけのタマゴですから。あと、掌は利き手のほうを上にかぶせてください」
「あと、『お作法』は、毎日してもいいのですが、いちばんは生まれた日の曜日に合わせてやるのがいいですね」
 ――では、先の「まじない言葉」とはどんなものでしょう?
「嶽啓道ではうたうように唱えるもので、明確に言語化されるものではないのですが、今回、あえて言葉にすれば、以下のようになります」
〈わたしありませ なじみませ そだちませ〉
 ――あえて解釈すれば、どんな意味になるんでしょう?
「これは『私が在る』ということであり、玉と自分がおたがいに『渡しあう』ということでもあります。玉と自分が不二一体であると。この玉が自分の中に入りますように、玉の中に自分が入りますように。お互いがなじみ合うようにという」
「最後の『そだちませ』は、『そ+たちませ』なんですよ。「そ」とは、基礎の「そ」であり、素材の「そ」でもあり、それがし(某=おのれ)の「そ」でもある。自分の中に一本柱が立つということなんですね」
 そうやって言霊をこめて育てた玉は、「カタチダマ」というらしい。
「『コトダマ、オトダマ、カタチダマ』(ミノタマと総称)といいます。前ふたつは目に見えないものですが、『カタチダマ』は、形になったものなので、いちばん強いんですね」(きりん師)

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まじない修法を行うきりん師。今回、お守り石の伝授を実演していただいた(近日中にウェブ版で動画を公開予定)。

翡翠クリスタルのお作法

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①石を利き手でないほうの掌の中心に載せる。このとき、掌に塗香を塗っておくとなおよい。

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②もう片方の利き手の掌で蓋をするようにかぶせ、両掌で玉を感じるように大事に回しながら、〈わたしありませ なじみませ そだちませ〉を唱える。

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③作法を終えたら、適当な袋(お守袋などで可)に入れて持ち歩く。

*実演動画はこちら(TikTok)


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