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ウェブマガジン ムーCLUB

ムー本誌の特集記事のほか、ここだけの特別企画やインタビュー記事、占いなどを限定公開。オカルト業界の最奥部で活動する執筆陣によるコラムマガジンです。一部記事は全文公開します。
マニアックなロングインタビューや特異な筆者によるコラム、非公開のイベントレポートなど、本誌では掲載…
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2021年9月の記事一覧

カナダ・オカナガン湖に棲息する水の悪魔! UMAオゴポゴの基礎知識/羽仁礼・ムーペディア

新サイト「webムー」で公開! https://web-mu.jp/paranormal/658/ 毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、カナダ南西部のオカナガン湖に棲息し、先住民の間でも語り伝えられた謎の怪物を取りあげる。 文=羽仁 礼

知られざる修道士の祈りの山 ギリシア正教の聖山アトス巡礼/中西裕人

ギリシア北部のエーゲを望む小半島に所在するアトスは、原始キリスト教の伝統を汲む修道院が建ち並び、俗世と隔絶された、謎の宗教自治国ともいわれる。1000年以上にわたって変わることなく続く、修道士たちの祈りの日々を貴重な写真で追う。 文・写真=中西裕人

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「仏カード」で未来を占断! 仏教曼荼羅タロット観仏符/古銀剛

「なぜ、今までなかったんだろう……」だれもがそう思ってしまう、占いグッズが誕生した。仏・菩薩(ぼさつ)を主役にした仏教版タロット、「観仏符(かんぶつふ) 」だ。 しかも、マンダラをモチーフとしたこのカードを用いれば、密教の秘法をも マスターできてしまうという。話題沸騰の仏教タロットの魅力に迫る。 文=古銀 剛 マンダラをモチーフにした「仏教タロット」 円輪内に種々の仏尊を配置した図絵を、マンダラ(曼荼羅、曼陀羅)と呼ぶ。密教的な宇宙観や悟りの境地がシンボリックに表現された

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新羅時代の生け贄儀式! ”人柱”と思われる人骨が発見された/遠野そら・MYSTERYPRESS

新サイトwebムーで公開 https://web-mu.jp/history/24912/ 韓国の宮殿遺跡から発見された人骨は、繁栄のために人柱となった生け贄だった? 古代史研究の重要な発見となりそうだ。

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『妖怪大戦争』と大映妖怪映画三部作の思い出/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録

60年代後半の「妖怪」ブームの思い出に続いて、「大映妖怪映画三部作」を振り返る。スカした作りでもなく、子供だましでもなく、時代を妖怪に託してエンタメにも昇華した熱量を、昭和こどもたちは確かに受け取っていた。 文=初見健一 #昭和こどもオカルト 「大映特撮」によって実写化された妖怪たち 前回は1960年代後半の「妖怪ブーム」について語ったが、今回も引き続き妖怪ネタである。前回も触れた1968年の映画『妖怪大戦争』、その2度目のリメイク作品が、三池崇監督による『妖怪大戦争ガー

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まだまださきのもの/読者のミステリー体験

「ムー」最初期から現在まで続く読者投稿ページ「ミステリー体験」。長い歴史の中から選ばれた作品をここに紹介する。 選=吉田悠軌 まだまださきのもの 栃木県 46歳 福田宏  最近、ある大手電機メーカーが発表したヘッドホン型ステレオの最新モデルを見て、びっくりしていました。  私はなんと、それを35年前に見ていたのです!  そのころ私の実家は、アパートを営んでいました。2階建てで12室あり、大学生や若い勤め人が主な住人でした。  私が小学6年生のときです。空き室にひとりの

超能力増幅テクノロジー「ダウジング」のリアルな超常現象/堤裕司

太古から人々とともにあった謎の技術「ダウジング」。それは単に水脈や鉱脈を捜すだけのものではない。人知を超えた不可思議な現象すら引き起こすのだ……。 卓越した超常現象研究家でもある筆者が披瀝する神秘に満ちたエピソードの数々をご紹介しよう。 三上編集長による解説動画 文=堤 裕司 イラストレーション=坂之王道 chapter 01 太古から現代――ダウジングとその歴史  本誌の読者には、今さらの説明ではあるが、「ダウジング」とは振り子やロッドなど簡単な道具を用いて、地下の水

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廃墟が呼ぶ/黒史郎・化け録

あるときは図書館の書架を漁り、あるときは体験者から話を訊き……「化け録」は、日々古今の怪異を収集する作家・黒史郎が拾い集めた膨大な化け物たちの記録。 第1回目はまず、こんなお話を、ひとつ。 文=黒史郎 イラストレーション=北原功士 廃墟が呼ぶ 廃墟には人を惹きつけるものがある。だからといって勝手に踏み荒らしていいはずがない。  しかし、近年ではそういう場所を心霊スポットと称して不法侵入し、撮影した動画をネットにあげる行為が横行している。これは霊に対しても不行儀ではないだろ

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天狗の霊術を使い、物品を引き寄せ、水面を歩く! 仙縁道者 高橋宥明/不二龍彦

空を飛んだり、水上を地上と同じように歩いたり、自在に姿を消す……そんな術法をこともなげに駆使できたひとりの男がいた。 「神変極りなき通力の所有者」といわれた高橋宥明(ゆうめい)である。 彼の術法のルーツを求めて、筆者は山形へと飛んだ──。 文=不二龍彦 山中で弘法大師と出会い不思議な力を授かった  天下の奇書ともいうべき『高橋宥明(ゆうめい)上人神変記』には、宥明上人が空を飛んで高野山に詣でたり、水上を地上と変わらず歩いたり、自在に姿を消す隠形やテレポーションを行じたり、

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映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』は実話だった! 全米を震撼させた悪魔憑き殺人事件/山口直樹

2021年10月に公開予定のホラー映画「死霊館」の最新作は、約40年前、実際に起きた殺人事件がテーマだ。取り憑いた悪魔による凄惨な刺殺事件、その背景にいったい何が起こっていたのか。事件を紐解いていくと、隠された真実が明らかになったのである。 文=山口直樹 実話をもとに描かれた最恐ホラー映画公開  アメリカに、50年以上にわたって、悪魔や悪霊が関与しているとみられる不可解な現象に苦しむ人々の救済に取り組んだ夫妻がいた。エドとロレインのウォーレン夫妻だ。  エド・ウォーレン(

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マルタ島の異形頭蓋骨とアトランティス伝説/遠野そら・MYSTERYPRESS

新サイト「webムー」で公開 https://web-mu.jp/ 巨人伝説が語り伝えられるマルタ島で発見される長頭の頭蓋骨について研究が進んでいる。彼らは海に沈んだ古代文明に関連する集団だったのか?

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ピラミッドパワーで交通事故の発生を減らす計画など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2012年4月号、第336回目の内容です。 文=南山宏 不可能任務 「サンデータイムズ」2010年5月16日付によると、イギリスはワイト島のオルバニー刑務所に、スヌーピーの着ぐるみ男と水鉄砲を構えた男のふたり組が押し入ろうとしたが、相手にされず失敗した。  目的が果たせぬとわかると、今度は看守たちの車にコンクリートブロックを投げつけて傷つけた。  身内の囚人を脱獄させるのが目的だったらしいが、あいにく

るみちゃん人形/読者のミステリー体験

「ムー」最初期から現在まで続く読者投稿ページ「ミステリー体験」。長い歴史の中から選ばれた作品をここに紹介する。 選=吉田悠軌 るみちゃん人形 北海道 27歳 鈴木沙織  小学校のころ、父にねだって、声が出る人形を買ってもらいました。私はその人形に〝るみちゃん〞と名前をつけ、とても可愛がりました。寝るときも、出かけるときも、ずっと抱っこしていました。中学生になってもそれは変わらず、本当に大切にしていました。  中学1年生のころ、うちに遊びにきた友だちが、るみちゃんを見て、

特異点も事象の地平面も存在しない! 最新理論で暴くブラックホールの正体/水野寛之

とてつもなく強大な重力を持ち、近づくすべてのものを飲み込むブラックホール。かつては〝理論上の存在〟と考えられていたが、観測技術の向上によって実在することが確認されてから、その研究は飛躍的に進歩してきた。 最新理論が解き明かした暗黒天体の正体を追う。 文=水野寛之 イラストレーション=久保田晃司 パート1 謎の暗黒天体を撮影! 2019年4月10日、日本の国立天文台も参加する国際プロジェクト、「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」がひとつの発表を行った。およそ55

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