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【破】UJDラボができるまで〜タイマー買って満足するなら家で料理でも作ってな〜

こんばんワンリキー!!やさいです。

今日は3月12日。愛知CLの抽選結果が出ましたね。現時点では開催の方向であることは間違いありませんが、このご時世ですので、この後2週間の情勢次第では中止にもなり得ますので気楽にいきましょう。

おそらくジャッジの稼働も決まっていることでしょう。今回私は残念ながら参加できないのですが、稼働される方は、申し込みをしたけど稼働できなかった人間たちもいることを忘れず、どうか気を引き締めてやっていただければと思います。特にベテランの人も。

今回は【破】ということで、UJDラボに至った経緯のそのさらにバックグラウンドみたいな話です。その意味で【序】と【急】さえ読んでもらえば十分ですので、ここから先はUJDラボマニアになりたい人のための内容となっています。

このタイミングでやろうと思ったワケ


2021年1月3日、馬場ロコさんでしてシティリーグジャッジをやっていたときのことです。その時は、僕のビジネスパートナーであるトイ氏も出勤しておりました。

予選1回戦、どこからともなく手が上がり、そこにトイ氏が駆け付けました。すぐ終わるかな?と横目で見ていましたが、なかなかトラブル対応に時間がかかっているようでした。トイ氏は5分くらい?経過してようやくテーブルを離れて会場の巡回に戻りました。

その日に予定されていた試合がすべて終了して、帰り支度をしていたときに、そういえば、予選1回戦のジャッジコールなんだったのと尋ねたところ

「そう!聞いてくれよやさい。駆け付けたら、『カードを大量に落としちゃったんですけど、どこからどう落ちたかよくわかんないんです』って言われたんだよ!」

地獄だな!!!!

幸いにも、そのジャッジ稼働をかなりしていて経験があるトイ氏だからこそ、この答えのないトラブルに対しても一定の方向性を示しながら最終的に両者納得の解決方法を提示して、対戦を続行してもらうことができたのでしょう。

正直言って、それを聞いて「駆けつけたのが自分ではなくトイ氏でよかったな」と思ってしまいました。そんなトラブルが起きるなんてこちとらまったく想定していないで生きてましたので、驚いてしまいました。

これじゃあダメだよね。


じゃあどうしたらいいんだ!ってなったとき、こんなふうに実際に経験したことがある人がこんなんあったよって教えてくれる機会があればいいなと思いました。人が実際に経験したものであれば、「明日は我が身」の精神で、リアリティーをもって検討ができるなぁ、と。


ジャッジトレーニングラウンジとの違い


さて、話は変わりChangさんという方がジャッジ・トレーニング・ラウンジという企画を2020年初頭に開催していました。こちらのイベントと関係との違いについて少しだけ。

実はこちらの第一回にお邪魔させていただいておりました。対戦×審判→共有会という構成の企画でしたので、この主眼は書いて「対戦して環境を学」ぶことにあったと思います。実際に、その精神はいまも続いていて、本日3月12日も配信形式で企画をやってらっしゃいます!

実際に参加してみての感想ですが、当たり前ですが、ジャッジを集めて対戦をしてるので、ジャッジコールをしなければならないようなトラブルなんてなかったです(笑)。その意味で、僕が想像していたような審判=裁定を出す、というところまでは実際にその日は体験はできませんでした。

とはいえ、対戦中にどういった点を注視してみまわるか、卓付きのジャッジになったときにどういった点を確認していくか等、基本的な所作をChangさんはじめ諸先輩方から学べたのは有意義でした。

この所作というのも一度教えていただければあとは実践あるのみだよね、みたいなところがあります。なので、その当時の僕は「もっと裁定の出し方を学びたい!!」と思ってしまいました。とはいえ、その後はシティリーグ・大型大会はコロナくんのためにバタバタと中止され、稼働もできず…

稼働できる実際の場がない裁定を学ぶにはどうすれば良いのか?を考えたとき、ジャッジ資格者を集めてトラブルがおこるようにプレイすることを仕組んでおく、みたいなことも思い浮かびました。それはそれで良いかなとな思いましたが、ポケカ対戦としてかなり不健全なことを意図的にやることになりますので、個人的には抵抗があります。

加えて、ジャッジが頭の中で作ったトラブルはジャッジの想像力の範囲を超えません。でも、実際に現場で起こるのは最初に書いたようなトラブルです。ジャッジの人はよく、大型大会で一番呼ばれる理由は、落ちたカードを拾うこと、なんて聞きますよね。ジャッジの実態なんてそんなものなのです。

仮にこれを自然に思いつける人がいるとすれば、かつてそのようなトラブルに直面したことのある先人ジャッジしかいないだろうなぁ。

ということで、もし僕がジャッジに関連したイベントをするのであれば、先輩ジャッジをお呼びして、実際に遭遇した悩ましい事例を紹介し、対戦もすることなく実際に検討する、という仕組みでやりたいなと思いました。その事例研究の中で、今まで考えもしなかったようなトラブルに対する免疫力を付け、あわよくばそれをどうプレイヤーに伝えるかまで検討することに重きを置いたりなんかして。

時系列的にはこちらの方が先に思いつき、上のトイ氏とのジャッジでいよいよこれをやってみよう、と思ったっていう感じです。企画に至った背景のさらに背景の話、おしまい。

ジャッジに必要なものは何か。


最近、ジャッジの方でよくキッチンタイマーを購入している人が見受けられます。そのこと自体はいいんですが、ちょっと気になったのはそれをそろえることにちょっと満足してないですか?ってところ。

おそらくこのなぞのキッチンタイマーブームは、僕の友人のカギピ氏がジャッジの持ち物のことに言及した記事に起因していると思います。これ自体はいい記事。

とはいえ、これをそろえないとジャッジができないのかといえば、答えはもちろんNOです。

仮に次の大型大会がジャッジ稼働が初めて、というのであればこの記事は、「お前のためのものじゃない、まだ気にしなくていいぞ。」という言葉を送りたいです。

いや、あった方が間違いなく便利ではあるとは思うから、「お前のためのものではない」は言い過ぎかもしれません。

でも、まだそんなに気にしなくていいと思います。なぜなら実際に稼働してみてから色々考えればいいことだからです。実際に稼働してみて、ジャッジの世界が自分が思っていたのとは違うなって思ってしまい、もうやらないとなると、無駄になってしまう可能性だってありますから。

実際、自分が初稼働した時には、やっすいプラスチックのバインダー(もちろん両開きな訳がない)と腕時計で臨みました。最低限の持ち物ですが、会場のタイマーは見えるわけだし問題はなかったです。もちろんあると便利なものは色々な方からお聞きした上での判断ですよ。

なので、とあるセンパイ?というか、初稼働じゃない人に「バインダーは両開きの方がいいよ」と言われた時は、さすがに俺の中のAdoがうっせぇわを歌い出したね。。

それもそっか…

話がそれましたが、ジャッジ稼働に必要なのは、正確な知識に裏付けされた現場対応力と説得力、そして体力です。これさえあれば、安心して良いと思いますが、ここに自信満々の状態で当日に臨める人もまた少ないと思います。なので、本質的ではない部分はとりあえず後々考えるとして、まずは当日までに上記を極限まで仕上げていく努力をするのがいいんだと思います。

これは稼働経験が多いジャッジの人も同じですよね????


なお、最後のところはビジネスパートナーのトイ氏もちょいかたりジムで言及してくれていますのでよかったらお聞きください。

現場対応力はどこで磨くのか


現場対応力とかそんなん全く知らないよ!シティもジャッジ稼働したことないし、どうすればいいんだ!!


???「あるよ」

といってもおかげさまでもう枠そんなにないので、これをあげてたら埋まっているかも(爆笑

とはいえ、今後も長く続けていきたいと思っている企画ですので、今回参加できずとも頭の片隅に残しておいてもらえると幸いです。



今日は破ということであまりまとまりがないお話をつらつらと書きました。正直、もうちょっとちゃんと想いみたいなのをかければよかったんですが、まだ言語化する能力が足りていないのでいつかまとめます。

ひとまず初回は明後日ですので、その成功に向けてしっかり準備していきたいと思います。

愛知稼働することになったジャッジの皆さんは頑張ってください!応援しております!









ちゃんと見てるよ




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