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お仕事の話1

眼鏡の作成全般で、測定補助、接客、調整修理など
今年で勤続8年目です。

直前まで勤めていた会社をうつで飛ぶように退職
最初の一週間の記憶が全く無く
半年間寝たきりで生活しておりました。

歩行も出来なくなり
文字が蠢いて読めなくなっていたので、何を見てもよくわからずとても不便な思いをしていました。
例えば、お菓子のパッケージを見ても何かよくわからず
食べようにも何かわからない。食べられない。
数日間説明書きと睨めっこをして、やっとなんとなく内容が理解出来るような状態でした。

半年後、漸く電車に乗れる所まで回復すると
母から眼鏡を新調しようと無理矢理に連れ出され
嫌々行った眼鏡屋さんが今勤めている会社です。


こんな安くて怪しい眼鏡なんて絶対使わない。
胡散臭い。嫌だな。から一転『悪く無いな』

レシートには求人募集についても書かれていました。
母から、社会復帰の練習に面接を受ける様に言われ
これまた嫌々、加えて恐々と面接を受け
採用していただき今があります。

面接では、うつで寝たきりからの嫌々…
実際に眼鏡を愛用するようになったお話もしました。

ここで採用されていなかったら
どんな人生だったのでしょうね。