楽になりたいなら努力するしかないのでは
はじめに
むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。
あなたは「楽したい」ですか?
そりゃそうですよね。
無理なくていいなら無理せず
楽していたいものです。
でも、楽になるには「努力」は避けられない
としたらどうでしょう?
今日は「楽になる」とは何なのか
考えてみました。
一生楽できる人はそんなにいない
できることなら一生何もせずに楽に生きたい。
そう思う人は少なくはないのでは。
ちなみに私は多分無理です。
退屈すぎると何かしたくなってしまいます。
世の中には、
一生働かなくても不自由なく生活していける
そんな人がいることも事実です。
これは親や親戚がすでに子供、
下手したら孫の代まで
余裕でカバーできてしまうほどの
異次元の資産を保有している場合です。
実際に大学を卒業しても
一度も就職をしない、というより
させてくれないというような人を実際に
見たことがあります。
「FIRE」という言葉が一時期流行ったように、
SNSなんかを見ていると
早いうちから莫大な資産を築き
セミリタイアして
毎日優雅な生活を送っているという
詐欺なのかただの承認欲求なのか
見分けのつかない投稿を
目にすることがあります。
こんな人たちは先ほどの極端な例とは違い、
自分の力で資産を築いてきた人たちです。
それがどんなやり方であるのかは
今回は目を瞑りますが、
少なくとも日本の一般的な給与所得者が
一生かけて稼ぎ出すような金額を
早くから手にしているのは確かです。
ここまではなくても、
転職、独立を機に人生が変わった。
夢のような生活を送ることができている
という人たちもいます。
さて、
FIREを達成した人、
転職、独立を機に理想の生活を手にした人、
彼らは果たしてずっと楽だったのでしょうか?
おそらく、そこに至るまでに
並々ならぬ努力をしてきているのでは
ないでしょうか。
「今」を取るか「未来」を取るか
「楽」をしたい
という目的自体は何も難しくありません。
今目の前にあることを全て投げ出せば
誰だって「今」この瞬間は「楽」になれます。
しかしその後にツケが回って
これまで以上に過酷な未来が待っている。
それを薄々とわかっているから
多くの人はあえてやろうとはしない。
ダラダラ夏休みを過ごしていて
最終日に慌てて宿題に取り掛かる
小学生と一緒です。
でも「楽」にはなりたい。
ならば先ほどの人たちのように
「努力」するしかないんじゃないですかね?
もう目を背けるのはやめましょうよ。
車を運転したことのある人なら
わかるかと思いますが、
アクセルを踏んで100キロを出すことは
難しくありません。
しかしその難易度は車によって全然違います。
最初っからいいエンジンを積んでいる
高級スポーツカーであれば
ちょっとアクセルを踏んだだけで
一瞬で100キロに到達します。
しかし軽自動車となると
そうもいきません。
思いっきりアクセルを踏み締めて
頑張って頑張ってようやく
100キロに到達します。
これって先ほど例に挙げた資産家と
私たち一般人と同じだと思いませんか?
最初からいいエンジンを積んでいる
高級車は資産家、
私たち一般人は軽自動車です。
でもやることをやれば
同じ100キロというスピードで
走ることはできる。
そして一度スピードに乗った車は
慣性に従い惰性で進み続ける。
これがまさに「楽」な状態では
ないでしょうか?
厳密には車に関しては
そこからスピードの維持や
走り心地の違いはありますが、
等しく「楽」な状態は目指せるはず。
とすれば、
初めから立派なエンジンを
積んでいない私たちは
頑張ってアクセルを踏み込む必要があるはず。
アクセルを踏まずに
100キロのスピードを出せますかね?
多分難しいんじゃないかと思います。
だったら私たちの人生で
「楽」な状態を目指すには
どこかのタイミングで踏ん張る必要が
あるんじゃないでしょうか。
おわりに
私は別に100キロなんか出さなくても
60キロくらいでいい
と言う人もいるでしょう。
しかしある程度のスピードで走っている以上、
都度都度アクセルを踏み足す回数は
増えるはず。
「楽」な状態を完成とするのであれば
確実にある程度以上のスピードに
乗っておいた方がいいはず。
そこそこでいいと
高望みをしないのは大いに結構ですが、
それによって
実は人一倍アクセルを踏むことに
なっているのかもしれない。
とすれば、
私はずっとアクセルを踏み続けるよりは
ある程度踏んだら
もうそんなに踏み込む必要がなくなる。
するとアクセル以外の他のことにも
意識を集中できるようになる。
そんな状態を目指したいなと思いました。
もっとも、運転中は運転に集中しなきゃ
だめですけどね!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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