通関士試験 勉強方法2019 -ある程度のインプットが終わっていて、アウトプットの方法を模索している人向け-

この内容は私が通関士試験合格を目指す同僚や後輩に「私はある程度学習が進んだら、こうやって知識を定着させたよ」と言って教えているものである。私の合格年度は2019年なので、最新の通関士試験では通用しなくっているかもしれないが、参考までに知りたいという方はどうぞ。

通関業法・関税法

1）教科書の選定について

この2科目については暗記科目であるため、ひたすら教科書を読むことになる。本屋やAmazon等で内容を実際に確認し、自分にとってとっつきやすく読みやすいと思うものを選ぶこと。

参考）
・私が主に使用した参考書：
「通関士試験合格ハンドブック」/株式会社日本能率協会マネジメントセンター
・私が主に使用した問題集：
「通関士 過去問題集」/株式会社翔泳社

2）「ずるい暗記術」という時短メソッド

時短メソッドとして、教科書を読まず問題から先に解くという方法があるが、通関士試験はそれは通用しにくい試験である。貿易実務検定C級程度であれば通用すると思うが、通関士試験は出題される範囲が広く、各分野をきちんと理解して問題を解かなければ応用問題に対応ができない。

参考）
・問題から先に解く勉強方法についてはこちら：
「ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法」/ダイヤモンド社