むにえる印のミニチュアブーツのお話

こんにちは!むにえるです。
最近、制作やらで夜更かしをすると、次の日に結構ダイレクトに影響が出るようになりました。若かったあの頃とはもう違うのだな…、と思いつつ、体調管理にも気を配っています。常に元気に!頑張りたいと思います。

今回は、むにえるの看板、「ミニチュアブーツ」について色々お話できればなぁ、と思っています。

王道のミニチュアブーツ(編み上げ)

むにえるを知ってくださっているお客様や作家さんに、『munieruの作品といえば?』と聞くと、たぶんほとんどの人がミニチュアブーツと答えてくれると思います。
『munieru』として作家として初めて出たイベントでも、看板作品として出品していたのがミニチュアブーツでした。それから10年、ずっとむにえるの出展にはミニチュアブーツの存在がありました。

『なんでミニチュアブーツだったんですか?』
作家活動を始めて10年、よく聞かれてきた質問ですが、始まりは単純に技法書に載っていたから、だったと思います。
学生の時、自分が手にするべき素材を色々と模索していて、周りが布とか羊毛フェルト、レジンなど、割とポピュラーな素材を使った制作している中で、授業で少しだけ取り扱ったレザーという素材を使ってみることにした、様な気がします。本当に深い意味もなくて、「レザーやってみるかぁ」ぐらいの気持ちだったと思います。
それなりに色々調べて、お財布とか色々作る中で、その一つがミニチュアブーツでした。

はじめてお客様に販売したミニチュアブーツ

レザーで色々作るようになって、無知だったむにえるにも多少の知識が付き始めてたころ、授業の一環で販売実習に参加することになったんです。
1年生の頃の販売実習は、簡単なキーホルダーを作ったんですが、イベント中に売れなくて、校内フリマで値下げしてなんとか2つ売れたっていうのをはっきり覚えています。
2年生こそは、って張り切って何を出品するか考えていたんですが、やっぱり雑貨のイベントで、お財布とか価格帯の高めの作品は難しいと思って、それならってミニチュアブーツを作って出したんです。

一番最初のミニチュアブーツ。

今のクオリティと比べるとやっぱり…なんて思いますが、この時のブーツが色んな人にお手にとっていただいて、沢山お買い上げいただいたのを覚えています。
この時の屋号はむにえるではなかったんですが、確かにむにえるの出発点でした。
(横文字のなんかカッコいい感じのやつだった気がする…)

進化を続けるミニチュアブーツ

販売実習の後から今日に至るまで、ミニチュアブーツの幾度かの改良がされています。
今販売しているブーツも3代目の型紙で、ここに至るまではたくさんの改良がおこなわれてきました。

3代目ミニチュアブーツ

現行の型紙は、ブライスなどのドール靴としても使用できるように、ブーツの内側に金具が当たらないように制作しました。
今までの作品とサイズ感が変わらないようにしつつ、より可愛く、もっと使用の範囲を広げた型紙に仕上がっています。

うちの看板娘。履いているのはチョコレートカラー。

同じサイズのブーツも、エンジニアブーツやサイドゴアなど、種類も増えてきました。
サイズを変えた、「ミドルブーツ」なんかも次回のイベントなどでお出しできると思いますので、今後のミニチュアブーツの進化もお楽しみに!

制作中の実際の様子を取材していただいた映像もありますので、もし興味があればご覧ください!


ミニチュアブーツは『minne』で一部お取り扱いしています!カラーがまだ充実していないので、ご希望のカラーがございましたらメッセージなどでご連絡いただければ制作、出品しますので、お気軽にご連絡ください!
オーダーまでいかないけど、ちょっとこのカラー見てみた、ぐらいでも全然大丈夫です!
※『むにえるSHOP square店』でも順次出品の予定です。
実店舗だと、委託先の『藤田記念庭園 匠館』様にいくつか納品されていますので、是非ご覧いただければと思います!

【minne】はこちらから!

【むにえるSHOP square店】はこちら!

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