Aぇ! groupと2022年の夏を忘れたくない

人生で、止められないほどの好きが加速して、寝ても覚めても夢中になったことが何度かある

嵐、キスマイ、安井くんを中心としたジャニーズJr、目黒蓮、伊沢拓司(笑)
好きとかファンとか推しとかと明確に何かわからないけど、一線を超えた文字通り”特別”な存在
一線を超えた瞬間は明確に覚えていることが多くて
キスマイならKAT-TUNのコンサートのバックとして紹介されたニカが華麗にバク転を決めてくしゃっと笑った瞬間
目黒蓮なら少年たちで読まれた手紙の内容を知った瞬間
ビビッときた、ハートを撃ち抜かれた、表現の仕方は多々あれど、一番的確なのは「降参」な気がする。

寝ても覚めてもお熱な期間はリミットがあるのも分かっている、ずっと好きでもあの異常な熱量は永遠に続くことはなくて
それが3年続くこともあれば半年で終わることもある。
あまりにギアをあげすぎて、低速すると反動で”好きじゃない”に変わってしまうのも定番で、厄介なオタクができあがってしまう。
きっと、フルパワーマックスで大好きでいる時間が楽しすぎて、アドレナリンどばどばの時期を懐古しちゃうんだろうな。

自分の気持ちを整理してみると、今のキスマイも7orderもSnow ManもQKも全然愛せてないな。人の気持ち、怖すぎる。

前置きが長くなったけど、私は今人生6度目のアドレナリンどばどば期の中にいる。
Aぇ! group 今年の5月にメンバーの顔と名前が一致したばかりの彼らに夢中だ。

布教されて、面白い子たちだなとなんとなく企画動画をみるようになって
ある程度キャラクターを認識できるようになってからパフォーマンス動画を見ていたら
まんまと末澤誠也におちてしまった。表情、身体の使い方、声の出し方、全てがお手本のようなジャニーズで、アイドルで、どうしようこれ好きだ、、とビビッときて頭の中で警報が響き渡るのを感じながら、一晩中パフォーマンスを見漁った。

ちょうど舞台中だったこともあり、迷わずすぐにチケットを入手した。
今見ておかないといけない、と本能が告げていた。

観劇して実在する彼をみると、もっともっと好きになった。

私は本気で夢中になるとその人中心のタイプなので、個人>グループの傾向が強いタイプなはずなのに
気づいたらAぇ! groupまるっとひっくるめて愛しいと思うようになっていた。

好きは日々加速していたから、サマパラの申込み期間と抽選結果時の高低差は凄まじくて
気合を入れずに申し込んだ自分に嘆きながらチケットを探した。
何が何でも会いたくて、どんな手を使ってでも会いたくて、アドレナリン期を何度も体験してきてこれだけの熱量は今だけと分かっていたから、やれることは全部やろうと思った。

そうしてサマパラを待ちわびていた初日前日、全公演中止の連絡。
嘆きながら友人と電話し、いま会えないとこの熱量いつまで持つかわかんないよ???とキレ散らかした。

その3週間後、偶然WESTの東京ドーム公演で彼らに会えた。広いドームの天井近くからでも分かるくらい輝いていて、もっともっともっと同じ空間を一緒に過ごしたくなった。
驚きと興奮と未来への期待と、軽率に一生好きって思ったし、ドーム埋めようねって満月に誓った。

突然ぴあアリでの単独公演が決まって、嬉しくてまた電話して喜びを分かち合って、まだ何も決まってないのに楽しみ楽しみで、早く会いたくて仕方なかった。

当選してからあーでもないこーでもないと言いながらうちわをオーダーして
赤色の服を探して、どうにか誠也く好きなポニーテールにできないかエクステやウィッグを探して、思いを込めてネイルして
1曲目なんだろう、席どこだろう、ファンサもらえるかな、あの曲やるかなってずっとずーっとコンサートのことを考えながら、毎晩Aぇの夢をみた。

OP映像が終わって、メインステージ真横で見切れながら
派手なセットもない中、自分の足で階段を登ってきた彼らが現れた。
6人だけで真ん中に立ち、コテコテのアイドルソングを歌い上げるオープニング。
やっと会えた、と涙が出た。

あっっっっっっっっっっという間の2時間にずっとずっと生かされている。

いま、この時に、彼らに出会えてよかった。
この瞬間が、奇跡だと思う。

この熱量がいつまで続くかは、分からない。
大きくなればなるほど、彼らが夢に近づけば近づくほど
時間の経過とともにきっと私は通常モードに戻っていくだろう。

だけどそうなっても、嫌いになってたくないな。
どんなに、あの時は楽しかった!!!ってこのアドレナリン期を超えられなくて嘆いたとしても
彼らを否定せず、できればちゃんと近くで、応援できていますように。
欲を言えばずっと、ずっと大好きで夢中でいられますように。

この夏は一生忘れない、最高な夏だったけど
もっともっと楽しい夏がこれからも未来永劫続きますように。

今一番の最大限のフルパワーの愛を込めて。

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