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資産運用と相性抜群だった考え方
はじめに
こんにちは、ひかるです。
2024年1月にサイドFIREの目標にしていた資産額を達成したことを前回の記事に書きました。
どれぐらいかかったのかと言えば、約8〜9年ほど。
それまでも貯金として現金を口座に数百万円ほどは貯めていましたが、結婚をしたことでコツコツとドルコスト平均法で投資信託の積立を開始。
その頃はまだFIREという言葉はなく、有利な金融商品の運用方法という感じで投資信託の積立がおすすめされていたのを覚えています。
わたし自身平均的な労働者で、年収も日本の平均年収ぐらいしかもらっていませんが、それでも10年弱でサイドFIREを達成できました。
これはなぜかと言うと、私が実践しているある考え方がベースとなっていて、それが資産運用と非常に相性が良かったことが要因だと思っています。
金融リテラシーとしても非常に実践的ですし、ちょっと大げさですが生きていく上でも非常に有用な考え方なので、これからサイドFIREやFIREを目指す方、貯金額を増やしたい方にもとてもおすすめできる内容。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
ミニマリストが資産運用を加速
資産運用と非常に相性が良かったのは、私がミニマリストであったということです。
詳しく書くと長くなってしまうので詳細は省きますが、私は20代半ば頃からミニマリストの考え方に触れて、そこからずっと実践してきています。
今でこそだいぶ市民権を得られてきているミニマリストという生活の仕方ですが、約10年前にこの言葉が出始めた時は、かなり賛否両論を巻き起こしてきました。
当時の私は物が多くて非常に出費も多く、部屋も汚い状態であり、なおかつそんな生活に嫌気がさしていたのです。
そんな時に日本でミニマリストという言葉が流行し、実践する方々も多く出てきて、私も実践をしました。
最初は資産運用に大きく寄与するということは特に考えていませんでしたが、物を買わないということはお金を使う機会が大幅に減ることとほとんど同じ意味。
ミニマリストになったことで、出費が大幅に減って、結果的に私の資産運用を加速させていったのです。
ミニマリズムとは
ミニマリストの方々が実践している考え方をミニマリズムと言います。
詳しく書くとかなり長くなってしまうのですが、簡潔に説明すると必要なものだけを持って生活をしていきましょうという考え方です。
必要なものというと抽象的で、人それぞれ違ってくるのですが、私自身は結構突き詰めてやっているので本当に物が少ない状態で10年以上暮らしています。
どれくらい少ないかといえば、引っ越しをする時にも引っ越し業者を呼ばずに宅急便で済ませられるぐらい。
「本当に必要なものは何だろうか?」
「これって本当に必要?」
何かを買う時や、物が増えそうな時にこのように考える癖がついてくると、ほとんどのものは大して必要なかったり、ちょっと見栄を張りたくなったりなんとなく欲しいというぐらいの気持ちであることに気づくことが多くなります。
そういうものを買わなくなることで、部屋の中は綺麗に保たれますし、無駄なお金も使わなくて済むし稼がなくても済む。
また何より、使わなかった分のお金は資産運用に回すことで、しっかり増やすこともできます。
資産額の決まり方
資産額の決まり方は以下のように説明されます。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
ミニマリズムがなぜ資産運用に役立つのか。
改めて説明するまでもないかもしれませんが、上記の中で支出の部分が大幅に削減できるということが非常に大きいです。
最初にも少しだけ書きましたが、私自身は平均的な労働者でまったくもって年収は高くありません。
それでもなぜサイドFIREに到達できるだけの運用額に到達できたのかと言えば、
・元々の支出が少ない ≒ サイドFIREに必要な運用額がそこまで多くなくても良くなる。
・必要な物しか買わない = 支出が少ないので運用に回せる金額が多い。
この2点が大きく働いたのが大きかったです。
※こちらの橘玲さんの記事もとても参考になります。
お金をかけなくても楽しめることはたくさんある
SNSでインデックス投資家の方が節約について発信をしていると、
「そんな生活楽しくない!」
「貧乏くさ・・・」
「そこまでしないといけないなんて無理」
このようなリプライが多く飛んでいるのを見かけます。
確かにお金をかけないとできないことというのはあると思いますし、お金をかけるからこそ楽しめる娯楽というのも多く存在するのは知っています。
しかし、お金をたくさんかけないと人生を楽しめないかといえば、そんなことはないと私は思っています。
・図書館で借りた本で読書する。
・サブスクで映画や音楽を楽しむ。
・運動をする。
・ゲームをする。
・時期をずらして旅行をする。
などなど、工夫をすればお金をそこまでかけなくても楽しめることってほんとうにたくさんあります。
わたし自身は必死に働いてブランド物を買い漁り、日々の労働でヘトヘトに働いていた時よりも、必要な物だけに囲まれて余裕のある暮らしをしている方が圧倒的にストレスが無く、楽しいと感じています。
ミニマリストであるということもそうですが、FIREやサイドFIREすることも大多数の人が送る人生とは違う選択肢を選ぶということ。
多くの人の理解は得られないかもしれませんが、ミニマリスト×サイドFIRE生活は余裕があって本当に自分に合ってるし生きやすいと感じています。
まとめ
今回の記事では資産運用とミニマリストの相性の良さについて書きました。
10年前にミニマリストという言葉が出てきた時に、テクノロジーの進歩によって物を持たなくても生活を楽しめるようになったことが大きな要因であると言われていました。
それから10年、その傾向はより進んできていると感じています。
サブスクの種類やシェアリングサービスも当時より質も量も良くなっているし、そのうち家が無くても暮らせるのではないかとすら思えてしまいます。
また、ミニマリストという言葉も奇異な感じで受け取られることはなく、一般的になっているので実践していることを話しても変人扱いされないのも良い傾向です。
サイドFIREとミニマリスト、現代を生きるにはとても良い組み合わせ。
ぜひ生活に取り入れてみて頂ければと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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