『鎌倉殿の13人』第27回「鎌倉殿と13人」(2022年7月17日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45予定)

17日から後編がスタートとした『鎌倉殿の13人』、タイトルがわざわざ「鎌倉殿13人」ではなく、「鎌倉殿13人」となっているのは、第二代鎌倉殿・頼家と御家人たちが対等に近い関係性のなかにあるという含みであろうか。……いずれにせよ、これからのドラマを楽しむために13人の御家人たちってそもそもどういう人たち?ってことは押さえておきたい(なおトップの画像はNHKサイトからの引用。前列の向かって左から北条義時、比企能員、安達盛長、八田知家、梶原景時。2列目は北条時政、三浦義澄、和田義盛、足立遠元。最後列に文官、大江広元、三善康信、中原親能、二階堂行政)。その際の参考文献としてオススメなのは山本みなみ『史伝 北条義時』(小学館、2021年)。私のブクログ本棚でも読了後の簡単なメモあり(

今日のワンポイント
頼朝亡き後に家督を継いだ頼家は、まだ征夷大将軍宣下を受けていない。正式な宣下は、建仁2年(1202年)7月22日のことなのでこの時期にはまだ将軍職に就けるかどうか流動的な情勢にあった。13人のサポート体制もさることながら、朝幕関係が今後どのように構築されていくのかそこに注目。

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