見出し画像

『鎌倉殿の13人』第3回「挙兵は慎重に」(2022年1月23日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)

上記リンクに詳しくあるように、鹿ヶ谷の陰謀事件から清盛と後白河の対立、そして清盛のクーデターという前提がドラマではほとんど触れられておらず、いきなり清盛が後白河を幽閉、安徳天皇を即位させました……みたいなところから始まったので戸惑った視聴者も多いのではないだろうか。一歩譲っても平家の専横に対する不安とか不満とかが高揚してきて、それゆえ以仁王の令旨といった不満分子の気持ちを代弁するような文書も発給されていくというところがイマイチ説得力を欠いていたような気がする。

その令旨をもたらしてきた使者は偉そうだが、いかにも怪しい。頼朝でなくても挙兵には慎重にならざるを得ないだろう。しかし、令旨に躍らされた連中も少なくなったことも事実なので、慎重な行動を選択した頼朝は、「さすが婿殿」と時政が賞賛するに値したしていたのかもしれない。京の政局に対する平時の情報収集が頼朝の判断を誤らせなかったとも言えよう。

今回は僧・文覚が登場。上の画像は頼朝と文覚が描かれた芹沢圭介の版画。実家の床の間に飾ってあった。市川猿之助演じる文覚がどのような役割を果たしていくのか今後の見所のひとつであろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?