ファッションマガジン X NFT
私は元々広告、雑誌などの写真を撮るフォトグラファーを生業にしていました。その活動の中で去年4月に行った写真展 X NFTの仕掛けでNFTに触れてその可能性や面白さに惹かれNFTのコンサルティングクリエイティブ会社CRYPTO&を立ち上げました。
https://shooting-mag.jp/interview/8192/
現在のNFTに関してはNFTアートの売り買いやその価格高騰が殆どの話題ですがNFTの社会の中での使用実例がやっと少しづつ出てきたのをとてもいい事だと感じています。その中でCRYPTO&で神奈川県横須賀市にある浄楽寺と共に御朱印をNFTにしブロックチェーンでお寺とのご縁を繋いだり
実際に人の乗れる巨大ロボットMegabotsでコレクティブNFTを作りロボットエンターテイメントを作り上げていこうとしております。
CRYPTO&の業務としては個人的にとても拘っている部分があります。
NFTのみでの完結ではなくNFTとフィジカルに存在するものを掛け合わせた時に生まれる化学反応や可能性の拡がりを作り上げていく。と言うものがあります。
今回はフォトグラファーとしてotonaMuseと言うファッションマガジンからモデル佐田真由美さんの&MAYUMIと言う連載での撮り下ろし依頼が有りそのDirectionも依頼されておりました。そう。全てOMAKASEです。それは最近の雑誌としては本当に珍しい企画です。昔はそういった自由な企画も多くあったでしょうがこのご時世そんな珍しい連載する雑誌も佐田真由美さんもとてもエネルギーを使う事だと思います。なんでこんな大変な事を続けるのか？それはクリエイターとして自由に表現できる場所を一生懸命残したいんだろう。と勝手に判断して、これ以上無いほどアホを装って（じゃずーっとこの写真が残る様にNFTにしてしまいまひょ。）とダメ元で提案すると面白いからやりましょう。と言われて逆に困りました。
今回雑誌で撮影した写真をNFTにしようと思ったのは幾つかの理由があります。
私もそうだったのですが以前好きな雑誌のお気に入りの1ページを切り抜き集めていた事があります。その1ページ1ページは今でも鮮明にどんな写真でモデルが誰で等覚えています。そんな思い入れをもった１ページをNFTとして保有できる特別な体験とは素晴らしいのではないか。
雑誌と言うものは多くのクリエイター、編集者、モデル、関係者で一つ一つのページが作り上げられている。しかし例えば月刊誌であれば発売期間が過ぎれば店頭から一部の例外を除き無くなり新たな新しい号が発売される。その中で撮影した写真達も共に世の中から無くなります。それはフォトグラファーとしてはとても寂しく思う事がある。
昨今の出版業界の変化で紙で印刷された雑誌の売り上げは減少し（otonaMuseは爆売れ中)それに関わる製作費も厳しい状況になっておりそれはクリエイターの報酬にも少なからず影響がある。
雑誌で掲載されている写真やwebメディアでの写真は簡単にコピーされ許可なくSNS等で拡散されて行く。それはいい事も悪い事もあり一概には全てが駄目とは言えないがそこには製作者達の報酬には影響しない。
そんな事もあり今回は実験的にファッションマガジンの1ページをNFTにし販売することで雑誌社、クリエイター、モデルに新たな報酬の道を作れるのではないか？一生懸命作り上げた写真や制作物が販売期間後も公式なNFTとしてデジタル上に存在し続けそれを保有したい人の元へ送れるのではないか。
今回はotonaMuse編集者、佐田真由美さんの理解度とやってみなはれ精神があり企画を越えて実現しましたがもしかしたら近い将来この方法を全てのファッション雑誌がやっていくかもしれない。そんな未来をワクワクしながらとてもシンプルにそして2022年の美しい佐田真由美さんをそのまま美しく写真に残しました。
今回は仮想通貨でのやり取り等のハードルの高さ考え日本円、クレジットカード決済可能なADAMでの販売です。
otona MUSE × ＆ MAYUMI special NFT情報と購入方法に関して
月刊女性誌「otona MUSE」と女優・モデル佐田真由美との特別企画。2022年4月号掲載の佐田真由美隔月連載「＆ MAYUMI」でフォトグラファーMunetaka Tokuyamaが撮影したポートレイト画像4点を、NFTアートとして販売
・販売形式：各１点 価格25000円
・販売サイト：otona MUSE × ＆ MAYUMI special NFT
・ストアURL：https://adam.jp/stores/cryptoand
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