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最後のオファー(後編)〜キャリアコンサルタントが1年間就活してみた⑪

耳もだんだんよくなっており。
このシリーズ完結とともに
中耳炎ともさようならできたらいいな。

前回はこちらから。
今回もまとまらないので、公開後また編集するかもしれません。


向き合うことは何度でも。

これまでで最高志望度の企業からのオファー。
しかしテレワークの条件が大きく(私にとっては)後退。

夫に意見を求めると

「もっとも優先順位が高い条件(テレワーク)を妥協するのは後々苦しくなるからおすすめしない」

ごもっとも。

何を優先させるか。
私がここでつきつけられた問への答えは

「時間」

でした。

時間をかけて通勤することに
今の人生の時間を費やすことは
受け入れられない。

時間を犠牲にする選択肢は、
「なし」
となったのでした。

キャリコンだって、悩む。

これは前前回のお話と同じく
私にとって苦い決断でした。

面接でお会いした方々は
どの方もステキな方ばかりだったし
(二次面接のRegional Managerはのぞく)
数ヶ月寄り添ってくださった
Tさんに申し訳ないという気持ちも募ります。

オファーを受けたい感情と
軸をぶらしてはいけないという直感

これまでの面接のプロセスを振り返り
家族の状況を踏まえ
自分の軸もあらためて考えると

答えは自然に出たものだったのです。

私が手に入れたかったもの

今回私がA社に求めていたのが何かというと
「経験」だったんですね。

もっと言うと
「グローバル企業で働いた経験」
がほしかった。

なぜなら私の生涯のビジョンである
「多様な人が日本で豊かに生きるしくみをつくる」
この実現に活きるはず、
という考えがあったからです。
(大いなる下心です)

しかしそれは今私が大事にしたいこと=時間
を優先すると叶わないものだった
ということなのです。

何が正解だったのか?

このオファー辞退により
私の就活ライフが一区切りとなります。
(エージェントへの登録は引き続きしています。
夫のアドバイスもあるからね)

今回の一連の行動・決断が
正しかったのか、そうでなかったのか、
まだわかりません。

しかしひとつ言えるようになったのが、
「自分に合う企業が見つかるのは奇跡である」
ということ。

そして
「じゃあ、どうする?」
というのは自分で決めなければならない。
ということ。

今の状況を俯瞰して
軸をもとに優先順位を整理して、
何年後、何を実現するか
そのために今何をするか
それに寄り添うのが
キャリコンの役割なんだわ、
と。

偉そうなこといえないわ、自分。

軸を大事に。旅は続く。

私の実現しようとすることは
「多様な人が働けるしくみをつくる」
ということなのだ、と。

私が自分で自分の軸を叶えるような
働き方をつくれないことには
相手に有益なアドバイスもできない。

一周回って元の位置に戻った
そんな感覚でした。

そして今ある3つの仕事軸

 働き方に柔軟性があり
 経験とスキルで貢献でき
 グローバルに成長できる

を大事にできる働き方を
今も模索しています。

そして一周まわった私が思うこと。

おもしろき こともなき世を おもしろく

自分の人生の楽しさは、自分の心が決める。

そう思えれば、
転職するしないに関わらず
組織に属する属さない関わらず

自分の花を咲かせられる場所を
見つけられるのではないかなと思います。

まだまだ偉そうなことは言えない
へっぽこな私ですが
あなたのことを応援していますね!
そして一緒にがんばりましょ〜〜!


これまで私の過去のもやもや話を
ここまでよんでくださったあなた。
ありがとうございました!

全部よんだよ〜
勇気もらったよ〜

というステキな方は
♡でお知らせくださいね!
(ここで♡少ないとかなしい…)

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