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新規事業のアイデアは社会の「穴」を見つけることから
藤野英人さんの「おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス」という本に書かれている、新規事業を立ち上げるヒントがとても参考になったので、今回、そのエッセンスを紹介したいと思います。
ポイント1.新規事業とは、社会課題(穴)を発見し、それを埋める方法を考えること
藤野さん自身、投資家として多くの起業家を見てきて思ったことは、新規事業は目新しいアイデアによって作られるのではなく、「穴を発見し、それを埋める方法を考える」ことによって生まれているとのこと。
「穴」というのは、社会課題のことであり、「理想としてはこうあってほしいが、現実はそうなっていない」というのが、「埋めるべき穴(ビジネスチャンス)」になるとのこと。
ポイント2.さらに未来の社会課題(穴)を見つけることができればブルーオーシャンで戦える
すでにユーザーが課題だと認識していることであれば、それを解決しようと様々なプレイヤーが参入してきます。
しかし、ユーザーもまだ認識していない「未来の課題」であれば、顕在化していないためコンペティターはいません。
早期に社会実装に向けたテストを重ねていけば、市場の成立と同時に圧倒的なシェアを持つ可能性が高まります。
ポイント3.新規事業立ち上げの本丸は「実装プロセス」
新規事業アイデアとして、何らかの「マイナス」を見つけたとしても、それらはまだ新規事業の入り口にすぎません。本丸は「マイナス」を埋める「実装プロセス」にあります。
新規事業のトライアルを始めると、様々な「思いもよらぬこと」にぶつかります。
それらをひとつひとつクリアしていく修正力が大切になります。
この新規事業の仮説・実証のプロセス(実装プロセス)をいかに誰よりも早く着手し、そして速いスピードで修正していくかが、新規事業における最重要成功要因となります。
同書の中で著者はこう言っています。
これからの10〜20年で日本社会が激変することは間違いはない。
そして「それらの変化を見据えて動く人」と、「それらの変化に備えることなく動こうとしない人」との間で、大きな格差が生じる。
ベタですが、「ピンチはチャンス」という言葉があるように、様々な問題が健在化している今の日本だからこそ、新規事業を立ち上げる絶好のチャンスかもしれませんね。
ディレクターバンクでは、Webマーケティングの運用支援だけでなく、社内の新規事業の立ち上げ支援なども手掛けています。
新規事業立ち上げ経験豊富なディレクターを担当としてアサインさせていただき、新規事業のアイデア出しから二人三脚で取り組ませていただきます。
お気軽にご相談いただければと思います。
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