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加点評価に切り替えるタイミング

今だと思う。

理由は、この一年で世界が変わったから。日本全体の経済が著しく下がったから。
かつての世界から変わりつつある中、今必要なのは、マインドケア・精神的余裕を作る事。挑戦できる環境、空気作りです。

これは、今自分を取り巻いている環境だけに言ってるわけではなく、改めて、世の中、減点評価が多いと感じます。

例えば、メディアで言うところの、「不倫のNEWS」。これ、いつまで続くんでしょうか。さすがにもう飽きていませんか?知ってるアーティストやタレントの不倫が発覚して、気分を害したり、悲しくなった事って本当にあるんでしょうか?少なくとも僕はないですし、周りからも聞いた事がないです。未来永劫、この空気感でいくなら、タレントの結婚率は確実に下がっていきますよね。というかタレントって生きにくそう。と思い、憧れ、志す人もきっと減っていきますよ。

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SNSなんてもっとそう。有名人は何を発信しても、必ずマイナスコメントがついてきます。ただの発信が、思わぬ議論の場になったりで、投稿してる本人の意図せぬ広がりは、周りも見てて疲弊します。

SNS離れしていく芸能人も増えていくでしょう。一般人も、自由に発信したいはずなのに、気づけば、「こう書いたらこう思われるだろうな。」という同調圧力から、当たり障りのない文章を書くだけのアカウントを、量産し続けるだけになります。改めて、誰かを叩くくらいなら、そもそも見なければいい。フォローしなければいいんです。

人間は、良い情報よりも、悪い情報の方が、ねっとり心の奥底に残ってしまうネガティビティ・バイアスがあります。なので、悪い情報や空気感は、極力少ない方がいいんです。ただでさえ、後ろ向きな情報が毎日飛び交うコロナ渦では、他のマイナスな情報は、極力受け取りたくないと僕は思ってます。

また、

「普通」に対する評価も弱いです。

書いてて、まず頭にパッと浮かんだのが子育てです。子供がすくすく健康的に育った場合は、世の中それが普通です。当然なので、誰からも評価されません。そこに評価を求めてはいけないのは、重々承知しています。

が、子供が犯罪者になったり、定職についていない家庭は、周りからのバッシングを受けやすいです。

与えられた環境から、身を崩さずやり遂げた事。は今一度評価される制度を作って欲しいです。「なんてことない1日」も愛していきたいです。

ミスだけが評価対象になってしまう。

そんな世の中になったのは、戦後のキャッチアップ政策などの影響もあります。日本が発展途上国の頃、諸外国の技術を学び、ミスを取り除き、商業的に発展していく上で生まれた「模倣の風習の延長」だと思ってます。

1980年代のバブル期や、全体的に日本企業が安定・上向きの頃は、社会的にも「統制する、懸念材料を減らす」ことは、大いなる大義でした。
ノールールや、特殊対応が多いと、バランスが崩れるからである。

ただ、ここ1年で、

実際に直接会う機会がどんどん減っている、減っていく中、

かつてのような評価基準で人と向き合うのは、非常によろしく無い。これ以上ギスギスすると息苦しいです。
すぐに、物事が変わらないのは、分かっていますが、自分の周りからでも。まずは自分から変わっていきたいです。

思考が減点評価の人は、現代にUP DATEできていない。考え方が古い。対人関係が下手な人。って空気にまで変われば、同調圧力が良い方向に働いて、周りの環境も少しずつ変わります。少しでも早く、そうなればいいと願います。

仕事でも、

今のような時期は、新たな一歩を踏み出す時、沢山の事が頭によぎります。
そんな中、組織的にも、すべて上手くやるのが前提で、うまくいかないことをマイナスする。新しく前進してることを「正」と捉えてもらえないなら、誰も挑戦しないです。

リスクを犯すことができない。

何もチャレンジしない。

イノベーションが起きない。

そうなるとジリ貧です。すぐには気づかないですが、ボディーブローのように組織が腐っていきます。

仕事は、確かに結果が全てです。数字に基づかなかった行動は、費用対効果が伴いません。ただ、その考えが中心となると、数字に基づかない部署の評価がないということにもなりかねないです。


今こそ、加点方式に切り替えて、こんな大変な状況でも、社会のために行動して、挑戦する人をサポートする環境に変えていきたいです。

マイナスは見ない。それは、甘い評価。という考えは、一旦忘れましょう。

学生の頃の、テスト方式に戻りましょう。点数を獲得するためのテストであって、点数を減らされないためのテストではないです。

世の中全体、今は悪いところより、良いところを見よう。

心よりそう思います。










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