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「真っ白なキャンバス」というアイドルの動画を200本撮ってみて

2022年は、撮影ペースだけを見れば2019年に迫る勢いで真っ白なキャンバス(通称、白キャン)を撮影しました。頭がどうかしていたのだと思います。ワクチンを打って現場、ワクチンの効果が切れた頃にまた打って現場、の繰り返しでしたから。

その反動というわけでもないのですが、2022年11月18日の5周年ワンマンライヴ以降、現在に至るまで1か月以上、現場から離れています。そんな中で年末にぽっかりと時間ができたので、151本目から200本目までの振り返りを書いてみる次第です。

なお、200本目までなので、なんと5周年ライヴに到達しません。

No.151 真っ白なキャンバス 2022/03/19 渋谷Spotify O-WEST(真っ白なアトリエ EX)

No.152 真っ白なキャンバス 2022/03/19 渋谷Spotify O-WEST(真っ白なアトリエ vol.15)

昼は妹分のPalette Paradeとの初ツーマン、夜は客層がかなり違うばってん少女隊との初ツーマン。プレッシャーの強い状況ながら、キックから始まる「HAPPY HAPPY TOMORROW」や、アカペラから入る「ルーザーガール」といった新たな趣向が披露されました。終演後にプロデューサーの青木勇斗さんに「今年のベストだと思うんですよ」と話したことを思いだしますが、まだ3月だし、やはり頭がどうかしていたのだと思います。

No.154 真っ白なキャンバス 2022/04/03 東所沢ジャパンパビリオンホールA

「共に描く」が歌われ、それをほぼ引きで撮った映像がとても気に入っている日です。東所沢ジャパンパビリオンホールAは大きなホールなので、最初は会場前方で撮ろうとしたものの、立っている場所がすこしでも通路にはみでるとセキュリティに注意されるので、結局、会場の一番後ろから撮っています。30倍ズームを擁するSONY FDR-AX60だから撮ることができた映像でもあります。

「共に描く」単体の動画もあります。お気に入りです。

また、おぼろげな記憶によると、この時期、私は撮影のたびにVlogもアップロードしていた気がするのですが、Vlogがあるとチャンネル登録者数が完全に止まるので、すべて封印の運命をたどりました。悲劇ですね。

No.156 真っ白なキャンバス 2022/04/15 神奈川県民ホール

撮影中、スタッフに声をかけられるシーンがあるのですが、そんなこともあろうかと事前にこのツイートをTwitterで開いておき、説明することで了解を得ることができました。動画を撮る人は、みんなブックマークしておきましょう。

No.157 真っ白なキャンバス 2022/04/16 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

この日は、SUSURUさんと指原莉乃さんの対談の取材があり、現場に行けない予定だったのですが、取材が早めに終わったので白キャンを撮ることができました。つまり、撮れないはずなのに、それでも未練がましくビデオカメラを持っていったら、結果的に白キャンを撮れたという日です。冷静に考えても、頭がどうかしています。

No.159 真っ白なキャンバス 2022/04/17 Veats SHIBUYA

河口湖での声出しフリーライヴが発表された日です。その発表映像では、私が撮影した過去の白キャンのライヴ映像を使ってもらっているのですが、「自分が撮った映像がスクリーンに投影され、それを自分が撮る」というのは、メタ構造のような感覚でした。これ以降、声出しライヴに向けて、2019年~2020年初頭に私が撮った映像を「白キャン応援委員会」など、各所で使ってもらうことになります。

声出しライヴ発表にあわせて、この時点で最後の声出しライヴであった2019年3月24日の仙台Rensaでの「SHOUT」を公開しました。撮影当時、東京ではすでにライヴハウスが営業できない状況だったので、この日の仙台の動画は、地元の方からどういう反応が来るかわからなかったので、Twitterではアップロードの告知をしませんでした。

No.160 真っ白なキャンバス 2022/04/23 梅田CLUB QUATTRO

大阪。少ししゃくるのが魅力的な鈴木えまさんのヴォーカルが前面に出てきたのは、この日の「空色パズルピース」からでした。

No.161 真っ白なキャンバス 2022/05/14 品川ザ・グランドホール

当時の「HYPE IDOL」は、オフィスビルのホールで開催されることが多く、照明面でも音響面でも、私にとっては鬼門となっていました。

No.165 真っ白なキャンバス 2022/05/22 大手町三井ホール

大手町三井ホールへ向かう途中、友人の訃報が入るという状況で撮影した動画です。撮影中に胸に渦巻いしていた感情を思いだし、今も最後まで見られないのですが、裏腹にカメラワークは極めて冷静で、ラメントが私を映像に集中させたことを感じます。

No.166 【西野千明生誕祭2022】真っ白なキャンバス 2022/05/29 渋谷Spotify O-WEST

欅坂46の「二人セゾン」のカヴァーでの西野千明さんのダンスのソロには胸が震えましたね……。

No.167 【麦田ひかる生誕祭2022】真っ白なキャンバス 2022/06/18 白金高輪SELENE b2

ももいろクローバーの「走れ!」のカヴァー、「PART-TIME DREAMER」、「いま踏み出せ夏」と3曲で麦田ひかるさんが落ちサビを歌った日です。2022年12月27日の「SPARK 2022」も配信で見ていたのですが、麦田ひかるさんが過去一番ではというぐらい「アイデンティティ」で歌っていて、私が現場を離れている間にもみんな成長しているんだなと、当たり前のことを感じます。

No.169 真っ白なキャンバス 2022/07/09 河口湖ステラシアター

無料なのにいかれていたこの日の演出についてはライヴレポートをご覧ください。撮影面では、実は2時間以上の撮影に初めて成功したと感じたライヴでした。2021年11月の4周年ライヴでは、いつもの調子で撮ろうとしたら集中力が続かず、見返すのもつらい映像になってしまいました。河口湖は、90~95点を目指さず、最初から65~70点を目指したら、そこそこの映像が撮れたという感じです。再生回数の点では2022年の代表作となりました。

No.171 【橋本美桜生誕祭2022】真っ白なキャンバス 2022/07/26 渋谷WWW X

橋本美桜さんにはいつもいろいろ気を遣ってもらっていて感謝しています。それはさておき、撮影面ではWWW Xは2階も階段もないので、ひたすら腕が悲鳴を上げていました。YOASOBIの「あの夢をなぞって」カヴァーの冒頭のアカペラが素敵です。

No.172 【小野寺梓生誕祭2022】真っ白なキャンバス 2022/08/08 渋谷Spotify O-WEST

小野寺さんの生誕祭のフル尺の動画は、これでようやく2本目。「PART-TIME-DREAMER」では彼女だけを撮り続けています。

No.174 真っ白なキャンバス 2022/08/25 横浜赤レンガ倉庫イベント広場

首都圏では初の声出し復活ライヴ。この日の私を鳥さんが撮っていて、それをホウラクさんが編集して、以下の動画が生まれ、それをYouTubeショートに投稿したのがショート1本目でした。ほぼ事故です。

No.176 真っ白なキャンバス 2022/09/01 Veats SHIBUYA

三浦菜々子さんの足が突然つったことが、全体を通してスパイスになっている不思議なライヴです。それに対してのメンバーの言動も含めて、もっとも定期公演らしい定期公演なのではないでしょうか。

No.179 【三浦菜々子生誕祭2022】真っ白なキャンバス 2022/09/17 渋谷Spotify O-WEST

この三浦菜々子さんの生誕祭は、MCが実は楽曲の前振りである、という構成が随所に織り込まれていたのが素晴らしかったです。

No.180 真っ白なキャンバス 2022/09/24 渋谷Spotify O-WEST

入場規制で入れないかと思ったよ……。

No.181 真っ白なキャンバス 2022/09/25 横浜ランドマークホール

トークパートを何本かYouTubeショート用に編集しました。そういう意味で取れ高がある動画です。

そういえば一時期、YouTubeショートを50本近くアップロードしたのですが、もともとはTwitterでの告知のために用意したあった10秒程度の動画が膨大にあり、それを転用したものでした。さらにそれを後日、TikTokに転用していくことになります。

それも含めれば、200本どころではなく、累計300本以上の動画を投稿していた気がしますし、やはり頭がどうかしていたと思います。

No.182 真っ白なキャンバス 2022/09/26 Zepp Haneda(TOKYO)

川崎駅からZepp Haneda(TOKYO)までタクシーで向かったら全然着かず、なんとか到着したと思ったら裏口のような場所で開かず、必死に入り口まで回り込んで、会場に入って即撮影した動画です。そのため冒頭が大揺れ。

No.185 真っ白なキャンバス 2022/10/16 お台場地区夢の広場野外ステージ

声出し可能の「ギュウ農フェス」。最前列にいたものの、雲の移動で西日が私の眼球を直撃する状態になり、歌割りとフォーメーションの記憶のみで撮影しています。しかし耐えかねて、途中で最前列を捨てて、MIXのサークルの中央へと入っていった映像です。個人的なお気に入りであると同時に、みなさんが私を排除しなかったことに感謝しています。

No.194 真っ白なキャンバス 2022/10/31 東京タワースタジオアース

これまでで一番高いところで撮影している映像です。階段はさらに上に伸びており、恐怖より好奇心が勝って、一番上まで登ったところ、ただの天井でした。私は登山をすると死ぬタイプだと思います。また、撮影面ではこの前後がどん底の感覚で、それが現在まで後遺症を残しているような気がします。

No.195 真っ白なキャンバス 2022/11/01 Veats SHIBUYA

声出し可能のライヴでしたが、MIXのサークルへの女性限定席からの視線がすごい目だったことを思いだします。撮影面では引き続きどん底。声出しだからと意気込んで、空回りしている状況でした。

No.197 真っ白なキャンバス 2022/11/03 渋谷Spotify O-EAST

No.198 真っ白なキャンバス 2022/11/04 新宿BLAZE

この2本、私にしては会場の前のほうで撮影しています。ふだんはSONY FDR-AX60の30倍ズームの力があるので後方から撮影していることが多いのですが、前のほうで撮るとメンバーからのレスが来るので、そりゃ最前管理の連中は最前を管理するよなと思いました。

No.200 真っ白なキャンバス 2022/11/12 代々木 山野ホール

合宿後にして、5周年ライヴ前のライヴ。ズームが一切なく、引き気味にしてメンバー7人全員をひたすら記録している動画です。白キャンの振り付けの先生であるゲッツさんと、この日だけで90分ほど話していました。

まとめのようなもの

春頃は、Vlogでいろいろ話していたのですが、そのVlogを完全封印したので、記憶そのものがどこかへ行きました。

秋頃、つまり180番台から190番台は、「白キャンは良いのに、撮っている私がダメ」という感覚に陥っていて、なんだか記憶が曖昧です。わりと最近のことなのに。長く撮り続けているからこそ、こういうスランプもあるのでしょう。

そんななかで、白キャンの動画を撮ってくれている他の方が増えてきたことには感謝しています。そうした動画によって、今度は私が現場に再び引き寄せられる日が来ると思いますし、その予定です。