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日本人の国民性⑤ コンテクストを知らないと・・・

こちらをご覧ください。私がアップしたものではありませんが本noteの参考になる可能性があります。
 
(1) タマはこうしてサザエさん一家の家族に。 - YouTube 1分28秒
 
さて、日本人の国民性⑤ コンテクストを知らないと・・・というタイトルの記事ですが、現在の東京ディズニーリゾートには通用しないことであることを最初に申し上げたいと思います。
 
日本人の良い国民性は逆に、外国人とのコミュニケーションの妨げにもなっている、そのことで日本国内でも排他的傾向がみられるというのが今日のnoteの主旨です。  
 
以下のディズニー方式と日本方式(日本の常識
)には私の見方も含まれています。サッと目を通してしてみてください。
 
【科学的】
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ディズニー方式  科学的である 大きな対象を分けて分析する
 
日本方式 非科学的 動物的 総合的判断
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【中心理念(最優先されるもの)】
ディズニー方式 人間愛 人間賛歌(人間は素晴らしい) 共生、共感 WIN-WIN分かち合い ホスピタリティ
 
日本方式 相互監視の村社会? 私生活主義? 二項対立 カラスの勝手でショー社会?
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【経営理念】
ディズニー方式 ハピネスの提供 シナジー効果(相互成功作用)

日本方式 損得勘定?
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【社会の前提】
ディズニー方式 「異質」が前提の社会価値観の違いが前提 契約や約束(ルール)の遵守を重んじる
 
日本方式 「同質」が前提の社会 阿吽の呼吸 以心伝心、暗黙の了解 グループの和
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【自己の認識】    
ディズニー方式 契約重視(入学も雇用もまず契約ありき)

日本方式 解釈重視 その場での合意形成重視
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【成功の法則】
ディズニー方式 協力、協働、コラボレーション

日本方式 競争、やるかやられるか
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【マインド】
ディズニー方式 ディズニー・マインド(豊かさマインド ※『7つの習慣』より)

日本方式 貧困マインド(欠乏マインド 同上)
 
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【判断基準(ものさし)】
ディズニー方式 絶対のルールであるSCSEや理念に合致しているかを判断 鳥の目スケール(理念スケール)
 
日本方式 人の目スケール 虫の目スケール 相対的ルール(世間がよければ)
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ここまでいくつかの項目について箇条書き的に書いてきましたが、この他にも教育や管理・監督などを含めると相当な項目数になります。ここではタイトルのコンテクストの違いについてお伝えしたいと思います。
 
【コンテクスト】
ディズニー方式 低コンテクスト 言語の厳密さを必要とし、事実に基づいた論理を展開する社会
 
日本方式 高コンテクスト キーワードは、察しの世界、黙って目を見ろ何にも言うな 暗黙の了解
 
まず、ウィキペディアをご覧ください。
コンテクスト - Wikipedia
 
読んでも分かりづらいと思いますが、一言で表現すれば「言語コミュニケーションのありよう」でしょうか。日本人は「表情」や「しぐさ」を含めたコミュニケーションが普通です。つまり「非言語コミュニケーション」が当たり前であり欧米の人とは異なります。コンテクストが高い日本人ですから、「以心伝心」などの非言語コミュニケーションが成り立つのです。
 
以下に紹介する記事が分かりやすく説明してくれています。日本人が世界一コンテクストが高いことが分かる最初の図表だけでもご覧ください。
 
【図解】コレ1枚でわかるハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化:ITソリューション塾:オルタナティブ・ブログ (itmedia.co.jp)
ハイコンテクスト文化とは「空気を読む文化」と言い換えることができる。前提となるお互いの文脈(言語や価値観、考え方など)が非常に近い状態のことで、コミュニケーションの際に互いに相手の意図を察し合うことで、「以心伝心」でなんとなく通じてしまう環境や状況のことだ。
<引用終了>
 
日本人はコンテクストが高いことを意識しないと、日本人同士であってもSNS上で誤解を受けることになりかねません。海外や国内で外国人とトラブルに発展するケースも増えてしまうことでしょう。
 
最後に、コンテクストについてより知りたい人のために以下のページを紹介しておきます。
 
ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の例【日本人が空気を読む理由】 | ビジネス英語習得の本質 (ushikubou.com)


 
 
 
   


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