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名言が教えてくれること 私は他人のアイデアや発明を使って・・・

 
私は他人のアイデアや発明を使って、何か新しいものを創ってきたにすぎない。
ヘンリー・フォード
 
今の日本、飛躍的な経済成長は見込めず、「生産性を向上させよ!」という言葉も飛び交っています。そこで、先人たちが残してくれた名言から、あなたの今後の仕事や、何らかの創作活動に役に立つ名言を紹介し、あなたの人生と社会を、少しでも豊かにしていただきたいと思いnoteに書いていきます。
 
もちろん、ウォルト・ディズニーの名言も、私なりの解釈で紹介しますのでご期待下さい。
 
ヘンリー・フォード 自動車王 - 検索 (bing.com)
自動車王と称えられた。人物 アメリカの多くの中流の人々が購入できる初の自動車を開発・生産した。カール・ベンツが自動車の産みの親であるなら、自動車の育ての親はヘンリー・フォードとなる。
<引用終了>
 
アメリカ、デトロイト市には「フォードミュージアム」「フォード通り」「フォードスタジアム(Ford Field)」があります。ヘンリー・フォードは自動車を発明したわけではありませんが、アメリカでは偉大な人物とされています。
 
彼が残した言葉はきわめて謙虚です。新自由主義と呼ばれる現在の経済界で、自分自身を客観的に見ることはなかなかできるものではありません。童話作家アンデルセンの「裸の大様」ではありませんが、空虚な(内容が伴わない)自分に気づかずにいる経営者のなんと多いことでしょう。
 
ヘンリー・フォードの「他人のアイデアや発明を使って」という、この謙虚な言葉ほど大切な言葉はないでしょう。謙虚な姿勢が、人や企業を成長させるということを私たちに教えてくれているのです。
 
ディズニー・テーマパークでも全く同じ言葉が共有されていたと言っても過言ではありません。以下に、ディズニーのアイデアに対する考え方の一部を紹介しますのでご参考に。
 
『ディズニー方式が会社を変える』 ビル・カポダグリ リン・ジャクソン著 PHP研究所より
<開始>
夢からアイデアが生まれ、アイデアからイノベーションが生まれる。イノベーションはどの企業にとっても活力源なのだ。
 
斬新的なアイデアが結実するように、勇気を出してリスクをとる。
 
従業員は、どんなアイデアでも意見として表明することができますし、考慮の対象にしてもらえることを知っています。
 
ディズニー方式は革新的なアイデア良いアイデアを組織全体から集める工夫をする。
 
従業員が自分のアイデアを出しても安全であるという環境をつくること。
 
イノベーションを促進する環境とは、果たしてどのようなものだろうか。一つには、奇抜な発想を歓迎する風土だ。実際、従来のやり方からかなり逸脱した常識破りのアイデアが顧客に関する問題に対して解決策を見出すために必要な場合がよくある。
 
知識と創造性の莫大な蓄積から確信的なアイデアを生み出し、それを実行に移すことによって目覚ましい業績をあげつづけている。
 
一見常識はずれの発想が実用的なアイデアに生まれ変わることがよくある。
 
常識外れのアイデア ―  「それはナンセンス」ではなく、「もしそうだとしたらどうなるか」と問う。
<終了>
 
 
ディズニー方式は全員参加型です。小さなアイデアでも「集めて・貯めて・組み合わせる」ことにより、いつの日か大きなものに変わっていきます。
 
大企業の社長や従業員だけではなく、小さな企業の経営者や従業員にも、ディズニー方式の有効性を認識して頂くことにより、生産性は格段に向上することでしょう。

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