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メディアが書けないryuchell(りゅうちぇる)さん自殺の理由 1/8 はじめに

はじめに
 
3段論法風に本8noteの内容を大ざっぱに表現すると、
 
りゅうちぇるさんは怒りを押し殺し続けた人である。
 
怒りを押し殺し続けた人は自暴自棄(自殺)への道を歩む。
 
故に、りゅうちぇるさんは自暴自棄(自殺)への道を歩む(歩んだ)。
 
自殺への道を歩まぬためには、怒りを押し殺さず、適切に表現された言葉を使って怒りを消し去ることが必要というのが本8noteでお伝えしたいことです。
 
ショッキングな訃報から2カ月になります。7月12日のあの日、多くの人に愛されていたryuchell(りゅうちぇる)さんの心と体に何が起こったのでしょうか。あなたと一緒に考えたいと思います。
 
有名人の自殺に関して、メディアは厚生労働省の報道規制 001120417.pdf (mhlw.go.jp)により、「日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること」「自殺と自殺対策についての正しい情報を報道すること」と示されています。
 
それでもジャニーズ事務所性加害問題と同様に、日本のメディアには報道できないと思います。
 
そこで、自殺に至ってしまうまでのりゅうちぇるさんの「心と体の変化」に関係することについて、本note記事から8回に渡り、できるだけ詳しく、そしてやさくお伝えさせていただきます。
 
そしてその後に、「こころの電話相談(テレビなどで紹介される電話での相談)」に電話する前に、ぜひ行ってみていただきたいことを紹介しますので参考にしてください。私に効果があったことですから、たとえあなたが、私と同じような心の病になったとしても、きっと良い効果が期待できるでしょう。
 
まず、なぜ、私がりゅうちぇるさんの「心と体の変化」についてお伝えしたいという気持ちになったのかについて書きたいと思います。それは、私も同じような誹謗中傷(根拠のない悪口を言って相手を傷つけること 広辞苑)などを受けて、自殺寸前までいった経験があるからです。
 
批判を受けることを覚悟した上で言うと「無実であるのに犯人扱いされた」ということす。それでも本日からのnote記事は、りゅうちぇるさんの自殺の本当の理由について書くnoteですので、私のことは別タイトルの記事に書きたいと思っています。
 
中村むねひらのnote記事のカテゴリーはいろいろですが、あなたやあなたの大切な人の心が「自殺へ道のり」へと決して進まないよう、読んでいただけることに感謝しながら、書けることを惜しむことなく書いていきますので、どうかよろしくお付き合いくださいますようお願いいたします。
 
りゅうちぇるさんが自殺に至るまでの大筋を最初に
 
私の見方の結論は、りゅうちぇるさんは、“本当の自分”を悲しいことに客観視できていなかった、そのことから、思い通りに“本当の自分”を適切な言葉で表現できず、自分の心も思い通りにコントロールできず、自殺行為に走ってしまったということです。
 
りゅうちぇるさんが適切な言葉で“本当の自分”を表現できなかったり、心をコントロールできなかったりした原因は、出身地沖縄での「育った環境」と、中学校3年間の「ヤンキーが君臨する社会」で、“本当の自分”や“表現したい怒り”を押し殺したことにあります。これが出発点です。
 
「押し殺す」という言葉は、今後何回も使わせていただきますが、その意味は「(2)感情などをおさえつけて、外へ表れないようにする 大辞泉」、つまり、「泣き寝入りをする」となります。この言葉だけはぜひ覚えておいてください。
 
そして長期間、自分を傷つけた相手に対する怒りを押し殺し続けると、ラケット感情(後述します)と隠された怒りなどが感情を司る、その人の感情脳に蓄積し、次第に自己嫌悪観を抱くようになると共に、自分自身を責めるようになってしまいます。そして、その自分に向けられた怒りの感情はいずれ爆発して自分自身を崩壊させます。
 
りゅうちぇるさんは、押し殺された怒りによって自分自身をコントロールできなくなり、自殺に至ってしまったというのが、同様な心の状態に陥ったことがある私の見方です。
 
ここまで書いてきたことを簡単にすると、出発点は「感情を押し殺すこと」であり、到着点が「感情の爆発による自殺」となります。
 
さらに言えば、人間は「怒りを押し殺すと自暴自棄(なげやりな行動)になる」ようにできていると言えます。
 
蓄積された怒りを、適切に表現された言葉で感情脳から放出できていれば、りゅうちぇるさんは自分の心もコントロールできていた、と考えると残念でたまりません。この場をお借りして心からの哀悼の意を表します。
 
<目次>
(変わる可能性もあります)
1,   はじめに
2,  考えられる心のメカニズム(仕組み) 
3,  中学校時代から蓄積した怒りが「爆発」して・・・
4,  誹謗中傷と裏切りと、そして女性ホルモンと
5,  戦後の沖縄と育った環境から見えてくること
6,  「キャラクター化」の影響?
7,  SNS社会を生きるあなたに
8,  自殺大国、孤独社会に生きたりゅうちぇるさん自殺理由の「まとめ」
 
「いのちの電話相談」に電話する前に行なってみていただきたいこと

メディアが書けないryuchell(りゅうちぇる)さん自殺の理由 1/8 はじめに
 


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