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バイク乗りとして、noteを書いてみよう⑤【大型卒検のコト最終回】


こんにちは、
あけましておめでとうございます!
2022年もゆるゆる更新していければと思いますので
どうぞ宜しくお願いいたします。

新年一発目、何を書こうかなと思いましたが
やっぱりバイクかなと!🏍
という訳で、このnoteの続きを書きます。


1.補講の予約が取れました

さあ、前回卒検で急制動に敗れ、梅雨と教習所の期限に追われるわたしはなんと平日有給を使い補講に来たのでした。
平日午前中で、小雨の日だったので教習はわたしと男性の2人でした。
そして担当の教官は初めてお見かけする女性の方でした。
ネイルが可愛くて、元気な感じの女子で、教えてもらえるのなんだか嬉しい〜と思うと同時に、このお姉さんは大型の免許持ってるんだな、かっこいい。私も頑張ろう!と思いました。
いつも混み合ったコースを走っていたので、人のいない教習コースってこんなに広いんだなと思いました。男性は第二段階のもう慣れた様子で、教官もいつものコースで課題練習を自由にやってきてください、みたいな指示をされていました。

その後、教官がこちらに来てくださり本日の課題のお話に。
前回卒検で急制動でタイヤがロックしてしまったことをお伝えしたところ
「怖かったねえ〜、怪我しなくてよかった!私も何回もロックさせたことあるけどあれめっちゃ怖いよね?!」と言ってくれました。
先輩女性ライダーからのお言葉はやはり沁みます。男性教官に指導いただくのに、何も不満はないですが、女性ならではの体格的な難しさ的なところは、女性同士だとよくわかり合えるものです。
課題を含めたコースを一周やり、他の課題は安定感もあり何の問題もないとのことで、その日は急制動をやりまくることに。

教官に心配いただいた通り、めっちゃ怖かったので急制動に対する恐怖も苦手意識もバリバリです。
一回コケると本当に怖いです。しかも補講時は、小雨で路面も濡れていたので、制動ラインは2本目に設定されており晴れの日よりも止まる距離に余裕があるのですが、強くブレーキをかけると晴れの日よりもスリップしやすい環境でした。

2.急制動1,000本ノック

1度目の急制動は、ブレーキをグッとかけるのが怖くて2本目のラインも超えてぬるーっと止まってしまいました。

いただいたアドバイスとしては、
①停止線の白線を見ないこと
②最初にしっかり加速しきること

です。

①は、その線までに止まらないといけないからと、ついつい白線を見ながらそこを目掛けてブレーキをかけてしまいがちだといいます。

しかし、どんどん迫ってくる白線に焦り、そのままジワーっとブレーキをかけ続けていけば、ちゃんと止まれていたのに「止まれない!!」と思って、グッとブレーキをかけてしまう。

グッとかけると言っても、ぎゅっと一気に握り込む訳ではなくほんのミリ単位の操作ですがバイクのブレーキはとてもよく効くので、それでも十分スリップや転倒の原因となり得ます。

急制動は、正しいペースで加速し指導されたポイントでアクセルを戻して、じわーっとブレーキを掛ければ十分安全に停止できるように設計してあります。
ブレーキのかけ具合と、前後ブレーキの具合は最終的に感覚と慣れですが、これができないととても公道には出られないので、苦手な方も諦めずに練習時間を大切にしていただきたいです。
前ブレーキ7:後ろブレーキ3 くらいといいますよね。

ですので、落ち着いてやれば大丈夫!
足元の停止線を見るのはやめて、進行方向(教習所は緑のマットが置いてありました)を向くことを意識してやってみて!
とんでもないスピードで突っ込まない限り、マットに突っ込んだりしないから!とアドバイスをいただきました。
(アドバイス②はそのままなので詳細割愛)
いただいたアドバイスは、とても腑に落ちたというか、納得できたので恐怖心がかなり薄くなりました。

その後、上記のことをかなり意識してチャレンジしたところ、やっぱりいざやると少々の恐怖心はありましたが、ちゃんと規定内のエリアで止まることが出来ました!
その後、何度も繰り返し練習します。
そのうち、路面はずっとウェットでしたが1本目のラインまで(晴天時に使用する手前のライン)で止まることが出来るようになってました。

細かいフィードバックをいただきながら、時間いっぱい練習しました。
補講終了時には、卒検普通に受かりそうーなんて思えるくらいには自信がつきました。
帰りにその週末の卒検予約をとり、帰宅しました。


3.二度目の卒検

やはり検定なので、2回目だとしてもやっぱりドキドキしちゃいますが、なんというか2回目の風格も醸し出していかねばなりませんよね。(謎)
皆さんソワソワされている中、

おお、卒検1回目の皆さん緊張していらっしゃる。
わかるわかる、わたしも昔はそんな時代もありましたよお〜。
まあね、あんまり肩に力入れすぎずに頑張ろうや!感を醸し出しながらドンと構えた小柄な人を完璧に演じていたかと思います。

そこまでやったならば、意地でも受からなければなりません。
幸運なことにその日は、晴れで路面のコンディションもよくしっかり練習もしたのできっと大丈夫と思える安心感は実際ありました。

わたしは走順3番目だったのですが、前の2人も無事に走りきり遂にわたしの番が来ました。
パーフェクトではなかったかもしれませんが、発着地点に戻ってきた時に「うん、多分受かったな。」と思うくらい落ち着いて、安定した走りをすることができました。

走行直後の担当教官からのお話が印象深かったのでお伝えしたいと思います。
「次に乗る大型バイクはもう決めてるんか?」はい、と返答し
「今は高性能なバイクや平気で200キロ以上簡単に出せるバイクが普通に手に入るんやけど、何に乗るにしても忘れたらあかんもんって何かわかるか?」と。

「自制心、や。簡単に死ねるバイクがいっぱいあるから、
絶対忘れないようにこれからも、安全にバイクに乗り続けてほしい。」

当たり前だし、わかっているつもりでも改めて人に言ってもらうと、絶対に忘れないようにしようと思うことができました。


4.教習所での出会い

結果発表までかなり時間があるため、教習所本館に戻ろうとしていたら大型二輪卒検のゼッケンをつけたお兄さんと目があい、声をかけてくださいました。

「めっちゃ落ち着いて走ってましたね!初めてとは思えんくらい、手本みたいな走りやったからめっちゃ見てたんですよ!」

初めてじゃないのバレてる??wwwwwwwww
2回目の風格が滲み出てしまってました?www

「ありがとうございますw実は2回目ですwwww」とお返事して、そこから少しお話をしました。
そのお兄さんは、地元の幼馴染2人と一緒に入校して大型免許取得中とのことで、わたしと同じ日に2人で卒検を受けに来られたそうで、(もう1人は教習が少し遅れ気味だったので、卒検はもう少し先の予定だそうです)3人でお話ししてかなり盛り上がりました。

全員が走り終わって、採点等の作業が終わり最終的な合格発表まで数時間あったのですが、思いがけずお知り合いができてかなり楽しく待つことができました。お兄さん方はkawasakiのZ900RSとZ900RS cafeを購入予定とのことで、今度一緒にツーリング行きましょうと誘ってくださって、連絡先交換しました。

わたしはかなりの人見知りで、教習所でも誰かに話しかけたことはないですし、まさか友人ができるとも思わなかったです。嬉しい〜!

無事3人とも合格し、一緒に教習所を卒業しました。
先日ツーリングに行ったので、またnoteを書きたいと思います。


5.大型バイクデビュー

実は、卒業より前にバイクの契約をしておりました。
ローダウンやUSBをつける整備が必要だったので、卒業タイミングに合わせて準備していただいてました。
教習所を出ると同時にバイク屋さんに電話で合格したことを報告、免許書き換えの日を伝えて納車日を確定。
準備いただいていたのが、今の愛車であるTriumph Daytona675です。


入校から卒業まで思いがけず、かなりの時間を要してしまいましたが、こんなわたしも免許証に無事大型二輪の文字をゲットすることができました。


6.思い返せば有意義な時間だった

実は教習所が好きではないので、通い出す前と入校直後は本当に行くのが嫌でした。
知り合いもおらず、あんなに人がいて皆同じ目標に向かって頑張っているのに交流も特になく、殺伐とした空間で黙々とプロテクターをつけて教習開始のチャイムを待つあの無言の時間とか、すごく嫌でした。

とはいえ、バイクに乗っている間はとても有意義だったと思います。
当時乗っていたkawasakiのninja250は、めちゃくちゃパワーのあるバイクってわけでもなくて、普段の運転ではどこか適当なアクセルワークをしていたように思います。大型バイクに乗って同じようなアクセルの開け方をすると、かなり危ないと気づいてからは教習中も、自分のバイクを乗っている時も意識して練習するようにしたり。
ライディングフォームを再確認してみたり、低速域での操作練習に注力してみたり。

大人になってから、何かを習ったり練習することってかなり少なくなるんじゃないかと思います。趣味のバイクについて、練習し直しができたことはバイクの操作能力向上へと繋がり、バイクの面白さをさらに味わえるようになったと感じます。


ありがとう教習所!!!!!!!!バイバイ!!!!!
もう行くことないかな!!!!!!永遠にバイバイ!!!!

こんな感じでこのnoteシリーズは、この辺で終わりにしようかと思います。
これから教習行く方に何かお役に立てたら、先輩ライダ〜の皆様には懐かしいなーなんて思っていただけたらと思って書いてみました。

最近ほんとに寒くて、全然バイクに乗れていませんがこうやってバイクのことを考えながら書いていると、バイクに乗りたくなってきました。
1月は久しぶりに乗ろうかと思います。

バッテリー上がってませんように……

Thank you for reading.
Tom






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