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バイク乗りとして、noteを書いてみよう⑤【大型卒検のコトvol.2】


こんにちは、
前々回のnoteで大型二輪で教習から卒検直前までを書きましたが、今回はその続きを書いていこうと思います。

前々回noteはこちらから。


さあ、検定車両慣らし走行も終わり発着点に帰ってきました。
バイクから一度離れて、検定の担当教官に準備OKの旨を伝えます。


1.いざ検定

検定は乗車する段階から採点が始まっています。
もうガッチガチに緊張してますが、無理矢理一息ついて焦らずゆっくりバイクに近づこうと一歩前へ。

スムーズに乗車し、走り出します。
課題の順番としては、
坂道発進→一本橋→スラローム→S字→クランク→波状路→急制動 でした。

坂道と、一本橋は落ち着いて問題なくクリア。
苦手意識のあるスラロームは、7秒以内にクリアしないと減点なのですが、パイロンを転かすと一発検定終了なので、多少秒数がかかろうと構わないので慎重にいって無事クリアしました。

その後も、S字とクランクも慎重に慎重にいってクリアです。
波状路は教習の段階から、安定していたのでこちらも問題なくクリアです。

さて、最後の急制動です。
40キロまで加速して、規定のラインを超えないように停車しなければなりません。
さあ深呼吸をして、しっかり加速していきます。


2.転倒しました。

ええ、そうなんです。
まさかの停止ラインで転倒してしまいました。
転倒と言ってもガシャーーーーンとバイクをこかしてぶっ飛んだ感じではなく、ちょっと強めに立ちゴケした感じに近いです。
後輪がロックしてしまい、ギュッと音を立ててバイクが横に振られました。
頑張って耐えようとしましたが、バランスを崩してゆっくりバイクを倒してしまいました。

実は、教習中に急制動に失敗したことがなく、かなり動揺しました。
中型の教習でもこんな失敗をしたことはなく、まさかといった感じでした。
「失敗したことないのに、、、」

そう、卒検には魔物がいます。

想定外のこと、いつもは出来ていたことが急にできなくなってしまう。
教習内容が問題なくクリアできていた人が検定で失敗するのは、9割以上緊張が原因でしょう。
誰にでも起こりうることなので、1回くらい落ちても「まあしょうがないかー次頑張ろう」くらいのマインドで検定に挑んだ方が気分が楽ですね。

とはいえ、検定中止になるともうめっちゃ落ち込みますよね、経験されたことのある方ならわかっていただけるかと思います。
卒検に落ちたら、追加で教習料金を支払い一度補講を受けて再検定の流れとなります。

ああ、出費が嵩む
予約取りづらいから補講も検定も日が開きそうだな
合格できるんかな

なんて、色々考えていました。


3.教官からのフィードバック

発着点に戻り、バイクを停めて手招きする教官の元に向かいます。
「他は何も問題なかったのにー!!」と第一声、
惜しかったねえー、、のニュアンスでした。
課題はおおかた問題なかったそうで、走行中の加速減速にメリハリがあればなおよし!とのことでした。

今回急制動を失敗した理由ですが、
①クラッチに指がかかったまま加速

②微妙にクラッチがつなぎ切れていない状態になる

③上手く加速ができず、40キロが出るまでに時間がかかる

④アクセルを戻す場所が、通常より停止ラインに近づいてしまう

⑤速度が落ちないままトップスピードで停止エリアに侵入

⑥止まれないと思って強めにブレーキをかけてしまう

⑦後輪がロックして、車体が大きく横にぶれた

とのことでした。
急制動の加速エリアに入る際にギアを3速まで上げたら、クラッチレバーから完全に指を離した方がいいとのアドバイスをいただきました。
私の失敗がどなたかの参考になれば嬉しいです、、、。

かなり悔しいですが、荷物を持ってカウンターに予約を取りに向かいます。

私の後に走行する方達は、目の前で転けたのをご覧になっていたのでかなりびびったんんじゃないかと思います。
ごめんね、、と思うのと同時に私みたいに失敗する人もいるから安心してねーなんて思ったり。


追加料金を支払い、予約を取ろうとHPを覗きますが案の定補講まで1週間以上空きそうでした。
間髪あけずに卒検まで行きたかったので、更に不安になったこの辺で今日は終わりにします。

また続きを書きます。
Thank you for reading.
Tom

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