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【村松啓市より大切なお知らせ】23区−ONWARD−とのコラボレーションによるニットコレクションを制作しました。

こんにちは、ファッションデザイナーの村松啓市です。私の運営する2つのブランド【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】、そしてその他のさまざまな活動をいつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます。

実はご報告が少し遅れてしまったのですが、私は今シーズン、23区−ONWARD−とのコラボレーション企画のお話をいただき、「23区 Lab. KNIT COLLECTION 記憶の中のニット」のデザインを担当させていただきました。現在、ファッション通販サイト「ONWARD CROSSET / オンワードクローゼット」で5つのアイテムを販売しております。


以前からワークショップ等でお世話になっていたこともあり、この企画のご連絡をいただいてすぐに、ぜひ参加させていただきたいと思いました。私のデザインコンセプトの根幹にもなっている「記憶の中のニット」「俯瞰でみる景色」が、今回のデザインのテーマになっています。昨年の春頃から、デザインと制作の準備を進めていました。

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20代の頃、私が海外で活動をする中で評価してもらっていたのは、異素材の組合せ、編み方の組合せ、色の組合せを自分の感覚で総合的にまとめ上げながら、同時にデザインを進めていくスタイルでした。当時のインポートブランドのような感覚をイメージしながら、今回のコレクションのデザインも作っていきました。

とは言うものの、自己表現に走り過ぎないように、お客様の顔を思い浮かべながら、現在のファッションシーンやライフスタイルに合わせてデザインしています。

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上質で上品な23区のアイテムと組み合わせたときにさらに映えるような……そんなことも想像しながらデザインしました。そして、日頃から私のブランドのお洋服を着てくださっている皆様にも楽しんでいただけるように、ベーシックなアイテムとの相性を考えたり、個性的でも普段のファッションの邪魔をせず生活に取り入れやすいアイテムにするにはどうすればいいか考えたり……といったことに気を配りながら制作を進めていきました。

今回のようなコラボレーション企画に参加させていただくことは、自分らしいデザインをしつつも、たくさんの方が気に入って素敵に着こなしてくれる服を作るためにはどうすればいいかを考えるための、非常にいい機会になっています。時間をかけて素材や技術の情報を集め、工場さんとコミュニケーションを取り合って、たくさんの準備を重ねて商品を制作したことで、また1つ成長できたと感じています。

お時間がある方は、ぜひ各アイテムをご覧いただけると大変うれしいです。


これからも、協力してくださる皆様の力を借りながら、新しい挑戦をどんどんしていきたいと思っています。引き続き応援していただけるとうれしいです。何卒よろしくお願い申し上げます。


ファッションデザイナー
村松啓市


いつもありがとうございます。活動を、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。いただいたサポートは、それを「伝える」このnoteページを充実させるために使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします。