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新卒だった私の超速退職エントリ

新卒で転職を考えてる人の慰めになればと思って

私の現在進行形ともいえる、退職体験記を書いてみる

私は新卒で入社した会社を一年経たずに辞めた

今のところ私は満足してる

(転職してからまだ日が浅いので

新しい会社がいいのか悪いのかはわからないけど)

全部が完璧なわけじゃない

お金を稼ぐことは大変で、年収が低くても高くてもそれぞれの悩みがある

だからどんな大変さを選ぶのかが大事で、選べたことには安心してるというくらい

1社目も2社目も憧れの企業に就職したけど全然違う

1社目が白昼夢に浸っていた状態だとしたら

2社目は蟻の思いも天に届くというか

努力して報われる自分の姿が想像できる

前職では高校生の頃からの夢を叶えられた

ただ、何をするにもカラヤンの「タンホイザー」の2.05からがずっと頭の中に流れる

「憧れ」にはある程度の見切りをつけて

もう、好きなことは趣味でいい、「仕事」にして辛くなるよりは

向き合えば向き合うほど心底そう思った

退職が決まってから、応援してくれる人がほとんどの中で

純然たる好奇の眼差しで私を見る人もいた

「次は決まってるのか?」
「なぜ辞めるのか?」
「安直な判断じゃないか?」
「本当に後悔しない?」

早期退職した私を、この先どうなっていくのか

ドキュメンタリーを観るような目でみる人たち

私は笑顔で「大丈夫です」と答えるけど、内心虚だった

体調を崩して

幼い頃からお世話になっている

かかりつけ医のもとへ久しぶりに行ったときに

「今日はどうされました?」と笑顔で聞かれて

なぜか少し緊張して

毎回関係性がリセットされてるような

そんな気持ちになる

「どうしたの?」という言葉には不思議な力がある

なんて答えるのが正解だった?

ここが私にとって思い出深いシーンであることは

この先も変わらない気がする

転職がどれほど私にとって良かったか

わからない部分も多いけれど、まあまあ幸せ

まあまあ、は私にとっては最上級

これがちょうどいいことに気づけたのは

大人になった証拠なのかもしれない





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