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一方的な授業

前回全体指導と個別指導について書きました。

今日は、一方的な全体指導についてです。
恥ずかしながら、私が陥りがちな一方的な授業。
よく教師主導型の授業と言われます。
教員が喋る時間が長い授業です。

どんなときに一方的になってしまうか考えてみました。

①準備の段階で実態が把握できていない
②授業内容を自分の中で咀嚼できていない
③生徒の様子を見ていない

①準備の段階で実態が把握できていない

一生懸命準備をしたのに、生徒の反応がよくないときは大抵実態把握が甘い気がします。
学級担任だと把握する機会が多いですが教科担任だと受け持つ生徒の数が多いのもあり、大変ですよね。

★対策★
・クラスの傾向を掴む(丁寧な説明が必要か手や頭を動かす時間を多くとるかなど)
・毎回の授業で反応を記録し、修正していく


②授業内容を自分の中で咀嚼できていない

初めての授業でものにしきれてないことがあります。
専門外の授業で多いです。

★対策★
・1時間中での授業の肝を把握する
・指導案などの授業準備メモを見なくても展開をイメージできるようにする(見ながら授業するとイマイチなことが多いです)


③生徒の様子を見ていない

自分が授業を進めることばかり考えてしまうと生徒の様子を見れなくなってしまいます。
次の展開は...こう説明しよう...などと考える前に今の生徒達の様子を知り、それに応じて対応を変えることが求められます。簡単ではないですが...💦

★対策★
・1つ説明したら、生徒の反応を見る
・全体だけでなく、一人一人に質問してみる
・一方的に説明するのでなく、対話するイメージで話をする

教員をしていると、生徒と教師の関係もやっぱり人間関係なんだなぁと思います。
先生が偉い、先生の言うことを聞くのが当たり前、と思っていると痛い目を見るんですよね...。
生徒相手でも一人の人間として尊重しながら関わることがとても大切だと感じます。
授業は受けるのが当たり前!ではなく、どうすれば生徒が受けたくなる授業ができるか。
どうすれば双方向の授業ができるか。
対話するような授業ができるように日々反省改善していきます。

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