高松宮記念

参考レース

スプリンターズステークス

昨年のスプリンターズステークスからは勝ったママコチャ、2着マッドクール、3着ナムラクレア、5着メイケイエール、6着ウインマーベル、10着キミワクイーン、16着モズメイメイが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
ママコチャは中団から押し上げて行って押し切っての勝利で文句のつけようのない勝利。
マッドクールはママコチャと大差ないレースをするも、上手く内にに潜り込んでイン有利の馬場の恩恵を十分に受けていたのでママコチャよりは劣る内容。
ナムラクレアは出負けから押し上げていって折り合いを欠きながら外を回ってのレースでむしろよく3着に来たなという負けて強しの内容で勝ち馬に遜色ない評価を与えていい。
メイケイエールは折り合いだったりに問題を感じはさせなかったものの、大外を回りながらのレースでフラットならばというレースだった。
ウインマーベルは中団のインからで6着は位置取りの差があったとはいえ少し物足りないかなという印象。
キミワクイーン、モズメイメイは能力通り通用しなかったという印象。

京阪杯

京阪杯からは勝ったトウシンマカオ、2着ルガル、5着ビックシーザーが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
トウシンマカオは後ろからルガルを差し切っての勝利でトウシンマカオ>ルガルという構図ができた。

阪神カップ

阪神カップからは勝ったウインマーベル、5着ママコチャ、6着ロータスランドが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ウインマーベルは道中はインにつけてコーナーで外に出して差し切っての勝利。この勝利は見事な物だった。
ママコチャは完敗だったかなという内容。
ロータスランドは外を回って追い込んで、1400mのメンバー相手ならばこんなものかなという内容。
ウインマーベルとママコチャの力関係を考えるに、ママコチャは1200mが1番パフォーマンス高そうだし今回1200mに戻ってママコチャがスプリンターズステークス程度の力を出して走った場合敵わないが、1200m戦よりレベルの高い1400m戦でこれだけの完勝できる力を持っていれば今回も通用する。

京都牝馬ステークス

京都牝馬ステークスからは勝ったソーダズリング、2着ナムラクレア、6着ロータスランド、10着のメイケイエールが出走予定。
トラックバイアスはフラットも馬場が荒れていて内外ばらける展開が多かった。
ソーダズリングは中団から差し切っての勝利で文句無しの内容。これだけ走れば通用する可能性も。
ナムラクレアはペースが速くなかった中で追い込んで、脚を余したと見れば、現時点でスプリンタートップクラスのナムラクレアならば巻き返す可能性は十分にある。
ロータスランドは後方内目で脚を溜めたため、上がり最速の脚を使ったと見ていい。展開が向いたとしてもソーダズリング、ナムラクレアより上に取ることはない。
メイケイエールは毎度お馴染みのように折り合いを欠いていたため、展開さえ向けば好走はできるが…

阪急杯

阪急杯からは勝ったウインマーベル、2着アサカラキングが出走予定。
トラックバイアスは雨の影響でイン有利。
ウインマーベルは逃げたアサカラキングを先行して差し切っての勝利。着差こそハナ差だが、斤量差もあり力の差は大きかったように感じる。もちろんアサカラキングも逃げ馬で展開さえ向けば好走自体は不可能ではない。
また、1400m戦は1200m戦のメンバーより集まるので他のトライアル組よりはいいなんてことも。

オーシャンステークス

オーシャンステークスからは勝ったトウシンマカオ、2着ビックシーザー、5着キミワクイーン、8着マテンロウオリオンが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
トウシンマカオは強かったねという印象。
ビックシーザーもよく追い込んだなという感じではあるけれども過去の戦績とかを見ていくとこれだけで高評価は与えられないかなという感じ。
それ以下は当然今回は評価を与えなくて良い。

コース解析

中京1200mは向正面の半ばからスタート。緩やかな上り坂を進むと、その後は直線を向くまで下り坂となる。3~4コーナーも下りで、スパイラルカーブ。中京コースというだけあって力がいるという事もあるし、スプリント戦なのでトラックバイアスの恩恵を良く受けて紛れも生じる可能性もそこそこあるのでトラックバイアスには要注意。

トラックバイアス想定

先週はフラット〜ややイン有利くらいでそこまで極端なものでは無かった。

全頭診断

アサカラキング

阪急杯では2着でいいかなという感じでもあるが、イン有利の馬場で楽に単騎逃げをして少しG1でも足りないかなという印象もあるウインマーベルに差されてしまっていることを考えると相手強化の今回は展開や馬場の助けがあったとしても厳しい。

ウインカーネリアン

マイルからの距離短縮でレベル感的には今回の上位陣がマイルでも通用しなかった面々であることを考えたらスプリントにさえ対応できれば通用しそう。
ハイペースで逃げることもできるためペースには対応できるだろう。楽に単騎逃げを打てれば勝つ確率は上がるだろうが、他に逃げたい馬も多いので絡まれて外から被されたりしたら厳しくなるのは逃げ馬の宿命。

ウインマーベル

重賞連勝で勢いづいてはいるものの、G1でも少し足りないかなという印象を感じているのでここで単純に力だけで勝ち切るのは厳しい。ただ競馬が上手いことと、1400mを使っていて1200mのトライアル組よりはレベルが高いので2、3番手筆頭候補くらいの評価に留めておく。

キミワクイーン

函館スプリントステークスを勝った時にはトウシンマカオに勝っているが、G1はもちろんそれ以降の重賞でも少し物足りない感があるので相手強化になっている今回は少し厳しいという評価でいい。

クリノガウディー

幻の高松宮記念馬だったが復帰前もその能力に陰りを見せていて、その上2年ぶりのレースともなれば厳しいことは間違いない。好走したらお手上げ。

グランデマーレ

オーロカップ勝ち馬だけれどもメンバーがかなり低調だったことを考えれば急激な相手強化になり厳しい。

シャンパンカラー

去年のNHKマイルカップ馬で距離短縮だが、かなりレベルの低かった一戦。距離短縮してどうかだがこればっかりはやってみないとわからないところ。
ただ同等くらいの能力を持つエエヤンが阪神カップで全く通用していないところを見ると少し厳しそう。かなり人気を落とすようならば抑え程度の評価を与えても良い。

シュバルツカイザー

前走は全く通用していないので相手強化でここでも通用しない。

ソーダズリング

前走はナムラクレアに勝利もナムラクレアが脚を余したとみればナムラクレアより少し劣る。ただスプリントではまだ底を見せていないのでここが試金石の一戦となる。

テイエムスパーダ

単騎逃げになればしぶといタイプではあるがG1では足りないことと、スタートも遅いので今回は楽に逃げられない。

ディヴィーナ

マイルでも好勝負を演じており単純に能力上位。気難しいタイプであり、多少折り合いを欠いても誤魔化しのきくスプリントに変わること自体は良さそう。ただスプリントでは後方からになりそうで差し展開になるなど展開や馬場の助けが必要になる。

トウシンマカオ

スプリント重賞連勝中で能力的にはG1でも通用するレベル。ただ勝ち切るにはやや物足りない印象もある。そうゆうわけでウインマーベル同様トライアル組の物差しとしてはちょうどいい馬でこれより強くなければ買わなくていいと判断。
絶対ダメってわけでもないが、外から被されなければ能力を発揮することがわかったので、外枠で外差しの届く展開や馬場になれば評価を多少上げる必要がある。

ナムラクレア

スプリント戦線トップクラスでG1こそ勝てていないものの安定した戦績を残している。

ビックシーザー

前走こそいい内容で走ったものの、それまでの好走する時はかなり恵まれていた。それ以外は重賞でも凡走が続いていたことを考えると、今回は相手強化にもなるので厳しい。

ビクターザウィナー

香港カップ4着馬で強いかなという見た目もあるが今年の香港スプリントはジャスパークローネとマッドクールでどちらもスプリントG1でトップクラスとは言えない馬なので日本馬が弱かったのもあって4着だったのかなあというイメージ。
前走のG1はかなり楽に逃げての勝利で600mだいたい35秒くらいで、去年の大雨の中の高松宮記念でだいたい35秒くらいで、かなりのドロドロの重馬場でない限りは日本では出ないような数字で、本当にサラッとみた感じ未勝利でも中々出ないようなタイム。そう考えるとわざわざ遠征してきて、自分のペースで走れずに好走することは厳しいんじゃないかなと。強かったらごめんなさいだけど基本的に高い評価はしなくていいんじゃないかなというのが個人の感想。

マッドクール

スプリンターズSではかなり展開に恵まれての2着で着順ほどの力を持っている馬ではない。ただ競馬が上手い馬なので展開にハマるように走ってまた好走することもあるので少し押さえる程度の評価なら与えても良い。

マテンロウオリオン

全く通用しないというわけではないと思うが前走くらいの

ママコチャ

当然スプリンターズSくらい走ったら勝ち馬候補で。

メイケイエール

スプリンター屈指の能力を持つもののチグハグになってしまうのでレースにならないことも多いので。能力を発揮することができるか?だけ。

モズメイメイ

近走通用していない上相手強化なので。

モリノドリーム

前走は相手がかなり弱かったことと、重賞では通用していない。


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