『どうせあの子がヒロインだ。』と思っている演劇部のあなたへ
前置き
こんにちは。「むもむた」です。
前回の記事たくさんのいいね有難うございました…!
あんまり自己肯定感が高い方ではないものですから、少し自分が社会的に認められた気がして嬉しかったです。
「先に自己紹介記事をかけよ!」と思う方もいらっしゃると思いますが、まあ適度に波瀾万丈な人生な気がするので、悪しからず…。
また時間がある時に書きます。(この言葉をあと何回繰り返すんだろうか…と思っているのは内緒🤫)
なぜこんな記事を書こうとしたのか
私自身も演劇に関わったことのある人間でして…
純粋に、
あの時、誰かがこんな事を言ってくれれば…
あの時、この価値観に出会えていたなら…
当時の自分はもっと肩の力を抜いて、お芝居出来ていたんじゃないかな〜と思ったので書きます。
この記事が誰かの心を救えていたら嬉しいです。
良い役者と悪い役者
皆さんは良い役者ってどんな役者だと思いますか…?
逆に悪い役者ってなんでしょうか…?
筆者は、
『あの役はあの人にしか出来ない役だった。』
と思わせるのが良い役者であり、
『あの役はあの人が演じた方が良かった。』
と思われるのが悪い役者だと思っています。
それは主役だろうが、脇役だろうが、犬役だろうが変わりません。
あなたが主人公そのものに見えて、
あなたが犬そのものに見えることが重要なのです。
お客さんは、『作品』を観に来ています。
あなたを観に来ているのではありません。
もちろん、親戚や知り合いだったらあなただけを観ているかも知れませんが、だからといって作品を観終わった後に、物語を覚えていなかったらあなたはどう感じますか…??
「自分見るより、内容覚えとけよ!」って思いませんか?
あくまで、物語ベースの"あなた"なのです。
あくまで、作品ベースの"あなた"なのです。
自分の役に誇りをもって演じるということ
私自身、主役を目指していたのに下から数えた方が早いような役になったり、仮の配役では上から2番手だったのにも関わらず、実際は居てもいなくても変わらないような役になったり…
その度に
「なんで私じゃないんだろう…」
「私の方が上手なのに…」
「どうせあの子は顔が良いからだ…!」
と思っていました。
でも、居てもいなくても変わらない役にするのもあなた自身。
居なきゃいけない役にするのもあなた自身。
正直な話、
ヒロインが美人なのは仕方がないし、主人公がイケメンなのも仕方がありません。
何故なら、そうじゃないと誰も観ようとしないから。
それが世の中だからです。
例えば、綺麗な海や絶景ツアーとゴミだらけの山やゴミだらけの平地ツアーなら、少なくとも9割以上の人は前者を選ぶと思います。
それが現実です。
だからこそ
自分にしかやれない役をやってやるのです。
主役を食い物にしてやる。そのくらいの勢いで。
美人な子が"顔が良くないからいじめを受けている"という役を演じても現実味がありません。
逆に、顔がよくないと言われるような子が超絶絶世の美女役をしても同様です。
主役より脇役の方が価値が劣るって誰が決めたんでしょうか?
確かに主役は作品の顔です。
ですが、脇役がなければ主役もありません。
だから名脇役も存在するのです。
あなたもそんな存在になってみませんか…?
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