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コーチングを3ヵ月かけて受けてみました。

去年の12月から
「ずっと受けてみたいなーどうしようかなー」と悩んでいた
コーチングを受けてみました。

そこで得た気付き(良かったことと良くなかったこと)をアウトプットを兼ねてまとめてみたいと思います。
「コーチング受けてみたいんやけどどんな感じやろ?」と思っている人が
受講するためのきっかけになると嬉しいです。

コーチングを始めるまでのきっかけ

きっかけは石榑まりさんをご紹介いただいたことでした。

こんな素敵な塾も運営されてるすごい方。

最初はコーチングを受けるためではなく、自分の本業の絡みでのご紹介でした。
その中で、石榑さんがコーチングをされてるということを聞き、
「いやーちょっと興味あるんですよねー」とポロっと話したところ、
後日改めて体験セッションのご紹介をいただき、受講することを決めました。

↑のnote記事を見てもらうとわかる通り、石榑さんは現役大学生。
フリーランス的な働き方をしている自分にとって、
自分より年下で精力的に動かれている方と対話する場面は
20代後半の自分にとっては貴重な機会
だなと思えたのも受講を決めた理由として大きかったです。
高校生や大学生との普段の会話だと、どうしてもなんとなく縦関係になってしまうので…。

良かったこと①:自分と向き合う時間が増えた

コーチングを受けて何より良かったと思えたのは、
自分と向き合う時間が圧倒的に増えたことです。

僕の場合、
60分のセッション受講⇔2週間空けるというサイクルで3ヵ月を過ごしました。

60分のセッションの時間はともかく、
その間の2週間のセッションを受けていない時間帯も自分と向き合うようになった感覚を今持っています。

終了した今も、
車の運転中やちょっとした休憩のタイミングで
「今日の感情は凪いでいるからいい入りできそう」
「あの瞬間めっちゃイラっとしたのなんでなんやろ」
みたいな考えを自然とできるようになったと思います。

良かったこと②:「答えを出さない」ことを許容できるようになった

セッション中はひたすら対話を続けているわけではなく、時には考える時間もできます。

僕は考え込むと無言になってしまうので、
今までの自分だと「早くなんか言わんと」みたいな謎の焦りを持ってしまいがちでした。

でも、コーチ側がひたすらその時間を待って(見守って?)くれていたので
ひたすらに考えている時間を取ることができました。
肌感覚だと、60分のうち約10分は毎回沈黙していた印象。
3ヵ月の最後のほうは焦りがだいぶ和らいだと思うし、
コーチング以外の場面での、会話時の沈黙に対する慣れも生まれたかなと思います。

良かったこと③:今まで言語化できなかったことができるようになった

言語化能力は高くないほうだと自負しているんですが、
セッション中は自分が自分でないかのようにスラスラ話す場面が多々ありました。

なんというか、考えてはいるけど反射的に言葉が出てくるイメージ。
(この言語化で普段の言語化能力の低さがバレる…)

この感覚はめちゃくちゃ気持ちよくて、
自分の内部の声を言語化できている感覚で、楽しさも持ちながら時間を過ごしていたように思います。

良くなかったこと①:他人の考えが良く見えるようになった

ここからはネガティブだったことを。

人に関する仕事を普段してることもあり、
「会話相手がどう思っているか」を想定する場面が日常生活で多々あるのですが、
その感度が上がりすぎてしまった気がします。

結果、「あーこの人今こういう言葉かけてほしいんやろうな」みたいな謎の上から目線の見立てを無意識にしている自分がいて、
それに気づき自己嫌悪に陥るという場面が多々ありました。

他人にラベリングをしない努力は継続する必要があると感じています。
(こういう思考の癖に気づけることはめっちゃポジティブなんですが)

良くなかったこと②:勝手に心理的安全性が担保された

「心理的安全性」とは、職場で誰に何を言っても、どのような指摘をしても、拒絶されることがなく、罰せられる心配もない状態のことをいいます。 従業員同士が仲のいい状態、ざっくばらんに冗談を言い合えるような状態だと捉えられることもありますが、そのような状態とは少し異なります。
(引用:https://jinjibu.jp/keyword/detl/855/)

2つ目は弊害に近いんだろうなと自己解釈しているんですが、
勝手になんでも言っていい環境ができたと思ってしまい、
思ってることをストレートに伝えすぎてしまうことが何度かありました。

例えば、MTG中に
村上「自分は○○だと思うんですけど、どうでしょう?」
上司「いや、俺は××だと思う」
みたいな会話の後に、

「へぇーそう思うんだー!(タメ口でテンション1.5倍増)」

みたいな「煽りかてめぇ…?」と思われてしまうような返事をしたりしてました…。
(記憶にあるのは2回だけやけど、もっとしてたかも…ごめんなさい。)

僕の普段の低めのテンションも影響してるんですが、これは猛省。

「自分で」自分を変えたいなら受けたほうがいい

いろいろ書きましたが、少しでも興味があるのであればぜひコーチングを受けることをお勧めします。

ただし、「コーチングを受けたらすべて良い方向に進む」と思われている方にはお勧めしません
コーチングは文字通り、「その人が望むところまで送り届ける役割=coach」であって「正解を教えてくれる=teach」ではありません。
なので、最終的に自分がどれだけ自分のことを考えられるかが重要だと思います。

お金は少々かかりますが、それ以上に得られるものは多いなと僕は思っているので、
この長文をわざわざここまで読まれた方はぜひお申し込みくださいませ。笑


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