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私の英語

今久しぶりに一人でカフェにいて、携帯でぽちぽちと文章を打てている。ここ最近子供の体調不良やら、家族の都合やらでこの贅沢な時間がなかなか取れなかったのですこぶる嬉しい。

せっかくカナダにいるので、英語について少し書いてみようと思う。

私の英語歴は、12歳から始まる。
義務教育でアルファベットを学んで、英語が好きになって、のめり込んだ10代。周りの環境もよく、帰国子女の友人がいたこと、良い先生に出会えたこと、などが重なり、大学に入る頃にはそこそこ理解し、話せるようになっていたと思う。

20歳になって、ようやく全額奨学金のような扱いで1ヶ月だけアメリカの大学の夏期講習と語学学校に通うチャンスを得た。(はじめての飛行機!)

社会人になってからは仕事の都合で短期間ではあるが数ヶ月海外に出ることがあった。幸運なことき、英語圏だったので英語を使う機会が常にあった。

と言ったところ。英検は確か高校生の時に準1級を、TOEICは何年か前に受けたもので900だったと思う。どちらも特に試験対策はしなかった。

たまにどこで勉強したとか、どうやって喋れるようになったとか聞かれることがある。自分の英語は完璧ではなく、たびたびエラーがあることも理解した上で考えても、確かに「なんで英語を話すようになったんだろう?」と自分で思う時がある。いつも答えに困るが、とりあえず「環境に恵まれていたんです」と答えることにしている。ただ、これだけでは味気ないので、時間をかけて答えられるのなら、以下の点が重要だったかなと思う。

① 初めに基礎の文法を理解した
② 早い段階で英語で話すときは英語で考えることを徹底していた
③ 発音にもこだわった
④ 失敗することを恐れない精神力を身につけた
⑤ 音楽、映画、本など、文化的な面でも英語に触れた
⑥ きっと話せるようになると誰よりも自分を信じていた

ずらっと並べてもあんまり説得力がないかもしれない笑。でも全て本音の話。

なによりも自分は英語を話す人間であるというマインドセットが大事だと思う。母は、私が英語を楽しそうに話す姿をみて、英語を理解しない母にも英語で話しかけるように言ってくれた。(これは結構すごいことだと今になって思う。)相手が日本人でも英語を話す癖をつけて、どんどん頭の中を英語で考えられるようになった。

昔は、帰国子女のようなバックグラウンドを持つ友人を羨ましく思うことも多々あった。それから、簡単に留学資金を出してくれる家族がいる友人も、横目で羨ましく思っていた。でも自分をあきらめないで、いつか来るチャンスのために目の前にあることに打ち込んだ。そのおかげでほとんどお金をかけずに海外で勉強したり仕事をする機会に恵まれた人生になった。

英語、話せるように、なりますよ。どれくらいの精度になるかどうかは別の問題だけれど、あなたが「わたしは英語を話す」と決めた瞬間からあなたの勝ち。言葉は常に、自分の身から発することによって存在を意味する。

とはいえ、私の英語も停滞気味?なので、生涯のライフワークだと思って気楽に学び続けていこうと思います。今日も頑張ろう。明日も、その先もね。

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