劇団四季「美女と野獣」
【過去の演奏会より】
日時:2024年5月26日(日)12時30分から
場所:舞浜アンフィシアター
ベル 五所 真理子
ビースト 飯田 達郎
モリース 菊池 正
ガストン 金久 烈
ルフウ 肥田 晃哉
ルミエール 大木 智貴
コッグスワース 村 俊英
ミセス・ポット 戸田 愛子
マダム・ブーシュ 秋山 知子
バベット 杉野 早季
チップ 佐久間 百花
【演目】
『美女と野獣』(舞浜アンフィシアター)
舞浜アンフィシアターは横列が100席もあろうかという円形劇場である。楽しき劇場に比べて巨大で1階席のみの見通しのよい劇場である。ここの劇場では前へ行くと全体が見通しにくくなりそうで、舞台からある程度離れた方が見やすいと思われる。座席も大きめで膝から先も余裕がある。ロビーもゆったり目で居心地が良かった。
野獣(飯田達郎さん)の存在感ある声と演技が素晴らしく、ベルや脇を支えるガストンなど歌手たちが個性豊かで素晴らしかった。また演出効果の劇場スタッフとの息もピッタリで、見応え聞き応えのある公演だった。
ただ決定的に残念でならないのは、美女と野獣が互いに足りないところを愛し合ったはずなのに、最後には姿が良くなった野獣とハッピーエンドとなったのは、感動ストーリーが最後にぶち壊されてしまった。この幕切れに誰も疑問を持たなかったのだろうか?
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