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神海戦士エルマーレ【予告編】 #エルマーレ


無銘お姉さんよ。

突然だけど、皆さんはあの言葉を覚えているかしら?


『……そして、新たなる戦いが始まろうとしています……』


そうよ。次元を越えて別の世界で、新たな戦いが……。

その物語について、わたし達も少しだけヴィジョンを見てみましょう。


『……続いては龍仙島海岸で発生した火災の続報です』
フェリーの船室で座ってラジオを聴く学生風の男が一人。龍仙島と聞いて彼……海藤碇は耳を欹てる。

この人がこの物語の主人公……海藤碇(かいどう いかり)よ。
どこにでもいる上京大学生だった彼の運命はある事件をきっかけに一変してしまったの。

「やっぱり胸騒ぎがします!お爺ちゃん、今夜祠を確かめに行ってもいいですか」「奈海が言うなら仕方あるまい……もういい歳じゃし、問題ないじゃろう」

この子は碇の幼馴染、浜乃奈海(はまの なみ)
100年以上前燃える星が落ちたという伝説がある離島、龍仙島で海神の祠を一族で守ってきたんだけど……。

(あのままじゃ……守り神様が!)岩陰に隠れる若い女性が祠の様子を案じ……そして走り出した!だがもう一歩の所で爆風が……燃える祠……光が!

謎の火災で祠は全焼、彼女も行方知れずとなってしまうわ。
碇は故郷の龍仙島に戻ろうとするけど、乗ったフェリーが謎の怪人に襲撃を受けて……!!

「「今なら、戦える……マーレアンカー、開放!!」」
……光と共に青と銀の流麗なシルエットがデッキ上に三点着地した!!

海の祈りが託された神秘のアイテム「マーレアンカー」が光る時、彼は海の戦士・エルマーレへと姿を変えるの!!

彼が戦うのは恐るべき炎の魔、その名も焼却衆……!!

燃え盛る火柱の中から固まった溶岩の如き体に赤熱頭部の怪人の姿が!
その頭部が一際赤々と燃え、炎を吐き出す!

数々の強敵との戦いにも、エルマーレは力と技、そして勇気で怯むことなく立ち向かっていくのよ。

時には様々な武器を駆使して!

巨大な角が赤熱、炎上暴走大型バイクじみた突撃が繰り出される!
直撃すればひとたまりもない!!しかしエルマーレは華麗な側転でこれを回避、マーレアンカーを構えた!「マーレカトラス!」刮目せよ!

時には仲間と力を合わせ!

「じゃあ、貴方は一体……?」「『海の民』の一人……名前はペルサ」
彼女のシルエットは人間によく似ているが、耳や腰の部分から魚のそれに似た鰭が伸びている。

そして時には見えざる力に導かれて……!!

(……感じる、確かに奈海の存在を……!!)

焼却衆とエルマーレの戦いは始まったばかりよ。

そしてこの人たちは一体……?

火災と騒乱の中デッキ上で全く動じず一際威圧感を放つ者あり。
一人は2m超はあるファイヤーパターンガウンのスキンヘッド偉丈夫、もう一人は褐色の肌に金髪、派手な髪飾りに刺激的な赤い衣の女性。
人魚。そうとしか表現できぬ存在が駆けるここは地上から隔絶された海底の聖域である。一人の人魚が恭しい態度で口を開く。
「……海の戦士が……目覚めました」



【神海戦士エルマーレ】
Coming soon……



それじゃあ、続報を待っててね。

スキするとお姉さんの秘密や海の神秘のメッセージが聞けたりするわよ。