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「クエスト攻略」case.32「結婚式場とコロナ」

こんにちは。

今日も今日とて思い付き。観光業にはGo toキャンペーンで対処されているようだが、ふともっと身近な観光業「結婚式」について考えてみた。既に多くの業界が手掛けているので、精々まとめや補足程度に読んで頂ければ幸いだ。それでは、はじまりはじまり。

「結婚式」の思い出。

ぶっちゃけると、幼い頃に何度か参列した位でサッパリ経験がない。別に断った訳でもなく、シンプルに誘われていない。いやぁ持つべき物は友人である。おかげで記事の具体性がサッパリである。#ドンマイ、自分。

#とはいえ引き篭もり的には実は助かる
#むしろ友人の気遣いやもしれない
#そう思う
#思っとけ

まぁ重要なのは、コレを読んでくださった方の中に”何かしらの気づき”が生まれる事だ。ある意味では、”子供の頃の所感しか抱いていない大人の視点”で書けると思う。その観点からいくと…

「お嫁さん」という、生涯一度きりの「アイドル」。

正直、ココが本質では?

新たな家族の交流や、お家同士の付き合いは一旦置いといて。(一回盛り上げておきながら、わざわざ嫁イビリで台無しにするマヌケもいるしね。)

「大きくなったらキレイなお嫁さんに成りたい」

という人がいるから結婚式が行われる訳だ。なければ書類を一枚提出するだけで済むのだし、身内だけのお食事会だって全然アリだ。この層はコロナでも変わらず困っていないし、どの道式場を使う事も無い。であれば結婚式場を使う時点で”アイドル”や”ライブ”のノウハウは…どうやらおそらく、応用が効く筈だ。

「アイドル」と「お嫁さん」の違い。

一旦整理してみよう。

「アイドル」

When:何度でも。
Where:(ファンの為に)全国何カ所も。
Who:自らのファンを。
What:(何らかの形での)収益化。
Why:ファンの為に。
How:プロとチームを組んで。

「お嫁さん」

When:(原則)一度きり。
Where:主催側の都合で何処でも。
Who:身内、友人。(既知の縁に限る。)
What:赤字の削減。
Why:報告、祝福の機会。
How:プロにお任せ。

ふむ、主にWho(ターゲット)に違いが見られる。

アイドルは日々鍛錬した”能力”で人を集めるが、お嫁さんは日々培った“縁”を頼りに集客を行う。ある意味では、「私の人生には、果たして本当に意味があったのだろうか?」の可視化ともいえる。

成程、イメージは「シンデレラ」なのかもしれない。「1夜限り」という縛りによって、「それまでの全ての苦労が報われる場所」と感じた。

私は男の身ではあるが、或いは”インターハイ”や”出世”といった場面が近しいだろうか?恐ろしく重要な、一世一代の大勝負。

こいつは確かに、己の全てを賭ける訳だ。

であれば…

「祝福の実感」が超大事。

ココを満たさないと、非常に不味そうだ。下手すると、最期の離別の時まで引き摺る事になる。「結婚式という切り札を使ってさえロクに愛されなかったのに、果たして私は生きている価値があるのだろうか?」と追い詰められかねない。

次に周囲から注目を集められるとしたら、「妊娠」「出産」が王道ではあるが…コレはあくまで「母」の役割を得て初めて獲得する”世間からの注目”。いざ子離れする際、元の”ただの自分”に対する肯定感が育っていないと…壮絶に揉める事必死。周囲もまさか、かつての20年越しの当時の失望が原因だとは思うまい。

最悪、「昔のことじゃ無いか」なんて軽んじられたら即詰みだ。20年かけてさえ理解されなかった生き物とは、最期まで寄り添う理由がない。熟年離婚のトリガーとしては十分すぎる。

本人が望むのであれば、どうやら結婚式は絶対に必要とみた。

「無観客」でも大成功した、コロナ期のライブ。

ならば是非、ココを参考にしよう。

元より性質が近く、しかも多くの人にとって「結婚式」というのは、まず間違いなく共通の祝事だ。応援する理由も価値もある。ただ単に、「応援する手段」でつまづいているだけとみた。

であれば、答えは単純。非常にありきたりではあるが…

「クラウドファンディング」と「オンライン結婚式」で攻める。

そう。クラウドファンディングだ。もしかしたら、貴方も今ウッと戸惑ったかもしれない。正直難しそうだし、オンラインもそんなに詳しくない、と。安心して欲しい。そもそも「結婚式」こそが「クラウドファンディング」の元ネタだ。

「資金調達」としてのクラウドファンディング。

そもクラウドファンディング自体は、単なる予約販売。まだ現物は出来て無いし、保証しきれないけれど、「どうか私を信じて先払いしてください」のシステム。みんなが信用してくれるかわからない?大丈夫、世の中のアーティストはみんなやってる。「チケット販売」がそうだ。前売り券どころか、当日現地で「開演前に」先払いでチケットを買っている。美術館やディズニーランドもやっている。

というか、「ご祝儀」って開場前に受け取っているじゃないか。

むしろクラウドファンディングなら、クレジットカードや審査のシステムを通して確実に回収してくれるので、安心感は段違いである。なんら問題ない。

「出席の返答」。

コレは元々結婚式でもやっている。現代ならメールで即届くし、サイトを立ち上げてリンクを貼っておく。後は応援者が、「クラウドファンディングのリターンを買うか否か」だけだ。直接現地で出席するなら、そこから買って貰えば良い。直接は迎えないのなら、「後日動画をアーカイブで観れる権利」を買って貰えば良い。

「引き出物」。

それをクラウドファンディングでは「リターン」(返礼品)という。カタログギフトでも構わないが、正直みんなあんまり欲しくない。実は「物質」は結構難しい。

恐らく多くの方は夫婦の記念グッズを作りたくなるだろうが、一つ冷静になって欲しい。貴方は今、誰かの引き出物を日常的に使っているだろうか?その夫婦の名前が刻まれたマグカップを眺めて、「今もいい結婚式だったわぁ。」なんてほっこり出来ているだろうか?多分なっていない。来客用にも、ちと出し辛い。しかも最悪、そのリターンが1個しか売れないと”作るだけで大赤字“。特注するのは非常に危険なのだ。

ココに関しては、何処かのカタログギフトを転用するのではなく。「貴方が」魅力的なカタログギフトを作らなくてはならない。御礼の手紙や式の写真、当日の動画や舞台裏の内緒話など。ココはちょっとだけ頭を使うかもしれない。

※ちなみにバンビーノというお笑い芸人さんは実際にクラウドファンディングで結婚式をあげている。芸人さんならではのアレンジも入ってはいるけれどね。

「お食事会」

コレもリターンに含めよう。単純に、新婚旅行の一環で各地を回ればいい。東京や大阪、新郎新婦の地元など。主催者の応援者が沢山いる場所でお食事会を開けば良いのだ。

なんなら、「新婦の学生時代の友人」「新郎の会社関係者の皆さん」などで関係者の属性別に分けても良い。子供時代の友人の前で堅苦しいのは気まずいし、社長の前でバカをやるのもキツイ。下手に混ぜるより安全で、小回りが効く。各地の会場さえ押さえておけば問題ない。

※二次会や余興といった”身内ネタ”がスベリにくいのもメリットだ。むしろ積極的に分けよう。

「新婚旅行の思い出葉書」

やはりリターンで。なんならFacebookグループに招待して、そこだけ公開の動画、ブログでいける。いわば結婚式のアフターストーリー。その物語性こそがクラウドファンディングでは特に重要。結構オススメ。

「祝電を贈れる権利」。

勿論リターンで。購入者は各地のミニスタジオでビデオレターを撮影して貰えばオッケー。動画は生涯残ってしまうが、自信があるなら自宅で良し。テレビでもそうやって番組を撮る時代だ。なんなら「新郎新婦の友人枠」として、フォーマルな姿をずっと宣伝出来る。割と効果が見込めそうだ。

というか、全部プロに任せておこう。

実の所、全国の式場はとっくにオンライン結婚式の準備を進めている。まだ成功例が少ないだけで、結構必死で頭を悩ませている。そうしないと結婚式業界が全部潰れるからね。そこは信じて大丈夫だ。

ちなみにコレらは面倒なようで、実は嬉しい副産物もある。

その結婚式の動画、実は「副業」に出来る。

YouTubeという、無期限無料の掲載場所の存在。これによって、本来なら1夜限りの晴れ舞台を、いつでも再び観られるようになる訳だ。

ならばそこにリンクを貼って、「完全版の動画販売」や「当時のリターンで出した作品」をBASEで売ってみよう。注文が入る度に家計を助けてくれるし、なんなら新たにクラウドファンディングをしたり、妊娠、出産の際の経済支援の返礼品としても使える。

ついでに旦那さんが出世したり、家族で事業を起こす際にも、その動画が観られる可能性が上がってくる。どうせお金を落とすなら、幸せな人、優れた人柄の人にこそお金を落としたい。というか、広告収入や注文が入る毎に、そういえば「良い結婚式だった」と繰り返し思い返せると思う。案外、夫婦仲にも良い影響が出るんじゃないかな?

まとめ。

オンライン結婚式はクラウドファンディングと相性抜群。一番大事な「お金を使ってくれるファン」が既にいる訳だしね。各業界も頑張っているから、そんなに遠くないうちに一般化するだろう。家計の足しにもなるだろうし、やってみて損はないんじゃないかな?

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