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『無名時点』第80話。「おざき まさかず」様への旅の扉

■5つの才能。

#戦略性 #着想 #最上志向 #内省 #未来志向

■イメージ。

「空創」「猛創」「芸とは術理」

答え合わせは未来で良い。「世界を惑わす空想具現家」といった印象です。

■解説。

戦略性:「詰将棋」
着想:「伏線回収」
最上志向:「神に挑む」
内省:「空想運営」
未来志向:「2000年後のキミへ」

といった側面に着目すると…

その設計図は、最早アートですね。

■①虚数iは悪でなく、変数Xは救いである。

「戦略性×着想×内省×未来志向」

ファンタジーはお好きですか?

祖は古来より、「空想」にこそ救いを見出してきました。

「宗教」「神話」「伝承」「民話」「演劇」「信仰」…

土地や時代によって形態は異なれど、しかしどういう訳か、人類だけは創作によって日々の糧を得る事が出来ました。

また、この現象は社会の豊かさや、文明の成熟度に依ることはなく…

極論、まだ焚き火を囲んで狩猟に励んでいた頃でさえ、「精霊信仰」という形で空想は成立していました。

※勿論、真に神託を受け取れるシャーマンも別にいたのですが。

であればコレら空想は決して不要不急ではなく、むしろ飢餓や不況の時こそ人々の支えとなる「生活必需品」であった、と見る方が自然でしょう。

※実際、世界大戦中に牢屋で生き延びた兵士たちの中には…「共同幻想である少女をでっち上げる事で、コミュニティ内のメンタルを保つ事に成功した」という実例もある程です。
https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/613/2613191/

「人より夢見がちな才能は、果たして本当に役に立たないのか?」

そんなまさか。

むしろ積極的に、夢を見ましょう。

貴方の卓越した演算能力は、神に迫った空想を可能とします。

そしてそれは、現実に根ざした事実からこそ派生するが故に、より迫真の世界創造へと至る。(着想×内省×未来志向)

ファンタジーとは決して安易な妄想にあらず。

虚数iや変数Xを正しく理解出来る貴方にこそ、きっと誰よりも創作を果たす権限があるのでしょう。

■②かつて夢見た永久機関。

「戦略性×着想×最上志向×未来志向」

マケドニアの大英雄、征服王イスカンダルの逸話はご存知でしょうか?

またの名をアレキサンダー。アレクサンドロス大王。かのアレクサンドリア図書館の名の由来でもあり、また、かの”騎士道理想の体現である九偉人”の1人でもありますが…

彼をリスペクトした作品の中に、「かの大王は、遥か遠くにある最果ての海…”オケアノス”を夢見て、大遠征に挑んだのだ。」というエピソードが登場します。

勿論、真偽は定かではありません。

重要なのは、「存在するかも判らない夢の為に、挑んだ人が居たのかもしれない」というもしもの解釈/妄想にこそ夢があり、何よりこのエピソード自体がファンの間で人気を博しているという事実ですね。

アレほどの大遠征を行う以上、途方もない労力や求心力、戦略性やビジョンが求められたに違いないのですが…

では一体、その原動力は一体何だったのか?

思うにそれは、誰よりも圧倒的な「夢を見る力」です。

人を動かすのに根拠は要らず、現実を変えるのに前例も要らず。

もしも0→1のエネルギーを生み続ける為の、”ナニカ”が存在するのだとしたら。

それはもしかしたら、「かつて夢を見た事がある」という事実だけで十分なのかもしれませんね。

■③発狂せよ。

「戦略性×着想×最上志向×内省×未来志向」

とはいえ、です。

流石に脳内で黙々とイメージするだけでは、精々己の頬の筋肉しか動かせません。

口説きましょう。

良い意味で貴方もまたヒトのカタチを保っている以上、必ず貴方と同じワクワクを共有出来る誰かがいます。

口説きましょう。

彼らが求めているのは「まだ見ぬ空想」であり(着想×最上志向×内省×未来志向)、

彼らに必要なのは「その夢へのロードマップ」です。(戦略性×最上志向×内省×未来志向)

出逢って2秒で口説いて、5秒で狂わす名刺を仕上げて下さい。

それは古くから、かの”万能の天才”が実証しています。

「もはや芸術と化した計画立案書」。

もしもこの域に至れれば…

貴方の夢見た理想は、ようやく世界の”常識”へと塗り替わることでしょう。

■今回のご質問。

僕の戦うべきフィールドはどこでしょうか?

■解答。

創造/設計/デザインです。

強いて挙げるなら、「強力なパトロンを捕まえられる分野」が良いでしょう。

■喜ぶ事。

「迫真芸術」(着想×最上志向×内省)

「アトリエ」(戦略性×着想×最上志向×内省)

「超一流」(戦略性×着想×最上志向×未来志向)

「機能美」(着想×最上志向)

「真実」(戦略性×着想×最上志向)

「問う論」(戦略性×着想×内省)

「未来への遺産」(戦略性×着想×最上志向×内省×未来志向)

■避けたい事。

「ガセネタ」(戦略性×着想×最上志向×内省)

「雑な地方創生」(戦略性×着想×最上志向×未来志向)

「ドリームキラー」(戦略性×着想×最上志向×未来志向)

「再生数稼ぎ」(着想×最上志向×未来志向)

「薄味ファンタジー」(戦略性×着想×最上志向×未来志向)

「浅いワイドショー」(戦略性×着想×最上志向×内省×未来志向)

■アドバイス。

良くも悪くも「知性」に特化しています。社会の大衆は決まって偏差値50である以上、理論だけの段階ではどうしても他者に理解されない事の方がずっと多い。(ついつい過程の説明を省きがちなので、尚更に。)

但しソレは、決して「生涯会話出来る人が得られない」という事にはなりません。

シャーロックホームズはワトソン氏と仲が良く、ホリエモンであれば寺田さんというアシスト役を得られているように。

天才達の社交場を訪ねて、店主と打ち解けてみるのもまた一興かと思われます。

■Gate.80「おざき まさかず」様への旅の扉。

我、よからぬ物を企む者なり。

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