Gate.56「永見 恭平」様への旅の扉
5つの才能。
※こちらの内容は、以前の「Gate. 20」のアップグレード版となります。改めて別側面を抽出しておりますので、良ければこちらもご覧下さい。
イメージ。
「全てを知る」「全てを見抜く」「全てを射抜く」
ただ一発の銃弾で全てを終わらせる。「成功率99.99%のスナイパー」といった印象です。
解説。
追い詰められてこそ輝く人です。
①「情報圧縮」
「収集心×慎重さ×戦略性×着想」
蓄える。これはほぼ無自覚に繰り返してしまう、貴方の原始的欲求ですね(収集心)。理由は色々とありますが、
1、純粋な娯楽(×着想)
2、手札の増強(×戦略性)
3、危険の察知(×慎重さ)
に大別される。多くの才能と密接に絡む以上、この習性は決して止める事は出来ない。ひたすらインプットに特化している、というのが大きな特徴ですが…かと言って、脳の許容量が無限という訳でもありません。恐らく、「本当に信用出来る一次情報」「因数分解の完了した根源」をこそ好むかと思われます(収集心×慎重さ×戦略性×着想)。
時にアウトプットを挟む事で、より信頼出来る知識を厳選する事が可能ですね。
②「生態観察」
「慎重さ×個別化×戦略性×着想」
観察眼。こちらもかなり優れています。特に対人の「強み」と「急所」を見抜く事に長けている(慎重さ×個別化)。
直感的に感じ取れる場合がほとんど(個別化×戦略性)ですが、更に十分な思考時間があると精度が跳ね上がります。(戦略性×慎重さ)
自軍へ目を向ければ、彼らをいかに最大限に活かすかを考えられますし…敵軍へ目を向ければ、いかに最小限に無力化出来るかも考えられますね。
本来の配置としては、軍師の立ち位置がやり易いでしょう。「味方×味方」「味方×敵」「味方×環境」など、「AとBを掛け合わせた時に、一体何が起きるのか?」(個別化×戦略性×着想)という無数の思考実験を好むので…絶対に負けられない戦場に登用される事が良くありそうです。(慎重さ)
③「生存戦略」
「収集心×慎重さ×個別化×戦略性×着想」
但し。基本的に「準備」「調査」に特化している分、そも「何も行動を起こさせない」という事態が起こりがちです。常人より圧倒的な思考速度。可能性が無限であるが故に、むしろあらゆる可能性に溺れて抜け出せない事が良くあります。
「呪術廻戦」の「無量空処」に似ますね。まさかの自家中毒版です。
これを脱する方法は実にシンプルで、「先に結末を決めてしまう」=フィルターの事前設置が有効です。(慎重さ×戦略性)
例えば戦場の最前線に立つ事で、「戦わねば死ぬ」というフィルターをかけてしまう。予め出力される結果が定義されているので、そこに無駄はありません。後は今まで備えて来た知識が、走馬灯のようにアイデアを導いてくれます。(収集心×個別化×慎重さ×戦略性×着想)。この感覚を覚えておくのが大切です。
一度コツを掴めば、後は元の軍師の立ち位置で大丈夫ですね。「期日」や「勝利条件」「敗北条件」といった縛りを設けて、パズルのように逆算する事で自ずと行動に起こせるようになるでしょう。
今回のご質問。
さて、今回は改めてご質問をいただきました。
「慎重さの資質で他者や社会に貢献できる事はありますか?」
との事です。
愚問ですね。よく見落とされがちですが、そもそも役立たない物は才能として定義されません。こうして才能として定義されている以上、全て厳選された武器である事は保証されています。
さて、一般的に「リスク回避」が注目されがちな「慎重さ」ですが…本質は、十分な思考を重ねた上で「やり遂げる」事にあります。
実は元々、「慎重さ」は「戦略的思考力」に属する才能でした。しかしその後、どうやら「結果を出す」側面がある事が判明。以降「実行力」に属するようになった、という経緯があります。
つまり、この才能は「何かをやる」と定義された時にこそ真価を発揮します。「何かをやり遂げる為に、未来の障害を徹底的に排除する」才能なのです。
であれば、理念に反しない物であれば一旦「肯定」してしまい、その為にこそ否定する姿勢が良いでしょう。あらゆるありえない可能性を排除して、それでも尚残った可能性は…どれ程荒唐無稽でも、信用に足る真実です。命を預けるに値するでしょう。
丁度、「ライフリング」に近いでしょうか。狙った的に命中させる為にこそ、弾丸に螺旋というストレスを加えるかのような。
参考になれれば幸いです。
喜ぶ事。
「奇襲を仕掛ける」(個別化×戦略性×着想)
「人間観察」(収集心×個別化)
「戦略会議」(収集心×慎重さ×戦略性×着想)
「命綱」(慎重さ×戦略性)
「事前調査」(収集心×慎重さ×戦略性)
「バグ技の発見」(収集心×慎重さ×戦略性×着想)
避けたい事。
「奇襲をかけられる」(慎重さ)
「情報の誤り」(収集心×慎重さ×戦略性×着想)
「的外れな推測」(慎重さ×戦略性)
「軽率なレッテル張り」(個別化×慎重さ)
アドバイス。
ちなみに、各資質を銃器に例えると…
収集心:火薬装填。
慎重さ:ライフリング。
個別化:ターゲットスコープ。
戦略性:銃器の選定。
着想:想定外の奇襲。
と例えると、イメージが沸くかもしれません。
結局は、何事も自身の理念に沿って「やる」と決めるのが大事です。他者に理由を預けると、いざという時に足切りに遭うリスクがあるのでご注意下さい。
※どうしても行動に移せない時には、こちらの本がオススメです。
Gate.56「永見 恭平」様への旅の扉。
必要なのは、引き金を引く覚悟です。
最新の物語はこちらからどうぞ!
個人鑑定のご依頼はこちら迄お願い致します。
▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!