「クエスト攻略」case.53「老後の備えは日雇いでイケる」

こんにちは。リゾートバイトの為の旅費を日雇いで稼いでいる中崎です。

さて、段々と仕事にも慣れてきたし…実質1日休みを貰ったので、たまには気付きを書いてみよう。多分、役に立つ筈だ。それでは、はじまり、はじまり。

そもそも1人で、3000万円も蓄えられるか？

さて、巷でよく聞くのは「老後を安心して生きるには3000万位は必要」という話だ。コレはTVやネット、近隣のコミュニティでもよく聞く話なので…(実際に正しいかはさておき)とりあえず皆が気になっている話題ではある筈。

「年金はちゃんと支払われるのか？」
「変な病にかかったりはしないか？」
「老後くらいは好きな事をさせてくれないのか？」

正直、さまざまな心配があると思う。

で、それに対しての私の見解だが…

「趣味に使う分以外は、結局社会保障で物質的に飢える事は無いだろう。」と考えている。

だって政府も政治家も投票者も人口ピラミッドも、みんなみんなご老人ばかりだからね。そりゃあ死に物狂いで必死になんとかするさ。

今は家も土地もお金も時間も余っているし、むしろ人口が減っている分、最低限必要な物資はどんどん減っていく。

テクノロジーだって日々発展しているので、人口減を補うだけの技術、AI、システムの開発は既に皆が懸念、開発に勤しんでいるので…

恐らくは長屋みたいな感覚で、公共の老人ホームが乱立するとみている。

正直な所、憲法に違反しない程度の暮らしは将来的に満たされる筈。

乗り切るべきは、精々ここから5年〜10年の生活。

長くても20年もあれば対応は完成出来ているだろうし、ないならもう日本人総出で畑を耕そう。どの道天変地異が起これば、唐突に生活が変わる事もあるだろうしね。

何より年金受給開始までに、10年程度で3000万貯められる様な人が果たして一体何%居るのか？という話だ。最初から破綻しているプランを気にする必要はあんまり無いと思う。

要は「支援」が集まれば良い。

で、多分、それよりももっと心配するべきは他にあって…

そもそも助けてくれる「健康な人手がその頃にはいないんじゃ無いのか？」という事実。

別に人件費が安い海外の人や無機質なAIで構わないなら、お金だけが有れば十分。

でも多分、真に欲しいのは「人の温もり」だろうな、と。

お金が機能するのは「そもそも商品が市場に並んでいる時」であって、「そもそも完売済みで市場に並んでいないモノ」に対しては滅法無力だ。

うっかり「老後の蓄え3000万」を盲信して仕事に人生の全てを費やし、いざ介護の人手を買おうと思ったらもうAIしか残ってなかった、なんて状況は全くもって悲劇である。

要は、「人の縁」を蓄えておけば良い。

つまり、

「介護の為のリソースはどうせ確保される」

「但し、上級の日本人のサービスには限りがある」

のであれば、いざ介護を受けるまでに自分のファンを増やしておくのが1番効率的だと思う。

トロッコ問題の様に「若者がどちらを助けるか？」(自分の限りある時間、労力を誰に注ぐか？)と問われれば、「当然好きな人が居る方」に決まっている。

ギャアギャアとでっち上げたクレーム付けてくるクソ客には見向きもしないし、下品だったり嫌味臭い老人であれば静かに見限る。何もしなくても合法的に復讐が出来る機会を、人は決して見逃さない。ましてやトロッコ問題の様に、「切り捨てるのに正当な事情/言い訳/大義名分が用意されている」以上は絶対に。

そういう憂さ晴らしを選択したのは自身の判断なので、そこは甘んじて正当な対価を支払って欲しい。残念ながら「介護可能な日本人の数」は絶対に減る事は分かっているのだから。

では、どこで「人の縁」を蓄えるのか？

単純。

「無名の若者がすごく困っている時」が1番効く。

もしお腹いっぱいの時にパンを与えられても、精々御礼を述べる位だろう。今度当価値のお気持ちを返すくらいはするかもだが、精々それくらいだ。

が、もし現在ド貧困、職なし、超困窮している時に、少しでも優しくして貰ったらどうだろうか？

間違いなく貴方のファンになる。

何もお金を恵んだり、飲みに連れていくとか…までは無い。(多分、無償の善意の方が素直に効く。)

小粋なジョークで笑わせてくれるとか、丁寧に仕事を教えてくれたり。なんならちゃんと名前を呼んであげて、まともに人間扱いしてくれるだけでも十分効く。

(メンヘラに効く事は、困窮時にはマジで誰にでも効く。効きすぎ注意な程に。)

で、欲を言えば「周囲が全然優しく無い場所」だと最高だ。

無条件で競合なし。

教える内容も普遍的なモノでオッケー。

一緒に仕事することで、「戦友」として仲良くなる事も実に容易。

もはや「オタサーの姫」に成り代わるのは、実におっそろしく楽で手っ取り早い。

ついでに「お金が手に入って」「面接も楽で」「スケジュールに空きがある時だけで」「ブラックなら1日で退職できるし」「移動時間で打ち解けるトーク時間も出来る」のなら最高だ。場合によっては早めに勤務終了だし、給与はちゃんと満額支払われる。(申請すれば、最短翌日即振り込みだ。)

まぁ、そんな上手い話が…

ある。

実は「日雇い仕事」が、まさにそれなのだ。

正直、ピンからキリまであるのは否めないけれど。

やはり昨今、36協定や労基の目は厳しい。個人個人がSNSを使う様になったので、どうしても中身がブラックな所には人が集まらない。(必要な広告費が莫大なので、息切れもしやすい。)

(この辺のノウハウは、調べれば幾らでも出て来るので割愛。軽作業から重労働、警備員や清掃などなど、結構よりどりみどりだ。結局は、口コミが1番だろうね。)

まずは試しに、副業感覚で色んな業種を覗いてみるのが1番良いと思う。

特にこのコロナ不況で、色んな業種、立場の方が集まっているからね。真っ先に新人に声かけしてファンになって貰えば、彼らがコロナ後に復活した時に優先的に支援を頂ける可能性が高まる。

(ついでにバックレや退職率なんかも爆下がりするので、派遣会社からもかなり重宝される筈だ。)

まとめ。

様々な業界で「弱っている若者」を優先的に助けてあげよう。

自力でベーシックインカム導入まで耐えきるのは厳しいが、こうして助けた相手にちょっとずつ支援を貰って生き延びるのならまだ現実的だ。

勿論、派遣が怖い、苦手という人は無理しなくてオッケー。

・街のボランティア(無償)
・地元のスナック巡り(自腹)

なんかでも十分に、現地の住民とは絡める。

が、「無名時点」に「困っている」事を自分なりに支援するのが、結局は1番効果が高いだろう…というのが、私の昔からの理念ではあるがね。

参考になれれば幸い。

それではまた次回。

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