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自己理解から、「キャラクターシート」を作る。

「文化の4象限」を知っているだろうか?

「自分事」と「他人事」を横軸に。「日常」と「非日常」を縦軸に。

組み合わせて4つに区切った時、「その娯楽は何処に位置するか?」という考え方である。

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我ながらひっどい有様である。どうか各自で手直ししていただきたい。

とはいえ大体言いたい事は判ると思う。①②  ④は誰かが面白い物を用意してくれている。が、実は③の「自分の日常」だけは自分で娯楽化しなくてはならない。どころか、基本的に24時間の内の大半はこの③の領域だ。困ったことに人の人生は多様化しすぎて、他人が参入しても費用対効果が難しい。

かつて「自己啓発本」「ビジネス書」が売れた訳。

が、実はこの③の領域に踏み込めた物がある。小見出しの通り、仕事に於いては自己啓発本やビジネス書。家庭であれば、料理本や掃除の技術書。こういったノウハウを取り入れると③の分野が劇的に楽しくなった。いわゆる「ハックする」というやり方での娯楽化だ。ここに是非注目して欲しい。

「自分の人生」という「最強の娯楽」

③の分野でもう一つ特徴的な物がある。「余人には絶対ネタバレ不可能」だという点だ。何せ当の本人以外に幸せの答えが出せない。生き別れの双子が全く異なる環境で育ったのにも関わらず、どちらも殆ど同じ嗜好を持つようになった、なんてデータもあるが、これだって実際に年を重ねるまでネタバレされる事は出来ない。(もし貴方が誰かを破滅させたいのなら、事細かに未来をネタバレしてあげれば良いと思うよ!)。

あらゆる情報やノウハウが共有されてしまったこの世で、人類絶滅まで必ず残る娯楽は「自然」と「自分」という神の領域だけになるだろう。

まずは気楽に紙に書いてみよう。

とはいえ何もそんなに難しく考えなくても良くて。まずは「自分」というキャラクターシートを作ってみて欲しい。

名前、身長、体重、好物、スキル、特徴、制約、職業、所属、目的、あらすじ…

出来るだけゲームの様にユーモアに書くのをお勧めしたい。事実だけの履歴書はどうにも気が滅入るしつまらない。他人がみて、ついクスリと笑ってしまう物が良いキャラクターシートだ。親しみ溢れる個性たっぷりな貴方。退屈な日常を、特別な非日常へ。

「キャラクターシート」で、「日常」を「非日常」へ昇華する。

▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!