まじめに
ごきげんよう。
むめいと申します。
はじめての記事なのでかんたんな自己紹介と、ここに記録したいことがらを記しておこうと思います。
わたくしめは32歳女、サラリーマン、趣味無しのごく一般的な大人です。
今年から中間管理職に就き、我慢体質のわたくしめは少しづつ着実にストレスや鬱憤を溜めており、何か良い発散方法はないものかと考えていました。
そんな矢先、出会ったのがこちらの動画です。
『読書ができない』という点について、わたくしめも同じ悩みを持っていたので動画のサムネイルを見たのち、すぐにこの動画を視聴しました。
同じ行を何度も読んでしまう
読んでいるのに他のことを考えてしまい気づくと何が起きているのか分からなくなりまた前のページから読むを繰り返す
別の日に続きから読んだ際、何が起きていたか思い出すためまた前のページを読む作業が発生し永遠に読み終わらない
無知のため知らない単語がありすぎて調べながら読む必要がある
クライマックス前に読むことに飽きてしまい途中で読むのをやめてしまう
頭の中で声に出して(会話パートは演技しながら)読んでいるためか、そもそも読むのが遅すぎる
読み始めるとなぜか眠くなる
そもそも文字がいっぱいあるとなんか無理、拒絶反応が起きる
など様々な理由から、買ってはみるものの本を読み切ることなく10年ほど人生を過ごしていました。
しかし、この動画内で『本を読めない』にもかかわらず楽しそうに本を読むようすや、悩みながら果敢にチャレンジしているようすを見て、
もう一度『本を読む』ことにチャレンジしたい気持ちが芽生えてきました。
とくに、読んでいた本『名探偵の掟 - 東野圭吾』に興味を持ちました。
短編集ということ、単純にメタフィクションに興味をもったこと、そして、はじめてミステリー読むなら一冊目はこれ!とおすすめされていたこともあり自分でも読めるかもとワクワクしてきました。
ミステリー小説など当然読んだことが無かったのですが、ちょうど犬神家の一族の映画を見てテンションが上がっていたこともあり、すぐに本屋へ行き該当の本を探しました。
しかし、ジュンク堂の東野圭吾の棚を見ても『名探偵の掟』は売っていませんでした。
かわりに中でも物騒な名前でいかにも事件が起きそうな『仮面山荘殺人事件』という本を手に取り購入してみました。第一歩です。
本屋の中にカフェがあるのを知り、早速そこで『仮面山荘殺人事件』を読んでみたところ…
読める…
読めるぞ…!
なんと、10年近く本を読み切ったことの無かった自分が本を読み・理解し・楽しめていたのです。
そして、本を読んでいる時間、電流が走ったかのように何とも言えぬ幸福感と喜びが体の中に駆け巡りました。
わたくしめは趣味を見つけたのです。
その日はカフェで第2幕まで読み、その後も展開が気になり家で読んだり別のカフェで読んだりしました。
本を読めるはずがないと半ばあきらめていたにもかかわらず、10年という時の流れがそうしたのか、ミステリー小説がたまたま自分に合っていたのか分かりませんが『仮面山荘殺人事件』を無事読破することができました。
そのことは、自分のなかに『本を読み終えた』という何とも言えぬ達成感と自信をもたらしました。
ありがとう、ふっくらすずめクラブ。
ありがとう、みくのしんさん。
その後も、1冊読み終えたらまた本屋へ行き新たに本を買う。
それが楽しみになり良いストレス発散になっています。
なので、今後ここには読んだ本の感想などを記録していけたらなあと思っています。
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