オリキャラ徹底解説&紹介③風見瞬

『風見の少年・風見瞬』


概要

 死出山怪奇譚集本編の主人公、年齢は10歳。年並みに落ち着いた少年で、強力な霊感と極端な霊媒体質を持つ。5歳の弟である友也が居る。親友の晴人とは仲良くしている。霊感がある事を茂に見抜かれ、茂が完成させようとする本の手伝いをするようになってしまった。

 (死出山怪奇譚集本編)

https://ncode.syosetu.com/n9052eq/

画像1


以下ネタバレ注意!!!


  瞬が霊感に目覚めたのは、幼い頃に死出山で迷い、その時に神社に居たお初と出会ったからだった。瞬の家系である風見家は陰陽師の末裔で、その長男は死にかけると霊能力に目覚めるという。瞬の父親である守も同じように能力に目覚め、人の寿命が分かるようになった。


 瞬は自身の能力でお初と圭ノ介の霊を引き合わせ、茂と圭ノ介の意志を引き離す事に成功する。その功績は、後に茂によって『風見の少年』という話で後世に伝えられるようになった。

 風見家

 陰陽師の末裔で、死出山に暮らしている一族、『風 』(魂や力の流れ)を見る力を持っている。風見家の長男は『風見の少年』と呼ばれ、死にかけた時に霊能力に目覚める。




大人になった瞬 


 その後、大人になった瞬は由香と結婚し、息子の卓と共に青波台で暮らすようになった。しかし、その間に親友である晴人が自殺してしまう。瞬はその事を悔いていたが、自分と同じように能力に目覚めた卓の力で再会し、お互いの思いを伝えたのだった。成仏した晴人は、その後ある人になって生まれ変わった。

 その後、孫である光が産まれ、その成長を見届けた後に亡くなったそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?