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自己紹介(榎本弟)

はじめまして!榎本弟です。なぜ弟かというと、運営のメンバーの中に兄がいるからです。
年齢は24歳、好きなものは支離滅裂な状態です。

この前はこの画像で10分ほど笑ってしまいました。

趣味と呼べるほどのものは特になし、強いて言うなら古着と読書とゲームです。
multitudeでは古着の入荷とスタイリングを担当します。現在はスウェーデンに留学に来ており、帰国する直前にヨーロッパをめぐって古着を買い集め、店頭に並べる予定です。良いものを並べられる様頑張ります。

この記事では、自己紹介に加えて、このプロジェクトに対する思いみたいなものを書いてみます。

唐突ですが、僕は、もともと自分を何かに当てはめて上手くやるという作業がとても苦手だったと思います。

小中高大と、なんか空気の読めないことを言ってしまって嫌われてしまう、みたいな。
正直自分としては普通に生きてるだけで人格を否定されるみたいなこともちょくちょくありました。
ここ最近はそういうこともそこまで起こらないんですが、それでも昔から蓄積されたコンプレックスが心に根を張っています。今でも喋る時には「間違っていないか」と頭の中で考えながら話しています。

生来こういうことが苦手だったことに加えて、僕はもともと、他人の反応とかを求める傾向があります。注目して欲しい!褒めて欲しい!みたいな。この二つがイイ感じに具合悪く組み合わさって、それなりに鬱陶しい人間として生きてきた自覚があります。
しかも、被害者ぶって話してるけど、ある時では、またある人にとっては僕は加害者だったと思います。

深入りしてしまうと自己嫌悪に陥り、目指したいことと逸れるので、本筋に戻ります。なぜ僕がこの話を書いたかというと、multitudeというこの取り組み自体が、こういう自分を一歩前に進めるために重要なものだからです。

「俺たちは神様と一緒で、作りたいもの、なりたい姿をなんでも実現することができる。自分の中にある想いを素直に出せばいいのに、社会とか政治とかが、人々に『自分は劣っている』と思わせている」

留学先で出会った、pro-noiaという名前でラップをしている友人が言っていたことです。
自分は欠点が限りなく多いし、数え出せばきりがないけど、それでもそこそこ良いところも多分あるはずです。あと、自分にしか言えないことや表現できないこともきっとあると思います。

同じ様に、職場で苦しんだり、社会生活でなんらかの烙印を押された知人たちも、僕からみたら限りなく美しいものに溢れています。(押し付けがましいですが)

multitudeは、店に参加してくれるそれぞれの人が、自分自身の美しさを数え上げられるような場所にしたいです。
帽子を編む人、音楽をやる人、ものを書く人など、この古着屋に関わってくれる皆んなに誇りを感じて欲しいし、古着をバイイングしてくる僕も、最終的には自分のことを誇りに思いたいです。
だから一生懸命やろうと思うし、今は身内だけのこの輪を、より大きく広げていきたいと思います。


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