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急がば回れ

私の好きな言葉の一つを紹介します。
「急がば回れ」
です。

「急いては事を仕損じる」
と同じ意味だと思いますが、私は「急がば回れ」が好きです。

初めの出会いは、小学校ぐらいの時です。
その頃ことわざを覚えるのにハマっていて、よく兄とどれだけ覚えているか競い合っていました。

新しいことわざを覚えようと、時々ことわざの本を読んでいました。

その時に、「急がば回れ」は目に入ってきました。「トキメキ」を持って。近くて短い道ではなく、木を回り込んで遠回りの道を選択している絵は印象的でした。

私はすぐに「急がば回れ」を気に入りました。

さて、出会いの話はこのぐらいにしておきます。

実は私は「急がば回れ」とは程遠い性質なんですよね。

それは「せっかち」「短気」「早食い」「即断即決即実行」
何より仕事のポリシーは「圧倒的なスピードで提供する」です。

どこをどう間違ったら「急がば回れ」を好きだなどと言えるのだろうか?

自分に無いものに対する「憧れ」だろうか?

実は、同じくらい大事にしていた言葉で「若い頃の苦労は買ってでもしろ」があります。

私の人生は回り道ばかりしてきました。自分なりに人生はチャレンジをしてきたつもりです。後悔する決断もたくさんあります。それでも、後悔の日々を「急がば回れ」が支えてくれました。思うようにならない人生の道に対して自分に言い聞かせてきました。

一時期、自分を慰める言葉として使っていました。

でも、それだけじゃないんです。今はもう若くないので苦労はしたく無いです。大人になるにつれて自分の思うようにならない事の方が社会生活を送る上で多くなります。その時、自分の思うようになるように振る舞うのか?答えは「ノー」です。
私は「急がば回れ」と自分に言い聞かせて、ブレーキを掛けています。

私の経験では社会生活(人間関係など)においては「急がば回れ」を実践した方が苦労は少なくなる気がします。

私の魔法の言葉の一つを紹介しました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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