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自由な海外ノマド生活が7年もできている理由

2024年で海外ノマド生活も7年目ということで、色々考えさせられることがあるため、それを記録。

今後、そういう生活をしたい人の参考になれば幸いである。

①日本人として生まれた

多くの人は、自分の努力!と言うかもしれないが、それは最初の努力、つまり10%くらいなものであって、

それ以降は軌道に乗ると、0から1を作るような努力はしなくても良くなることがほとんどだと思う。

全てにおいて基礎部分の努力ほど難しい部分はないと思うので・・。

さてそんな努力よりも、この環境が整っていた日本人として生まれたことではないかと思う。

先進国側に生まれたことによって、つまり先人の犠牲の上に成り立っていると考えるようになった。

先人がこのような国にしよう。と作り上げたのが今の日本。

もしかしたら何十年か後には今の中国のような独裁になってしまうかもしれないし、今の環境だからできたことだと思っている。


②自分に嘘をついて生きていく人たち

私は自由な発言ができるブログは好き。

もともと軽い話しかしない友達もいないタイプで、日本の社会では受け入れられないタイプである。

建前上は自由な国なのに、そこで色んな人と関わって働くとなるとなかなか自由に発言することはできないものである。

けどネットの空間ではそれが可能。

さて、自由な発言をできる国。って実は世界中を見ても割と少ないほうだと思う。

日本人は海外っていうと欧米に目が入ってしまうが、私はこの7年間、イスラム圏にいることも多かったので、世界の多くの国がまだ自分が言いたいこともいえず、自分に嘘を重ねるしか生きていくすべがない。というところを何度も見てきた。

中国、キルギス、韓国(民主主義なのに、割と自由がない)、インドネシア、インド、エジプト、トルコ、ジョージア、モンゴルなどまだまだある。

国のシステム的には自由に発言ができる国でも、小さい国だとすぐに外で知られてしまう可能性もあって、自由に発言できない国はまだまだ沢山ある。

日本でも、本当は自分はこうなんだけど、社会はこのように言うと受け入れてくれない。という恐れから、そうなってしまう人が多いのだけど、

日本以外の国ではもっと深刻。ということを多くの日本人は意識することで、いかに日本が自由な国であると、感謝できるようになるかもしれない。


③パスポート

日本人として生まれた。というところと関係するが、やはり日本のパスポートは最強である。

これは否定しない。

けど、なぜだか私が行く国は日本のパスポートが通じにくいところばかりだ。

ロシア=ビザを申請しなければならない
中国=コロナ後、ビザ免除の解除はされていない
モンゴル=アメリカ人と韓国人は3ヶ月なのに、日本人は1ヶ月のみ・・

とはいってもこれは私の場合であり、

インドに行けば日本人というだけで目をまんまるくされるし、そういう意味ではこのパスポート(顔じゃなくて国籍で判断する人も多い)は最強なのだと思う。 

その他にも日本のパスポート(つまり日本国籍)というおかげで優遇されたことは何度もあった。

信用。これは長い年月をかけて誰かが作ってくれたもの(パスポートや国籍の場合)であり、自分自身の信用も時間をかけて築き上げられるものだよね。

④親との関係

写真は、アランヤで購入した新鮮なトマト。

私は親との関係が非常によく、一緒に旅行をすることもあるし、小さい頃は大切に育てられてきた。ということを自覚している。

なので感謝する気持ちもある。

もし、そうじゃなかった場合、おそらく親との関係のトラブルや、憎しみ、違ったふうに育っていた可能性もあったため、今みたいな生活にはなっていなかった可能性もある。

また兄弟に関してもそうなのだけど、つまり3人兄弟の真ん中ということもあり、兄も妹も結婚して子供もいるため、私が自由にできているところはある。といつも思う。


⑤ワーホリと同じ部分

20代の時にワーホリに行った時、私は40万円くらいしか持っていかなかった。

その時は最低100万円以上蓄えないとダメだよ。という話だったが無視。

案の定3ヶ月で日本に戻ってきてしまった。

そういう経験もあり、海外ノマドになるまでは相当悩んで準備もしたし、蓄えも作った。

いつ辞めてもいいように、つまり次の仕事を探せる数年間の蓄えは必要。というのは絶対じゃないけど、そこが安心材料になるのは間違いない。


⑥自由な生活には責任が伴う

私は自由な生活をしているけど、一つ決めているのは、毎日何時間も勉強するということ。

そうじゃないと、正直こういう生活は鬱になってしまう。

常に自分を何らかの形で高めようとする意欲がないと、なかなか自分で全てを決めるということは、実際にはハードなのである。

毎日が決断の連続。これは普通に生活していてもそうなのだけど、海外ノマドにとって、特に次の地へ移動するということはほとんどのことをすべてリセットしなければならないので、下調べから、そこに行く意味や合理性も考えつつ、割と重い判断の繰り返しを迫られることもある。

また、ノマド後半から食事管理もし始めた。

これは食べ物による快楽をやめようというのではなく、他の国に行けば日本のように添加物まみれの美味しいお菓子や調味料が手に入らないので、舌を標準に戻したかったからである。

なので2022年以降、ショ糖(これが入っているものにはほとんど添加物が入っているので)をやめた。

海外ノマド生活というのは自由はあっても、会社で守ってもらえるわけでもないし、全てを自分で決めなければならない。

その分、得られるものも大きいのだけど、多くの人は長くても3年くらいでもう無理!ってなるかもしれない。

私が続けられているのは外国語の学習において自分で目標を設定しているからかもしれない。

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