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ヒンディー語の発音が難しいと思う3つの理由

最近ヒンディー語強化期間に入ってる私。

もう。それは大変な言語なのでございます。😅前回書いたけれども、文字が多すぎて、アラビア語よりも発音の数が多い。

しかも英語のようにどこが消えるか?(言語学では消失。っていうらしい)というのもある程度のその言語の世界に入っていかないとわからない部分。

今回は2020年ジョージアのバトゥミで聞き始めたある動画のスクリプトを読んでみることに。

とはいっても多少流暢に聞こえるかもしれないが、現地の人が聞いたら、きっと出鱈目だというかもしれない。

とはいっても、このスクリプトの練習で、どの部分の母音が削れるのか。ということなどのセンスもかなりついて、

まさにそういうのは文法書にも載っていないことだったので自分では満足している。

さて、なぜヒンディー語の文法が私が勉強してきた多く言語の中でも発音が難しいと感じるのか?ということをざっくり書いていきたいと思う。


①子音と母音の多さ

母音(あ、い、う、え、お)が5つしかない日本語。また私が割と得意でもあるアラビア語も、3(あ、い、う)つしかない。

発音する上で母音が少ないと非常に喋りやすいというのは、わかる人はわかる話。

さて、ヒンディー語は母音が、13個。。子音が33個。。

日本人に難しいとも言われてるアメリカ英語の母音は、15個。これは二重母音なども合わせた数。なのでヒンディー語は英語並みに母音が多いことになる。

で、アメリカ英語の子音は、23個と言われている。

ヒンディー語には、日本語における”た”という音でも4つほどあり、さすがに私はそれらの違いは理屈上はわかるのだけど、発音する気になれないし、そこまでしようとはさすがに思わない。。

舌を巻いた”た”だったり、kの音を混ぜた”た”だったり。もうどれでもいいじゃん。という感じで、そこまでこだわっていないので、そこを捨てようと思えるようになれば、学習は進むのでは?というのが私の考え。

②Hの脱落

英語でもそうなのだけど、hが割と脱落する言語だなと感じる。というのはそういうルールがあるのではなく、人って話し出すと、はっきり発音できなくなり、hみたいに喉から、ハって出さなければならないものを、あー。って言うようになる。

これは日本語でも同じで、い。とか、おようございます。って朝から言うのダルい。っていうのは、どっちも、は。という音が入っているからだと思うのである。

米語でもヒンディー語も、ハがあ。みたいになる。もちろんアナウンサーとかは別として。

例えば、ナヒーン へーが、ナインネェー。のような感じ。この感覚がわかるのには相当練習した。。と思う。

アラビア語とはやっぱり違うなって感じる。

③母音が弱くなる場所

これは数をこなさないとわからない部分で、英語にも共通するところなのだけど、その単語を一つだけ読むのと、文全体として読むのでは、アクセントというか、母音をちゃんと発音するところとそうじゃないところが変わってきたりする。

この感覚は、やはり現地の人が話す動画などを文字起こしして、自分で研究するしかない。

英語だと、ある程度そういう教材もあってわかりやすいが、英語でも結局私は自分でたくさんシャドーイングすることでその感覚を得た。

ヒンディー語なんてそんな教材は少ないので、それこそ生のヒンディー語をたくさん練習するしかないと感じた。


結論

ヒンディー語は私の感覚ではフランス語よりも発音が難しいと思う。

フランス語は以下でもシャドーイングを公開したけど、英語に似てる単語もあるし、そもそも母音をしっかり発音するタイプの言語なので、日本語に割と近い感覚で行けるが、

「英語と日本語のリズムが著しく違う理由=(ストレス、シラブル、モーラ)タイミングについて」

ヒンディー語は完全に英語のようなストレス言語ではないが、母音が弱くなる場所などの把握が難しく、その感覚を得るためには、上記にも書いたように何度も練習することが求められると思った。

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