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外国語学習(オンラインレッスンも)において、天気の話ができる人が最強な理由

今日もまた、ゆるゆるnoteが始まりました笑。

この記事のメインは私のレッスンでのやりとり。において。で、そこに天気の話が重要ということも書いていきます。

さてさて。

最近色々な生徒さんとやりとりしていると、レッスンがはじまって最初の出だしでコミュニケーションがあまり上手く取れない人と取れる人がいることに気づいた。

今までの10年間で200人ほどとレッスンをしてきた中で、ある程度は統計が取れているのだけど、

だいたいいつも全体の1割くらいの生徒さんがここに該当している。

タイトルにもあるように、天気の話。だったり、自分の体調、最近の近況などの報告ができる人と、そういうのをまとめて考えてできない人。

これは本当に分かれる。

その人就いている仕事、周りの環境、どれだけ本音を話せる人が周りにいるか、一人暮らしなのか誰かと暮らしているのか。などでやはり環境が大きく左右すると思う。

けど、これって最初は大変かもしれないけど少しトレーニングすればできることであり、

私のレッスンではまず日本語で言えるようにしてもらっている。

それが言えるようになってくると、毎週レッスンの出だしは以下のパターンをその学んでいる外国語で言ってもらうということになっている。

なので、この記事ではそういうステップ?パターン?を共有していきたいと思う。

本当に1~4くらいのステップで、もう今からでも話の出だしが上手になると思うのでぜひ活用して欲しい。


①greeting(挨拶)

こんにちは。から始める。また言語によっては、いろんな挨拶があり、hello だけでなく、what's going on? だったり、what's up? 

What have you been up to? などいろいろあるけれど、日本人は、こういう質問をすることはできるのだけど、その後、質問された人の話をずっと聞くパターンになってしまいがちで、自分が話すチャンスをずいぶん逃してしまっている。

さて、私のレッスンではメインは生徒さんなので、私が話をしてもしょうがない(教えるとき以外)というのが基本的な考えであり、

挨拶は、hello でも、疑問形の、what's up? などを使うものでもいいので、その後にすぐ相手に話させずに、天気の話をして。と言うようにしている。

ちなみに、最初の挨拶は抑揚を上げるなどして元気に・・。とも、

私の動画でも、はいみなさんこんにちはマルチリンガールりょうこでーす。などと普段出さないような高い声を出しているのだけど、

私は物事は初めと終わりをきっちりすること。が重要と考えていて、最初の出だしは明るく!

けどこれは外国語を話す時。であり、日本人同士の会話ではそこまでオーバーにすることはないけど・・。

さて、挨拶をした後、天気の話をして欲しい。

②weather(天気)

写真は2024年冬にいたバトゥミで撮影したもの

次に、天気の話をする。

言語学習しているのに天気の話が苦手だって言う人は多いのだけど、よくよく考えて欲しい。

職場などであまり仲良くない人とでも、天気の話くらいはできる。

これは万国共通で天気の話は誰もをまとめるくらいのトピックだからである。

We have rain today. 今日は雨だね。

を英語では、私たちは雨を持っているね今日。と言うのは、私たちという意識があり、私は。よりも共感を与える。

さて、天気の話と言えば、日本で言えば、

春=季節の変わり目、花粉症
夏=猛暑、台風
秋=肌寒い
冬=極寒

となったりするのだけど、毎回違ったトピックを作ることができる上、こういう天気だから今私はこう言う状態なのよ。

という次のステップに繋げることができる。

そう。天気の話をすると、いろんなトピックに移動できるというメリットがある。


③physical condition(体調)


次に、自分のことを話す(体調)。

初対面のようなミートアップ(交流会)などでは自己紹介を話すと思うのだけれども、何度も会ってる人、また私のような個人のオンラインレッスンなどでは、このような天気の話から入っていき、その次の、

だから今は体調がよくないんだよね。今日のレッスンは緩めでお願いします。などと、いきなりは言えないことをこういうくだりで言えたりもする。

話の流れを作っていくというのはこういうこと。

④work(仕事) または、 study(勉強の学習状況)

私のレッスンでは長く続けている人とはそれなりに多くのことも話しているので、相手の仕事状況がどんな感じというのも共有している場合があり、

仕事の話をしてくる生徒さんもいる。私も、〜だよー。と軽く話したりも。

また、プライバシーは共有したくないという生徒さんに対しては、この1週間どうだったか?という、外国語の学習状況だけで言えるようにしておいて。と言っている。


⑤how about you(あなたは?)

ここが言える人。と言えない人に分かれる。

日本人に特にありがちな、日本語で話しているときはそうじゃないのに、外国語で話している時に、自分だけの話してしまう、つまり話すだけになって相手に興味や関心を持とうとする余裕が持てなくなってしまうこと。

けど、最初と最後が重要。

私はこれを終わりの技術と呼んでいるのだけど、日本人は終わりの技術が下手なために損をしている人が多い。

それは会社を辞めるのに代行業者を使う。。という最近の流行りにもみてとれるのだけど・・笑。


⑥最後に

私のレッスンでは割と自営の人だったり、海外で外国人と関わっている人、外国人のパートナーがいる人などグローバルな人が多いので、

9割くらいがこういう説明をしなくても、自分のことを、淡々と話せる人が多い。

けど日本の企業文化にすごく浸かりすぎて、自分のことを主張できない人も1割くらい。

ここが変わるだけでかなり外国語学習というか、外国語のレベルが上がるということに本人は気づいていないことが多く、私はレッスンではこういう部分をはっきり言うようにしている。

今までの生徒さんの経験からだと、

ずっと同じ職場に勤めている人
プログラマー(コードだけ書いているパターンの人)
海外に行ったことない人

などいくつかの共通点があり、

私も昔データ入力の仕事を何年もしていたことがあったので、そのときは外国語が好きなのに、出だしの挨拶をなんて言っていいのかわからない・・。

というような現象にひどく悩んだことがあった。

上記のパターンを実践することで、

ブログや動画撮影での導入部分も、スラスラ言えるようになるし、初めて会った人、よく会っている人の間でも、コミュニケーション上手になれる。

薄っぺらくていい。

とにかくもっとしゃべって!と言っている。

そして、私のレッスンではこれが日本語でできる人には、次はその言語で話して〜。という感じになります。。。

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