シャニ3rd福岡公演に参戦し感じた、ライブ遠征で使うべき交通手段・宿泊手段

　プロデューサーの皆様、THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET/FUKUOKA（シャニ3rd福岡） Day1お疲れ様でした。私は今回が初めてのライブ遠征となりましたが、大変よいライブでしたね。本来であればここでライブの感想でも述べるところでしょうが、そういうのはもっと上手な人たちがいるのでその人たちのnote読んでください。私がしたいのは「地方遠征時（別に都内でもいいんですが）にどうすれば効率よくライブ遠征を行えるのか」のお話です。

距離が遠くなればなるほど増える選択肢

　今回のライブは福岡での実施でした。福岡といいつつ小倉なのでいわゆる「福岡」っぽい博多駅からは新幹線で15分くらいの距離があり、現実の場所とイメージの場所が大分離れてしまっています。例えば今回のツアーにおける東京公演は国際展示場駅が最寄りの会場でしたので、まあ十分に東京であるといえると思います。

　一方、今回の福岡や今度シンデレラガールズの方で行われるツアーでも、愛知公演や沖縄公演はそれぞれ名古屋駅や那覇空港から大分離れた場所にあります。そうなってくると迷うのが交通手段と宿泊地・宿泊施設の選択です。

移動手段のシェアを見ろ

新幹線vs航空、シェアが多いのはどっちだ！　2019年版全国区間別鉄道と航空のシェア比較

　国土交通省総合政策局情報政策課により、毎年地域別の移動手段についてシェアが出ています。要は新幹線・飛行機・その他（夜行バス、船など）の何を使ってそこまでアクセスしているのかという統計情報です。多くのライブが関東以西で行われていることを鑑みると、東京から西へのアクセスが参考になるかと思います。

　というわけでざっくりシェアを説明すると、広島県までは新幹線でのアクセスが多く、そこから西になると飛行機でのアクセスがシェアNo.1になります。要は広島より西でライブやるときは飛行機を使ってる人がほとんどということです。今回のように福岡でライブがあるからといって東京から東海道新幹線・山陽新幹線の博多行きに乗って行く人はいないというわけです。まあ5時間もかかりますからね･･･

　というわけで、せっかくシェアが出ているのですから、シェアNo.1の移動手段で行かれるのがよいかと思います。多くの人が選択しているということはよい手段なのです。個人的な経験から申し上げると、安価な夜行バスや自分で運転していくなどの方法はあまりオススメできません。夜行バスは眠れなかった場合に体調不良によるライブ不参加という可能性が生じるのと、自分で運転した場合には事故発生時などに時間をとられ、代替手段を執ることが難しいからです。飛行機の欠航や新幹線の運転見合わせは金さえ出せば代替手段に事欠きませんが、交通事故についてはどうしても処理や代車の手配に時間がかかりますからね。心的なストレスも結構あります。
　大切なことは万全の状態でライブを迎え、心の底から楽しむことですから、心配事を抱えるリスクを負うのはナンセンスです。金で軽減できるリスクはどんどん軽減していくべきでしょう。

遠征時には東急ステイに泊まれ（ダイマ）

　2020年以前はちょいちょい一人旅を繰り返していたこともあり、それなりの経験値は積んでいるような気がします。そんな経験から導き出された、最強の宿泊施設が東急ステイです。

東急ステイ【公式】| 洗濯乾燥機付きの客室がある滞在型ホテル

東急ステイの優秀なところ

・全室に洗濯乾燥機・電子レンジ備え付け

　なんといってもこれが大きいです。旅で一番かさむのが着替え。冬場は特にかさみますし、女性なら尚更です。ですが東急ステイは基本的に全室洗濯乾燥機が備え付けられているため、その日着用していた衣服をそのまま洗って乾燥し、翌日また着用することが可能です。特に夏場であれば、1着だけで何日でも旅行することが可能になります（理論上）。
　あんまり強調されていませんが、電子レンジも備え付けられていることが多いです。備え付けられていない東急ステイを見たことがないので、大体あるんじゃないでしょうか。コンビニで買ってきた弁当やら惣菜も部屋で温め可能です。便利ですねえ。

　他のホテルだと、よくてもホテル内に共同利用設備として設置されているだけで、わざわざ部屋の外に出て洗濯乾燥を行う必要があったり、ホテルの外に出て遠いコインランドリーでお金を払って洗濯乾燥する必要があります。しかし東急ステイでは室内にあるので誰にも気兼ねなく宿泊代金だけで利用し放題です。洗濯洗剤もロビーに置いてあるかカウンターでくれます。

・駅に近い

　全部に泊まったことがあるわけではないので確実ではないですが、要はビジネスホテルなのでほぼ駅チカです。結局のところ今回は「ライブ遠征における旅行テク」なので、何もない田んぼの真ん中にぽつんとライブ会場があることはそうそうありません。駅から近いことは重要なファクターとなり得ます。駅に近いということは飲食店やコンビニも周りにあるということですから、何かと便利でしょう。

・そんなに高くはない

　そりゃカプセルホテルとか激安ホテルに比べれば高いですが、そんなべらぼうな価格設定ではありません。寝具のレベル、防音性能、客の民度などを鑑みても十分なクオリティがあると思います。下手にケチったりノーブランドのホテルに泊まって失敗するより、信頼性の高いチェーンのホテルで安定をとる方がライブでのパフォーマンスを考えると重要です。

東急ステイのマイナスポイント（人による）

　別に東急不動産HDから金をもらってるわけじゃないので悪いところも書きますが、個人的には大したことではないので気になりません。どうしても駄目な人がいるかもしれないので見ておいた方がいいですね。

・（たぶん）ユニットバス（トイレ・風呂が一緒）

　ビジネスホテルにはよくありますが、いわゆるユニットバス形式になっています（もしかしたらトイレ・風呂別の東急ステイもあるかもしれないので、少なくとも私が今日泊まっている東急ステイ福岡天神のとある部屋はそうでした）。が、ずっと住むならともかくホテルで使う分には特段問題ないように思います。

・室内清掃やベットメイキングがない（有料）

　1泊なら関係ありませんが、連泊する場合には問題になってきます。7日以上の宿泊であれば週1でやってくれるのですが、それ未満の宿泊日数ですと原則としてベットメイキングと室内清掃がありません。が、これもライブの遠征程度では問題にならないと思います。アイマスだと普通ライブは土日だけですし、とすると前入り・翌日帰りとしても1泊か2泊〜3泊がせいぜいですから、よほど汚さない限りは気にならないと思います。というかホテルなんだからそれなりにきれいに使いなさいよ･･･

　といった理由から私としては東急ステイが一番コスパがよく、便利に使えるホテルかなあと思って一人旅や遠征時には使うようにしています。他のビジネスホテルもたまに使いますが、洗濯乾燥機があるホテルは他にあまり見たことがありませんので、是非荷物を減らしたいプロデューサーさんは検討してみてください。

結論

・みんなが使っている交通手段を使え

・東急ステイに泊まれ

以上です。明日の福岡Day2も楽しんでください。私は落選したので家に帰って日本ダービー見ます。