見出し画像

エフェクターを作る。

noteでもご無沙汰してます。
今回は教える系の内容ではなく近況というか備忘録的なのも兼ねてるので無料記事になります。
今回タイトルになっているエフェクターを作る。そのままの事なんだけれど、演奏仕事の合間に最近はとうとうエフェクターを自作し始めましたと。

元はコロナ全盛の時、ライブツアーもなくなり、レッスンはやり方を変え、宅録なんかもやりつつ。
とはいえ暇だなーという時期になんかやれる事ないかなと思って、エフェクターでも作ってみるかなんて思って本買って素材買ってってしてたんですね。

結局買うだけで満足して当時はやらず。
ずっと眠っていたパーツ。
そんな中ここ最近の自分の中のブームというかムーブがあって、まず
エフェクターで音作りまくる→上手くいかず→いや、結局アンプ(DI)直が音良くね?→シールドを見直す→直の方が音が良いがステージでは足元チューナーだけにせよ10mは引き回す→劣化が気になって何か挟んでローインピーダンスにする方が良さそう→それに適した物を探しまくる

という一連の流れがありました。
そんな中、DIで愛用させて頂いてるAKIMA&NEOSからベース用ブースターが発売されていて、試してみたらすこぶる良かった。
ゲルマニウムブースターというもの。なんだこりゃ?
原音忠実なエフェクターとは程遠い、かなり変化するエフェクターなんだけど、その変化がめちゃくちゃ良い!

アン直が良くね?の状態からひたすら原音を変えないでエフェクターの音痩せは悪みたいな感じのモードにいた自分には衝撃でした。
ちなみにこれに近い衝撃はKAMINARI カールケーブルで受けたのだけど、その話は又。

というわけでエフェクターって凄いな!という初めてエフェクター手にした中学生のような感想から。
AKIMA NEOSの秋間さんはアーティストでもありビルダー。
自身がプレイヤーだからこそギターに限らずベースにも実際に必要な音ってのが作れるんだなーと関心してたんですが。
そこからの、俺も作りたい!そうなりたい!
になったわけです。相変わらずの飛躍的思考。

まぁその前にもHUMPBACKさんの所でネジの重要性や音を作る、製作するという姿にひどく影響を受けていたのですが。
だから実際時系列的にはブースター手に入れる前には作ってたかな?どうだっけ。

とにかくそうやって影響を受けて眠ってたパーツと本を引っ張り出してハンダゴテを握り始めたわけなんです。
ここまで長かった…

ちなみに本はこれ。

ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作【増補改訂版】 (シンコー・ミュージックMOOK)

そしてこちらが本を見ながら作った人生初号機AB BOX

ろくに計りもせず、本当は筐体のサイズが違うのに大体この辺でしょの感覚で穴開けたもんだからLEDとジャックが干渉して入らず。
仕方なく隣に空け直すという、いかにも初心者っぽい行動。
こちら中身。

うーん。これ作ったのそんな前でもないのに既に違いが分かるというか、まぁ全然駄目な配線なのが見てとれるわぁ。

スイッチに配線してるケーブルは芯線剥き出しだし(長すぎ)、LEDと配線の繋ぎ目が痛そうだし何より熱圧縮チューブも付けてない。この時持ってなかったのかな?かろうじてDCジャックにいく抵抗にはセロハンテープで雑に絶縁してる模様ですが処理が雑。

とまぁ初心者、最初に手探りしながらやったエフェクターなんてこんなもんだと思うけど改めて見ると中々。穴空けも致命的だし。

でもひたすらに楽しかった。それは今も変わらず。時間があれば作るか回路図や本みたりネットで情報集めたりして勉強してます。
だって音出た時感動したもの。すげー音出た!って。
あーだこーだ苦労が報われてちゃんと音出て、なんだ中々良い音じゃないかって。
それの繰り返しが今のエフェクター作りという趣味の原動力になってます。順次掲載していこうかな。

そしてこれからドンドン作りまくって現在の目標は真空管アンプを作る事。
並行して本に載ってるエフェクターはギター用が多いので、ベース用に改造していく事。

この辺が今のやりたい事ですな。
勿論演奏が楽しいからこそのエフェクター作りなので、なんか全然関係なさそうな点が繋がって線になってるこの人生。
いつまでやるかわかんないですが、未来の自分用に書き残していこうと思いました。おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?