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David Gilmour in Anaheim,1977

■Noir Tshirt 掲載のTシャツを見てきた

Keep Calm On Tee Schatz と言うことでTシャツとロック音楽についてお話ししています。
何度かここでもヴィンテージTシャツの価値価格がすごいことになっていますよという話をしているのですが、そういった背景もあってかこちらのようにロックTシャツだけ、しかも黒だけを集めた豪華な写真集ができるくらいになっています。
写真集出版のクラウドファンディングに少し出資をしたので、出版を記念して、実際に本に掲載されているTシャツが展示され実物を見ることができ、購入もできると言う催しがあったので行ってきました。
まぁ、本に掲載されているものを見るだけでちょっと感動モノのかっこよさがあったんですが、実物がずらりと展示されてるのを見たら、もうちょっと興奮してしまい、主催された的場さんと少しお話をさせていただいたんですが、もう本当の貴重なものばかりで、この辺のものになると半ば投資価値のあるようなものだと感じました。
そうは言ってもTシャツなので、手が出そうなものではありますので、復刻やコピーでも作られなさそうな本当にかっこいいTシャツ、ストラングラーズというパンクバンドの黒豹のTシャツがあるんですけれど、もう本当買約する寸前だったんですが、冷静になれと、どうしてこのチャンネルを始めたか忘れたのか?と、自分に言い聞かせて何とか踏みとどまったわけです。
本を作られた的場さんや関係者の方々、なかなか新しいことをやるには難しい時期だったので、大変なこともあったとお察しします。本当にかっこ良い企画の写真集、ありがとうございました。

■デビッド・ギルモアが着たピンクの豚Tシャツ

それでですね、この写真集ノワールTシャツに掲載されている、Tシャツにフロントにピンクの豚がプリントされていて、バックにもピンクフロイド、アニマルズとプリントされたTシャツがあるんです。 これはPink Floydの1977年のIn The Fresh ツアー、これはアルバム、アニマルズのリリースに伴うツアーなんですが、アナハイムの会場でデビッド・ギルモアが着用していたモノと同時期に作られた同型のものだと思うのですが、またそれに興奮したんですけれど。
Wornfreeのものフロントの豚の柄やバックの文字、忠実に再現されているんですが、普通インクプリントされたものです。

ただこちらに掲載されているもの、実際にはこの豚のプリント部分がフロッキープリントになっているようで、フロッキープリントと言うのは薄いフエルトのようなちょっと毛羽立ったような布ですね、その薄い薄いフエルトがインクの代わりに貼ってあるようなプリントなんです。フロッキープリントは70年代がよくあったものです。
私が子供の頃着ていたTシャツにもフロッキープリントのモノをよく着ていました。毛羽立った薄い布なので洗濯を繰り返すと毛が抜けて色が変色したり、プリントが割れたり剥がれたり、といったことが起こり、綺麗な状態を保つ難しいもののようです。
なので良い状態で現存しているモノが少ないんでしょうね。
そういったところがヴィンテージ物の味になるので、希少性も相まって残っているものの値段は高額になるんでしょうね。ましてやPink Floyd、デヴィッド・ギルモア着用と同型となれば…値段は恐ろしくて聞くことができませんでした。

もう一度、Wornfreeの復刻版を見てみると、このプリントの柄スーパーのお肉売り場にある豚肉の部位説明の絵のように見えますし、フロントには何の文字もないですから、何で豚?と思われるかもしれませんね。
ただ、こちらは黒地のボディーにピンクのプリントがビビットで、少しサイケデリックな感じもかなり良い感じです。
ピンクフロイドだからピンクって思う方もいると思うんですが、実際Pink Floyd関連のグッズでピンクを使っているものってほとんどないみたいなんです。先ほどお話しした当時モノのプリントはもう少し赤い色が強かったんです。経年による変色なのかもしれませんが、実際プリントされた当時はどんな色だったんでしょうか。復刻モノはそういうところを見たり想像したりできるのも楽しいですね。どちらにしても、この黒地に目を引くようなピンクの配色と、サイケデリックな感じが70年代っぽくていいです。さっきは肉屋のの部位明説明の絵だなんて言いましたが、ほんとにかっこいいです。Tシャツのデザインとしてかっこいいと思います。

■ウォーンフリーのTシャツ


WornfreeのTシャツは生地が割と細かい糸のものが使われているものなのか肌触りもサラリとして柔らかく着ていて心地が良いです。
かといって薄手と言うわけではないので本当に行きやすいですね。
オーガニックコットンを使っているモノもあるようで、本当にプリントから素材までTシャツを作る上で全てにこだわりがあり、哲学さえ感じられ、リスペクトをしています。お値段もお手頃で、Wornfreeと言うブランド自体、Tシャツへの愛が感じられて本当にいいなぁと思います。
オンラインで購入できるので、当然オフィシャルサイトには購入できるTシャツがずらりと並んでいるんです。それを一点一点クリックして拡大して見ているだけで楽しいです。どれも欲しくなるんですが、最初にこの3枚は買うってすぐに決まりました。
それぐらい欲しいものだったので、今でもしょっちゅう来ているのになります。
当時予算的に四枚買うことが出来ると言うことで、残り一枚枚。さぁ、どれを買おうか、もう相当迷いました。相当迷って購入したものを次回紹介します。


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ROCK&SOUL Tシャツ 「Worn Free」
https://www.wornfree.com

VINTAGE ROCK T BOOK「Noirshirt」
https://www.offshore-tokyo.com/2021/08/17738/


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