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家族についての話

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家族の話って、生活していてあまり人に話す機会がないので、身勝手な教育論や私生活を送る中で思ったことを文章にしています。
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記事一覧

スクラッチ。息子のハマっているプログラミング

8歳の息子、3歳の娘の2児の父親でもある者です。 最近、息子は『スクラッチ』というサービスにハマっています。 『スクラッチ』は、ぼくの理解でざっくり言うと、ブラウザで本格的なビジュアルプログラミングができて、作品公開を通してコミュニケーションもできるサービスです。 その機能を応用して、MAD動画的な作品も多く、ニコニコ初期のような中高生たちの表現の場としての盛り上がりも一部にあるように見えます。 ふと、作業をのぞいてみると、息子はこんな作品を作っていました。 小学生らし

【マイルール】 家族でイベント会議

これは自分がマイルールとして「やっていること」と「その効果」をまとめた自分のためのメモです。 マイルールはやりながら改善していくので、何度でもこの記事を書き直す想定です。 家族でイベント会議親がこどもにプレゼンをする機会 「こどもには提案力を養ってもらいたい」という言葉をよく耳にします。人のことを慮り、積極的に意見を言えて、その意見の伝え方をデザインできる人がこれからは大事である。その気持ちにはとても共感します。 ただ正直に言えば、そんな人間は自然発生的には現れないと

マティス展とうちの子

お盆中、東京都美術館で開催されていた「マティス展」にいってきました。 マティスの生涯の作品があらかたそろったかたちでの大規模な回顧展は、日本で20年ぶりだそうで。行ってみて、大変感動しました。 ひとつやりたかったことを達成することができました。それは『こどもと一緒に、アート展示イベントに行くこと』。 この記事では、「アート展示とこども」について自分の体験や気持ちを言語化にしてみたいと思います。 なんで、こどもとアート展示に行きたかったのかぼくは多摩美術大学を卒業しました

家族イベント会議のプレゼンターをはじめました

iPadのチケットについて文章化してみて、多くの人に共感してもらえて嬉しく思っている者です。 こどもが3歳の頃に目が悪くなり、四苦八苦しながらたどり着いたのが「iPadチケット」という方法論でした。こんなことが人の共感を得ることもあるのかと感動しました。自分の中で「iPadチケット」は、仕事に捧げているクリエイティブさをちょっと家族にも向けられた感覚がありました。 今回の反応に背中を押され、頭の中にしまい込んでいた家族へ向けたかったクリエイティブを2、3つ実行にうつし始めま

息子世代が楽しむコンテンツは、自分が体験したものとは違うものになりそう

月並みですが、こどもから学ぶことって多いなと思っている者です。 息子のコンテンツへの触れ方を見ていて、自分の世代との違いを感じることが多くあります。まず、息子の世代は生まれた時点で当たり前のようにスマホが存在していて、当たり前のようにフリック操作を覚えて、当たり前のようにYoutubeで情報や楽しめるコンテンツを探します。 この記事では、息子(2023年2月時点で8歳)を観察して気になったことを文章にしてみたいと思います。 息子を観察して気になったこと「かなり古いもの」

わが家では、こどもに『iPadチケット』を発行しています

昔から、オリジナルゲームを考案したり、仕組みをつくるのが好きな者です。 わが家は、iPadやゲーム機をこどもに与えることにポジティブです。理由は「最新のデバイスに抵抗なく触れれるのは社会に出てから有利だと思う」「今我慢して、20代くらいになってから爆発したようにハマって欲しくない(我々夫婦がそんな経験をしているので、遺伝的にありうる)」「家事する時に楽」という感じです。こどもにはデバイスを与えないほうがいいという主張の文章も山ほど読みましたが、一旦この方針を貫いてます。

こどもに夜の読み聞かせしたくて、買った本3冊

noteを一年頑張ってみるなら、憧れの「書評する人」に手を出してみようと思っている者です。 ぼくは、2児の父親で、長男は2023年1月時点で小学1年生になります。寝る前の読み聞かせをしていて、ちょっと前までは絵本でないと見向きしてくれない印象でした。しかし、気付くとプログラミングについての本を長いこと眺めていたり、家にある漫画(ワンピース)を45巻まで一人で読んでいたりと、「おやおや少し舐めていたかも」と思い直させられています。 この記事では、そんな最近の思いから息子の反