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poem 晩方

あがりっこ つけっぺが
(    灯りを つけようか )
日足の早い
晩方に
(   夕暮れの時に )
母と並んで
立つ流し
(   立つ台所 )

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。